もうそのビジュアルだけで一度は食っておかねばならないと思っていた「鯵のサクサク丼（小田原丼）」。ようやく昨日対面できた。
小田原の『菜こんたん』というお店だ。最近はメディアにもたびたび登場している。開店時間の11時半ちょうどに扉を開けると、小綺麗な店内の半分ほどの席は既に埋まっていた。そして、後から後からお客さんがやってきて、あっという間に満席に。平日だというのに、すごい人気だ。
さて「鯵のサクサク丼」（1080円）。ご覧のように、鯵の天ぷら（フリッター）が立っている。というか、刺さっている。その名の通りサクサクで、口に入れると厚い身がフワッフワで美味。甘くて爽やかな印象のタレとの相性もいい。ご飯の上には白髪ネギ＆みょうが、それに青いものと生姜の香りも漂う。
真ん中は鯵のせんべい。カリカリに揚げてあり、それでいて魚らしさを満喫できる。
天ぷらなのに、さわやかに食べることができる素敵な丼だった。
1日10食限定らしい。
また、お吸い物のインパクトもかなりのもの。丸いものに覆われていて驚くが、大きな麩だった。時間と共に水分を含み、お椀の中に沈んでいく。ただし、食感はお麩というよりも、トロトロになったお餅のようで面白い。
妻が頼んだのは「海鮮サラダ丼」（950円）。こちらも爽やかな口当たりでおいしかったそうだ。
