湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

甘い誘惑にサジを投げる

2008-05-16 23:32:58 | B食の道


アイスクリームは「バニラ」が好きで、雑じり気のあるものには、あまり触手が動かない。
でも、こんなふうに見せられると、つい手が伸びてしまいそう。
ハーゲンダッツの車内吊りだ。まさにパティスリーのケースように整然と並んだ『ドルチェ』シリーズ。二列おきにカップをひっくり返して中味を見せている。
もちろん整形し直して、いかにものスイーツ感を出しているのだが、これが奏功。300円オーバーだもんな、さすがにね、だいたい普通のハーゲンダッツとどう違うんだい、カップがちょっといい感じだけどさぁ、中味は一緒でしょ、ブランドだけじゃねぇ…といった懐疑的な一般消費者の心を、いきなりつかんで激しく揺さぶるのだ。
実は中身が違っていた。単なるアイスじゃなかったということ。手が込んでいた。高いなりの理由があったのだ。
それなら、頑張って買ってみてもいいかと思わせる。どうして早く教えてくれなかったんだとさえ思えてくる。そんな見事な広告だな。
しかも、4枚続きになっている。もうすでに、じゃあどれにする的な選択のプロセスに踏み込んでいる自分に気づく。
人間の弱さ、あくなき欲望につけ込んだ何というイヤラシい設計。
悔しいけれど完全に甘い罠にはまった。あとはハートがゆっくりと溶けていくのを待つだけである。

ついでに紹介しておくと、それぞれに置かれているキャッチコピーもイヤラシイ。

「パティスリーを極めた、ハーゲンダッツ」

「エスプリとエスプレッソをきかせた、ティラミス」

「美味しさに、美しさを重ねた、ミルフィーユ」

「めざしたのは、モンブランの最高峰」

ありきたりっちゃありきたりだけど、キレイにまとまってますね。
くっそー、ガマンできん!でも、健康診断前なんだよー。

5/16(金)の湘南ライナー

2008-05-16 21:34:59 | 今晩の湘南ライナー車内
9時半です。
乗車率は70%位。
車内の表示温度は24.8℃でした。

「この電車は、お休みになられている方がたくさんいらっしゃいます。大きな声でのお話などはご遠慮ください」
今朝のライナーでの車内放送です。
締めは「それではごゆっくりお休みにください」でした。
妥当なアナウンスかどうかはわかりませんが、500円以上のプレミア感があったのは確か。まるで飛行機に乗っているみたいでした(笑)。

地球を救うグッドサイクル

2008-05-16 01:09:52 | 湘南ベルマーレ


この日の日記でも書いたように、なぜ+1 FOOTBALLMATCHの発表記者会見が東京大学で行なわれたのか謎だった。
ところが、本日発売の『ブルータス』を読んで、それが明らかになった。
“旅人”中田英寿氏と“建築家”安藤忠雄氏との対談が、UTカフェがある東京大学情報学環・福武ホールで行われていたんですね。その中で、「記者発表会場を探している」中田氏の言葉を受けて、設計者である安藤氏が「面白いじゃないですか。ぜひやりましょう。私からも、大学に話をしてみますよ」と。
なるほど!
写真は、丸の内オアゾのピロティで開催されていた坂田栄一郎写真展「LOVE CALL ―時代の肖像―」で。

それにしても、+1 FOOTBALLMATCHサイトに載っているワールドスターズのモゥリーニョ監督のムービーとブルータス誌上のインタビューが同じ場所で行なわれているところが気になります。その流れでいくと、あんな選手やこんな選手も…なこたぁないですよね(笑)。

おいしいたいやきくん

2008-05-16 00:23:49 | B食の道


あの「およげたいやきくん」のモデルといわれている麻布十番の明治42年創業『浪花屋』さんのたいやき。M博士の出先からのお土産だ。
カラリとした表面と甘さを抑えた餡、厚過ぎないフォルム(でも全体に餡が行き渡っている)…個人的は大好きなタイプのたいやきなのだ。
やはり、長い柄のついた道具で一匹一匹焼いていくスタイルならでは。こういうのは老舗にしかない。つまり、東京以外では見かけないんですよね(あったらごめんなさい)。
おいしくいただきました。ごちそうさまです。

過去に食べたたいやきはこちら
若葉 根津のたいやき 柳屋