analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

AX1200BTL最後

2014-06-06 00:53:17 | AX‐1200

AX-1200を繋いでみる。まずはシングルで。良いかもしれない。マッチングで行ったらAU-α907iよりも、E305よりも良いと思う。低音は相変わらず出てこないが、フルレンジを聴いてるみたいな音に統一感がある。

なんていうか、定価のバランスが取れてないのに良いマッチング。この辺が複雑。が、しいて言えばsomethingが欲しい。ちょい聴きはあれ?あっさり。だけど単純比較では小さい差だが、譲れないものがある。これだったんだ。低音は出てないが、シングルと比べると、量感が無いだけでしっかり出てる。中音が張り出す。今までこのSPから出なかった音。基本は変わらないが、エネルギーか、出方が違う。胸が締め付けられる??なんと、古いレコードなので聴いてた当時の感覚が思い出された。思い出ではなく、当時聴いてた感覚。なんてこった。中音のバックの楽器の音が今まで以上にはっきり響く。もやもやや、にじみ輪郭のギザギザ?が無く、はっきりしっかりと鳴る。これが過去の記憶を呼び起こした?これぞ真骨頂。この位のアンプで鳴らすとDS3000もえばれる音出すと思う。はぁ~。BTLはモノラルになる。理論的にはインピーダンスが下がって出力4倍。同価格のステレオバランスアンプと比べても、負けないと思う。そう思うとプリメインアンプというのはCPがすごく高い。あ~これ書いててまた欲しくなったAX-1200。

で、慣らしもかねて繋ぎっぱなしで風呂へ。出てくると音が出ない。まさか?あーやっちゃったかも?VRのランプが点かない。電源切って再度入れても変わりなし。よく解からんが、ネットで検索、フューズが有るらしい。見ると切れてる。しかもただ切れるだけでなく、黒くはじけてる。10Aだよ?一度ばらすが、やめる。マラツンSM700の時もそうだったが、良く鳴った時のアンプは儚い。儚いといっても私が買うアンプが壊れやすいというもの。AX-1200も修理記録・故障記は見ていた。まあ、壊れやすい機器は麻薬的な良い音を出す、なんてのも言い訳だが、あると思う。80年代のマラツンも壊れやすいらしい。

それでAX-1200が一台になってしまった。BTLも良いが、これはSU-V7Aに任せようと思う。なんせシングルであの音。いくら代えがたい音が出るといってもSU-V7A程、シングル→BTLで飛躍的向上は無いと思う。

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