以前読んだこの本は、僕たち素人に近代建築をわかりやすく、また魅力的に伝えてくれる「新書」だった。
そして、こちら『近代建築散歩 東京・横浜編』(宮本和義・アトリエM5著 小学館刊2900円+税)は、タイトルの軽さの割にはズッシリとした一冊。本格的な建築関係の本が並んだ書店の本棚から引き抜いてみると、表紙に何ともかわいいイラストが。
もう、その瞬間に“買い”でした(笑)。
レコード(古っ!C Dでしょ)でいう「ジャケ買い」ですね。
これが大当たり! 旧い“近代”建築物をエリアごとに紹介。もちろん地図もついていて、タイトル通りのお散歩仕立てなのだ!
ということは、どう考えても、僕のために作られた本(笑)。
しかも、著者は写真家なんですね。ご自分で撮られただけに、一つ一つにコメントも入っている。実は、先日のここも、この本で興味を持った建物。
会社のある本郷をはじめ都内はもちろん、横浜、鎌倉、大磯、国府津、小田原なども網羅されているところが嬉しい。
このところ、枕元に置いて、夜な夜な昭和の散歩を楽しんでいるのである。
そういえば、ようやくこちらにもこれが。
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