湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

色あせても輝いていた

2008-05-19 23:09:48 | 本郷後楽園昼休み散歩


東京ドームの北西方面に、凸版印刷のRを描くガラス張りの大きなビルが見える。
足を延ばしてみると、その周辺には印刷・製本関連の会社や町工場がひしめきあっていることがわかる。
ところが、驚くのは廃業してしまったところが多いことだ。
ITの進化で本が売れない時代になったことはよくわかる。でも実は、本づくり自体もDTP化、デジタル化が進み、これまでは当たり前だった工程が不要になってしまったなんてことがたくさんあるのだ(これは小石川の共同印刷周辺でも同様)。
こんな路地にある写真屋さんも、かつては業界人の持ち込むフィルムの現像やプリントで大忙しだったはずだ。

その店先に貼られたままの『FC東京』のポスター。


中央には“KING OF TOKYO”アマラオ氏が。
そして、よ~く見てくださいよ、左の方を。
そう、浅野哲也コーチ!
2000年だから、名古屋から移籍してきたシーズンですね(それにしても、「SEXY FOOTBALL」って)。
ん~このポスター、8年もの長きにわたり、風雪に耐えてきたというわけだ。いやぁ見事というしかない。
印刷技術が優れているからなのか、狭い路地のおかげで強い日差しや雨風が防げたからなのかは不明である。




東芝ストアーでありながら、松下電器販売店!


こちらは、いつもの『大曲 鈴や』食堂の「ドライカレー」(700円)。相変わらずご飯やわらかめだが、具がいっぱいで、食べてて笑顔になる昭和の味だ。