・・・最近は物忘れがひどく、google検索した。
だいぶ前、姉が「パヴァーヌって綺麗な曲だよ」って言っていたのでフォーレのを探して姉に「此れか?」、姉「・・・」。ラヴェルのだったらしい。最初のフォーレは小澤。何故かネヴィル・マリナー、アカデミー室内管弦楽団(画像)のも後に買った。これの中のマスクとベルガマスクのパストラルを好んで良く聴いた。パストラル・・・以前演った保科洋のパストラーレ・・・両方とも牧歌なんだへぇーと思った。この懐かしく寂しく不安になる曲がとても好きだった。
有る時この序曲、この曲冒頭から41秒のとこ、ヴァイオリンの高いパッセージで音が歪んだ(タイトルに付けてきた※)。丁度オーディオ弄りに一段落したとこで、他の音楽は心地よく聴けていた。部屋の共振?私の耳の大きさからくる共振?最初はそこまでのエネルギーが出て来るようになった、と喜んでいた。でもしばらくして、なんか心地良くない。フルートは良いのにヴァイオリンが・・・?同じアルバムでCDを持っていたので聴いてみる。問題無い?まあ、音はなまってるが、キツくない。このLP、何回も聴いていたのですり減ったかな?と中古でもう一枚探してきた(あほだ)。同じくキツイ・・・アナログに問題あるのか?と、以降フォノイコやらタンテやらスピーカーやら見直すことになった。
このマリナーという指揮者のLPは好んで集めてる。以前はベルギー出身だと思っていたが、U.K.らしい。スケールが大きい演奏をするわけではなく、柔らかい聴いてて脱力する(眠っちゃう)ような演奏と思う。U.K.、フランスの方の演奏が多いと思う。ベストではないがこういう演奏も有ると言う事でバッハなども良い。今は89才、画像を見ると年取ったなーって感じ。