analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

SME312メンテ

2018-05-11 00:04:11 | トーンアーム

最近はアンプばっかりで、タンテ関係を弄ってないな。でも今はアンプが面白いから仕方ない。

そんな事を思いながらレコードを聴いていた。不意に左chの音が途切れた。「ん?」まあいいか。と片チャンで聴いていた。

今日、タンテをメンテした。アームとトーンアームケーブルの接触不良はキャビネットの穴が小さいと思い少し広げた。

アームを外してテスターで導通を測る。カートリッジを繋いだまま0.965kΩ。ほんとはコイルをテスターで測るのは良くないらしいが、まあ、良しとしよう。どうやらLcHが接触不良のようだ。しかしアーム側、シェル側単体で測ると問題無い。コネクタ部か。テスターを繋いだままアームとシェルを繋ぎ、ネジは締めないでクリクリ回すと導通が来た。

シェル固定ネジをきゅっと締めたら導通が来た。結構シビアなんだ、と思うと同時に、あんまり強く締められないな、とも思った。アームのネジが当たる部分が減っている。こんなとこ減ったら修理不能だな。ってか、このアーム、素人では手の入れようがない。壊れたら多額の修理費が掛かるか、おしまいだ。

オーバーハングを調整し音出し。

いま、シュアのTYPEⅤのJICO針(スタンダード)で鳴らしている。この針は最初きつい、歪みっぽく鳴る不良品か?思っていた。しかしアームを3012Rから312に変更したら嘘のように滑らかな音で鳴りだした。まあ、純正VN5xMRで鳴らしたときはレコードがCDみたいに鳴ってたが、今は特徴のない音で可もなく不可も無い感じだ。ただ、国産DL-8Aとかの後に聴くと妙なゆとりを感じる。SMEとSHUREの相性の良さを感じる。

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