analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

水平

2017-03-18 21:37:45 | アナログ

EL34PPmonoが一段落したのでタンテを調整しようと思う。雑誌を読んだら評論家諸氏が「水平」について結構気を使ってることが分かった。当たり前と言っちゃ当たり前なんだが。

ガラス板2枚をブチルでサンドしたものをタンテの下に置く。ここで、台の上に楓キューブを挟んで置く。そしてその楓キューブの上に皮シートを何枚か挟み、水平を取る。そしてTD-521を置き、TD-521のサブシャーシの水平を取る。画像は水準器をサブシャーシの上に置いているがタンテ上で水平を取った。

そしてアームのオーバーハングも合わせた。有効長307.3mm、実行長294.1よりオーバーハングを13mmとする。いつもは有効長・実行長で合わせるのだが、今回はこのカートリッジがメインではないのでオーバーハングのみとした。若干カートリッジの水平も修正した。


出てきた音は・・・。カートリッジにシュアV-15TYPRⅤxMRにJICOのノーマルタイプのスタイラスをつけているのだが、今まできつい、歪みっぽい音がしてたのは気のせいのようだ。MCには敵わない、などと思っていたが、なんのなんの、充分に鳴る。ホーンタイプのデリケートな音、それが今出ている。そんなことを言うとホーンを使ってる人は怒るかもしれない。でもいま、そんな感じの音が出てる。


解像度、透明感、広がり、エネルギーを重視してチューニングをしてきた。しかし、今、一番大事な鳴らし方、音を何のストレスもなく出す、とでも言おうか、それが今出来たのではないか。「いい音だー」という実感は無いが、もしかして凄いことになってるんじゃないか、という気がしてならない。


じっくり聴いてみよう。


ガラス2枚で反ったレコードを挟み、ファンヒーターの前で暖めた。加熱が弱かったか、完全には直らないがいい感じ。ディスクフラッタ、要らないかも。

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