analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

EL34PPmono 調整その17

2018-07-24 00:34:23 | MfD‐4 (Mullard)

Lchのカソード抵抗を500ΩΩから470Ωに変更したらB電圧が少し下がった。丁度手持ちに10W100Ω二本あったので。パラで50Ωにし、電源ドロップ抵抗75Ωをこれに替えよう。すぐ終わりそうだったのでRchのカソード抵抗と初段のドロップ抵抗を換えることにし、そちらのドロップ抵抗を換えることにする。配線もまとめて終了。

ここで電圧チェックをする。電圧が安定しないかもしれないので、EL34だけ新品にする。初段X7とU7は割と新品なのでこのままとする。

出力段プレートは400V、カソードは31Vで136mVとなり、ほぼ満足のいく結果となった。これで音出しをする。

 

Rchの出力段は391Vと若干低いが、鳴らしてみると音量の差は感じられない。むしろこちらの方が音が大きい程だ。

そして音だ。

音。

まっとうな音。カソード抵抗を500Ωにしたとき、低音が厚く鳴りバランスが取れたが、音が窮屈になった。これはイカンと思っていたが、今回カソード抵抗を470Ωにしたら、窮屈さが無くなった。声も変な抜けの悪さが無くなった。肉感が有り、それでいて余分なものが無い。クリスタルボイスに近付いた。広がりは前ほどは無いが、丸いホールに居るようなエコー感が良い。バックで鳴ってるなんか得体のしれない音がはっきり分かるようになった。未だに何の楽器かは分からないのだが・・・

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