analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

AX-1200の側板

2018-01-08 00:00:11 | AX‐1200

AX-1200の側板の化粧板が剥がれていた。これは中古で入手当時からで、はがして別の突板でも張ろうかとか考えてた。今回手放すことを考え、化粧板の補修を考えた。今回両サイドの張り直しをして、鳴らしてみることにした。どんな音だったかな~。張り直した方はラウドネスを利かすと右の音が消え、左は音が小さくなるがラウドネスが効かない。もう一機は一応完動なので、そちらに側板を移植した。

単体で鳴らしてみると、結構いい音で鳴る。多分DS3000を鳴らす最低基準の音だ。ヤマハ独特の凛とした音で、低域はソフトだが充分だ。これをBTLで鳴らすと良くなるんかい?なるんだな。

久々のWRC-α3FBAL。

ヤマハの鳴りは潜め、カチッとした音になった。一音一音がしっかりと、でる。うん、この音だ(ウンコの音ではない)。部屋の所為か、前より良いバランスで鳴る。カチッとした、空間に整列した、締まり切った音像。前に聴いたマドリガル社のプリメインのような痛快さは無いが、あれに次ぐスピーカーを押さえ切った音。値段のことは言いたくないが、プリメインのメイン部だけ使ってるとするとこの音は超ハイCPな音だ。これをパワーアンプで出そうとすると、どのクラスになるのか。まあ、マラツンのSM-11でどうか。この機種は使ってみたいが、上級のSM700を短期間で壊してしまったが使ったことがあるので抵抗がある。出来ればもう少し上の、SM700に匹敵するクラスの、サンスイB-2301Lか、アキュフェーズのP-500Lくらいのを使ってみたい。上と下がほぐれてない気もするが、久しぶりに鳴らしたので水分がまだ飛んでないのではないか。もう少し電源を入れっぱなしにしておこう。

自作真空管アンプを鳴らしていると、たまにこの力でねじ円を伏せるような音が聴きたくなる。そして真空管の音はなんかおかしい、と調整が始まる。まあ、この低音は真空管では出ないのに、なんかやってしまう。

後はこのゆるぎない脚(DK-5)が物を言っていのだと思う。ガタは無い。

コメント