※本記事は積極的に調整を推奨するものではありません。
不都合が起きても当方は責任を負いかねます。
押し入れの本を探していたらカセットテープのケースが出てきた。
その中に探していたTDKのカセットテープ FERMO が見つかった。
これで ソニー スーパーメタルマスター、マクセル METAL VERTEX、THAT’S SUONO が揃った。
そんな訳で前回レベルを確認したことを参考に、TC‐K555ESLの再生レベルを調整した。
https://blog.goo.ne.jp/soruboseinn/e/56eccacf7bf320aa3ec17291ce3ae53d
これにより再生レベルを上げてみた。
下画像の赤丸内の青い可変抵抗器。
こいつを回してみる。ふと、レベルメーターが合っているのか?と疑問になった。
本来は基準になるカセットテープでレベルメーターを合わせてから行うらしいがそんなもの持ってないし、そのあとはアジマスも調整してと大変だ。まずは聴感でやってみる。
(実際のレベルは動きっぱなしなので画像を撮ることは不可能。前回の画像がピンボケになったので、シャッタースピードを上げて撮ってみた。)
最初にA&D GX‐Z9100のレベルを確認。
そして555ESL.
最初2dB分ほど上げたが、まだ小さいようだったのでフルスケールまでメーターが触れるように結構上げてみた。
ヘッドホンでは分かりにくかったようなので、スピーカーで鳴らす。
ドルビーを入れても不自然な広域の押さえつけは無くなったが、少し歪むようだ。
色々なテープを掛けると、+10dBまで行ってしまい、振り切ってるようなので戻していった。
取り敢えずこんなもんか。
TDKのFERMOを掛けた。
このテープには、高校の先生のところで録音させてもらった曲と同じものを自宅で録音したものがある。
いわばEMT981とマンラツCD‐94LTDの勝負だ。
一切の虚飾を配した鋭い切れ込みの前者に対して滑らかな音色と膨らませた低域。
性能的には差はない、好みの問題だと思う。
以前ならCD‐94LTDを取ったが、今なら悩む。
久しぶりに聴けて良かった。
20210126
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