analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

こうなったらフォノイコもちょいと。

2023-01-07 00:04:32 | PhfD‐3.2

差動増幅のプリにしてゲインが少し小さくなった。

なのでフォノイコで少しゲインを稼げないか?

段間のトランスの手前の12AU7に、カソードパスコンをつけてみようか。

 

過去記事を見直したら力のない音になった、っとあった。

そうだっけ?

パスコンを付けるのは簡単だ。

 

 

力のない感じになった。

U7の電流が15.6mAで内部抵抗が約5kΩとなるはずだ。

前のMJ誌を見直したら段間トランスの二次側から見たインピーダンスは

パスコン無しで1.45kΩ

パスコン有りで550Ω

とあった。

 

パスコン有りで550ΩということはU7の内部抵抗は5kΩ程か。

・・・いやいや、

 

力がないというのはこの真空管のrp5kΩと負荷のトランス一次側5kΩが合ってないのか?と思い、RIAA回路の後ろについてる600Ωの抵抗に300Ωを抱かせて200Ω(1/3)とした。

これでマッチングが取れるはず・・・

 

 

 

早速鳴らしてみた。

前の力が無い音よりは良くなったと思う。

けど、これって電流帰還あり(パスコン無し)の時と同じ音じゃねえか?

そんな感じだ。

ただ、もう一息の気のようなもする

これで音量(ゲイン)が上がれば良いのだが、それも感じられない。

ゲインと周波数特性測らないとだめなのかな?

 

あとは気になっていることを一つ。

段間トランスの二次側にはRIAA回路と600Ωの抵抗が付いていて、これこの抵抗が二次側の負荷を決めているのだと思う。

ならばRIAA回路のインピーダンスはどのくらい?

600Ωの抵抗に影響を与えないなら高抵抗?いやいやRIAAのインピーダンスは低いはずだ。パラでないならシリーズ?

そうか、数Ωだったら影響ないか。

RIAAが数Ωってあんのか?

 

 

 

電流帰還なしで段間トランスの二次側が1.45kΩということは、一次側12kΩのはず。

電流帰還ありで550Ωなら一次側は4.5kΩだ。

現状では負荷が1.7kΩ程。

どう見ても過負荷だが、音はこちらのほうが良いっぽい。

計算上は二次側抵抗600Ωにパラうのは300Ω(合成抵抗200Ω)ではなく600Ω(合成抵抗545Ω)位でいいのか?なんて思う。

この辺は実際に電圧を測ってインピーダンスを見てからかな、なんて思う。

 

20230101

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