湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ぶらり近代建築物採集

2008-05-17 23:15:47 | ぶらかま


今日は、これまで何度かトライしたのにその度にクローズしていた樹ガーデンでお茶するというのが目的。プラス例のに掲載されている近代建築を、いくつか見ることができればとペダルをこいだのだ。
お茶は満喫できたものの、市街地および住宅地は行楽客であふれかえっていて、実はなかなかうまく行動できなかったというのが正直なところ。それでも、思わぬところで掲載されていないステキな建物も採集?できたり。やっぱり散歩、散チャリは楽しいのだ。
上の写真は、若宮大路にある以前『ラルフローレン』が入っていた建物。前を歩いていると通り過ぎちゃったりするけれど、段かづらから見るとタメ息が出るほどの意匠だ(実は、それ風の新しいビルだったりして)。


実は横須賀線のホームからもチラリと見える『ニューカマクラホテル』。


屋根の上のサインがイカしてるんですよね。


これは見事。『鎌倉市長谷子供会館』。なんと明治41年(1908年)の建築物。


現在は締め切りになっている正面玄関の細工。


そして、側面も実に美しい。こういうのが好きなんですね。


これは、扇が谷1丁目にある巨大な洋館。というか、敷地が広過ぎて敷地内の移動にも車が必要!「SECOM」のステッカーが貼ってるところをみると、普通にどなたかがお住まいなんですね。すごいところだなぁ、鎌倉って。


由比ガ浜大通りの民家。やっぱりこういう庶民的なものが、ほっとします。

では、いつものように教会シリーズいってみましょう。その成り立ちから、どこへいっても教会は昔のまま残っていますね。


横目でチラッと見ているような窓がかわいい『鎌倉栄光教会』(昭和5年)。一軒家のレストランといっても通りそう。


鎌倉聖ミカエル教会。昭和8年の竣工当時とは、外観はかなり変わっているそうだ。


けっこう戻ってきて発見した『カトリック片瀬教会』(昭和14年)。完全にお寺のような聖堂(笑)。天使のモニュメントが異質な感じ。敷地内の司祭館は大正期のもので、こちらは海老名の温故館のような洋風だった。


こちらは、長谷子供館の近所で見つけた洋館。教会じゃありません。



人、人、人

2008-05-17 22:34:54 | ぶらかま


といわけで、下界はすごい人出でびっくり。
特に、小町通りや若宮大路のタテのラインがビッシリだったので、ヨコへ、ヨコへ。
そして、ウラへ、ウラへ(笑)。
それでも、やっぱりどこも人が多かったですね。自転車は、かえって不便だったりする。
なんだろ、今まで鎌倉へ行っていたときは、寒い日ばかりだったんだろうか。
とうぶん行楽地はパスですね。
いや、開店同時の『樹ガーデン』だけは、有り(でも、開いてない時があるんだよなぁ)




人が多いはずです。遠足の子供たちも。左手が『大佛茶廊』というこんな路地にまで!


古家具の『R』の前では江ノ電の保線区の皆さんが枝打ちや草むしりを。


その『R』の2号店が稲村ガ崎駅そばに。
「この駅は一番始めは踏み切りのところに、次はこの辺にズレて、今の駅舎が三代目」だと教えてくれたのは、右の小さなおばあさん(くれぐれもおじいちゃんではない)。U140ぐらいだが、あの故・笠智衆さんからも「チビちゃん」と呼ばれていたという。


聞けば、明治生まれの御歳96!R二号店の並びの奥の店の大家さんだとのこと。ガードレールに並んで腰掛けて古い話を伺う。「自転車だと、こんな細い道にも入ってこれるからいいね」なんて。しまいには「ウチに来い」と(笑)。一応警戒してほしいですねぇ。


天国と現実

2008-05-17 20:54:25 | B食の道


輝く緑と木漏れ日。
木々を、葉を揺らす爽やかな風。
あちこちからさえずる鳥たちの声。
そして、おいしい珈琲。
2杯目(笑)の珈琲を飲もうとすると、カップに森が映り込んでいた。

ここは、“天空のカフェ”と呼ばれている鎌倉の『樹ガーデン』。
長谷トンネルの脇にある入口から急な階段を上った先にある天国だ。
しかも、開店と同時だったので、なかなか次のお客さんが来ない。
こんなにステキな空間を独り占めだった。
自然のエネルギーが降り注いでくるようだとよく言うが、本当に気持ちがよかった。
のんびり本を読んでいたら、あっという間に時間が経過。
天国から鎌倉の市街地に下りていったら、すごい人出。
そういえば世の中、行楽シーズンだった。




1杯目はカフェオレ。と、アップルパイ。






この看板が、天国への階段の目印。