analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

TAC-1その6

2014-06-10 00:59:58 | CfD‐2 (TAC-1イミテーション)

一人でやってるオーディオは独りよがり、とか聞く。そりゃ自分が良ければいいだろうと。自分のスピーカー、良く鳴ってるだろう?うんうん。と思いつつも低音が無いのは解かってる。低音を出すと中音にかぶり、クリアさが落ちる。すべては中音の為。

先日ロクハンを鳴らした。凄かった。私のDS3000がカタワに聴こえる。音楽の鳴らし方とはこういうのものか。DS3000、何か間違ってねーか?いま、TAC-1型プリの作り直しを計画中。一号機は本をコピーして使ったため、閉じてある内側はコピーがぼける。管球王国8号を開いて愕然、しかしもっと良くなるかも?と期待も。

出力に22kΩの抵抗が書いてあるではないか。作って4年弱。まったく間違った音を聴いていた。この抵抗が無いと出力インピーダンス0Ω?その為多分低音の無い高音寄りの音を聴いていた。時々プリやパワーをとっかえて聴いていたが、PPstereoアンプの方がマッチングが良いと思えてた。これは後でPPmonoのマッチングを取ってみよう、なんて思えた。それでも歴代プリよりは私好みな音だったのでそのまま聴いてた。

22kの手持ちかが無かったので取り合えず20k。音出し。うん。これか。これが故上杉さんの目指した音か。今までは壁の穴越しに聴いていたようでこじんまり。それが解放された感じになった。こう出てくると、クリアさ、抜けは余り気にならない。そうなればどうせもう一個付くんだからリファレンスにこれは残すんで、入力のフィルタも復活させよう。とろっ、と言う感じが少し、少し出てきた。こういう音の出方されると音質はどうでもいい。ただ聴いていたいと思える。

コメント