悪質商法の手口を覚えておこう！～～～part３

石川県発行啓発冊子より

人間関係を利用する手口

〇デート商法
　　事例　　メル友の男性と何度かやり取りをするうち、直接会うことに。
　　　　　　するとデートの途中で宝石店に連れていかれ、「僕がデザインした」と高額な
　　　　　　ネックレスを勧められた。嫌われたくなくて、つい購入してしまい・・・

　
　　対策アドバイス
　　　★見知らぬ相手の誘いに、安易に出向いてはいけません。優しい言葉は誘いだすための口実で
　　　　相手の目的は高額な商品を購入させることにあります。
　　　★必要のないものはきっぱり断りましょう！

〇パーティ商法
　　事例　　近所の知人か料理教室を兼ねたホームパーティに誘われた。
　　　　　　料理の先生を囲んだパーティでは料理器具の半ビアもあり、
　　　　　　必要なかったが、その場ので雰囲気で効果あ鍋セットを買ってしまった。


　　対策アドバイス
　　　★知人の勧めでも、必要のないものはきっぱり断ることも大切です。
　　　　場の雰囲気によっては（無意識でも）加害者になってしまうおそれがあるので要注意！
　　　★消費者が展示会などの雰囲気に流されて契約する「催眠（SF)商法」もあります。


自宅を訪問される手口

〇点検商法
　　事例　　「無料で床下を点検します」と訪れた工務店員に「老朽化がひどい、すぐに補修が必要」と
　　　　　　言われ、あわてて高額な補修工事の契約。
　　　　　　後で、別の工務店に調べてもらうと工事の必要すらないと言われた。


　　対策アドバイス
　　　★無料や格安の害虫点検、水質点検、耐震点検などを口実に、高額な修繕工事などを勧誘する類似の手口が見られます。
　　　★「点検だけ」などとセールス目的を隠した訪問は違法です。
　　　★事業者のウソの説明によって結んだ契約は取り消すことができます。


〇かたり商法
　　事例　　「市役所のほうから来ました。この地区の高齢家庭に緊急通報システムの設置が義務付けられました」
　　　　　　と言われ機器を購入。あとから市役所に問い合わせると、そのような義務化はなく、
　　　　　　高額で購入した装置も役に立たない

　　対策アドバイス
　　　★警察署、消防署、水道局、電力会社、ガス会社、郵便局などと思わせ
　　　　商品やサービスを販売する類似の手口が見られます。
　　　★必ず名刺をもらって確認の上、その場で該当機関や企業に電話などで問い合わせましょう。
　　　　（電話番号は「１０４」で調べなおしてからかけること）



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今回の手口もずいぶん前からあるものですが、言葉巧みに近寄ってくるので騙されることがあります。

デート商法は、女性には男性の、男性には女性の呼び出しがあります。
見ず知らずの相手の誘いに安易に出向いて、命に危険がある場合や事件に巻き込まれてしまうなニュースになっています。
気軽に、簡単に相手を信用し出向くのはやめましょう。だますまでは優しいのです。本当に気をつけましょう。

パーティ商法は、「家を貸してくれないか」と頼まれたり、カルチャー教室の後
食事をしながら料理器具を販売するなどの例もあります。
きっぱり断るのはなかなか難しいですが、いらないものは断る勇気を！

自宅にいる時間が多い方を狙う手口では高齢者が狙われがちです。
点検商法は、自然災害の後、被害に便乗してやってくる場合もあります。気をつけましょう。

かたり商法も、昔からあるものです。消火器が有名です。
お産で留守にし戻ってきたら、町内で決まったからなどといって購入を促された例もあります。
今、火災警報器が設置義務化から１０年が過ぎ交換の時期にきています。
電力の自由化や水道の民営化など、法律が変わったことを利用して
商品やサービスを販売するので注意が必要です！

その場で契約せず、考えてから行動するようにしたいものです。

このような商法が双六で学べる出前講座を金沢生活学校では行っています。
楽しみながら、情報交換を行い、トラブル被害を防ぎましょう！

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