analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ARのスピーカーについて

2021-07-29 00:06:27 | AR‐4X

もう一回DS‐3000のミッドハイをチェックしようと思う。

 

代わりに鳴らすスピーカーはARの4Xというモデルである。

小型にしては低域が充実してて中々面白い。

大分古いスピーカーだが、元設計は更に古い。

ARの発案のアコースティックサスペンションというのは1954頃の発表らしい。

元は歪を取るための技術だったがその副作用?か、低音が小型の割に出るという事だった。

の低いユニットを吸音材のたくさん入った箱に入れる、と。

一気にたくさん売れたというが、そのうち「音が死ぬ」という評判が出た結果・・・。

強靭なユニット、という話もあるが、うちのはふわふわ。

センターキャップはメッシュのようで透けて見える。

分からんでも無いが、小編成の弦なんか聴くと良いと思うんだが。

その代わりどれも同じような音になる。

だからすぐ飽きる。そしてたまに鳴らしたくなる。

 

 

私のは4Xの「X」が付く改良型のようだ。

多分ツイーターを良いものに交換したのではないか?

音量上げるとクリアになるという何ともな?スピーカーだが全体に麻のシートで包んだ?イメージがある。

いやな音は出さない。

随分と練られた機種だと思う。

 

 

うちの個体はもうキャビネットがボロボロ。

裏板も触ると崩れる。

そのうち箱を作るか、とも思うが、ユニットが箱に張り付いてて鬼目ナットがネジに噛んで共回りして外れない。

もう箱を砕かないとならないな。

この時期の突板がなんか珍しいんだよな。

まあ、その時になったら考えよう。

 

二日ほど鳴らしてたら少し変わってきた。

柔らかいのが減ってきた。

例のキツいCDはこのスピーカーの柔らかい音と相殺してるのか、良い感じだ。

キツい一歩手前で響いてる。

 

音が死んでる?

私にはこういう音もアリ、って程度。

 

20210716


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