analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

カートリッジを換えてみた その4

2018-07-01 00:37:23 | カートリッジ

EMINENTが勿体ないので代わりにDL103FLをSME312に取り付けようとしたら、シェルリードがカートリッジ側とアーム側でぶつかってしまい取り付かなかった

もし取付けるにはシェルリードのチップを改造しないとならない。諦めてTD-521のシステムのに取り付けることにした。

シェルはセイシンの物だ。そのままではカートリッジの全高が低いため、シェルの腹を擦ってしまう。そういえばDL103用のセイシンのスペーサーが有ったはず。取付けOK。早速鳴らす。

この響きは良い。もしかしたら回転シェルより響いている。回転シェルで響きを殺してしまっていたのかなんて考える。音離れも良く、音がしっかりした。無機質でそっけないと思ってたが、ほのかに芳しく鳴る。デンオンのカートリッジがだんだん良くなっていく。

やはり今までの評価は間違っていたのか?と思う。でも固定シェルにして、針摩耗のビビりみたいなものは若干出てるのでこの辺の評価は間違って無さそうだ。

いずれにしてもいま、TD-521のシステムが絶好調。

何故か?今まで何度もアーム関係の調整はやってきた。この音はアンプの音の違いではない。何というか、決まった感じがする。一個考えられるのは、以前サブプラッタを外そうとして失敗したことが有った。シャフトが持ち上がったとき軸受のシリンダが真空になりシャフトを引っ張り、思わずサブプラッタを放してしまった。「がちん」と音がして元に戻ったが、後に垂直軸受を見たら内側からサブプラッタのシャフトに押されて膨らんでいた。もしかしたらそこの変形が馴染んで今いい状態に戻ったのか?なんて思う。まあ、これぐらいしか思い浮かばず、他が原因かもしれない。

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