石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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女性の視点からみる地域防災講座開催される!

2019-02-18 10:18:08 | 日記
平成31年2月16日(土)10:30~16:00
石川県女性センター 2階大会議室

あいさつ 石川県女性センター館長 吉田朗子

平成27年度より、女性の視点からみる防災講座を開催している。
石川県では女性防災士が1000人達成し、目標2000人にむけて支援を行っている。


基調講演「地域の防災力に必要なものとは~被災・復興の過程から見えるもの~」
講師 (公財)せんだい男女共同参画財団 理事糖 木須八重子氏




体験談を聞き、追体験することで防災意識が身につきやすいとのこと。
今回は9つのエピソードから、自分ができることを考えてほしい。

エピソード1 「岩切・女性たちの防災宣言」 震災の起こる9カ月前にできた
        女性対象のワークショップで話し合ったことをまとめたもの

エピソード2 私たちはまだ大丈夫という人だって傷ついている。
       立ち直れる人は早く回復して、他の人たちに何ができるかを考えてほしい!

エピソード3 資生堂 ビューティ支援活動 
       日常そこにあったものが手に入らない。日常を取り戻していく事にも気を留めること!

エピソード4 仙台商工会議所女性部会 七夕を折る
       黙って手を動かす⇒その輪が広がる⇒口が動く⇒心が開く  被災者によりそう活動だった

エピソード5 支援の最後のセーフティネットを支えた区役所職員
       職員だって被災している中、保育所再開の決断を行う。支援する側に女性が必要。
       男女の差はなかったが、日頃の仕事の仕方で差がでた。

エピソード6 仙台市男女共同参画センター職員と市民グループ
       自分たちにしか出来ない支援とは何かを考え、洗濯ネットワークを作った。
       普段からの市民グループとの協働で実行につながった。

       10代の子どもたちやシングルの助成には支援の手が伸びにくく、我慢していることが多い


エピソード7 手仕事と女性たち
       設置された種解除を使って、手を動かして物をつくり、販売した。
       支援できないといわれる事が多いが、手仕事は回復する手立てになる

エピソード8 にしっぱら新聞 女性たちが仮設住宅新聞をつくる
       ちりちりバラバラになった地域の人、仮設住宅だけでなく、みなし仮設住宅にいる人たちに
       情報を届ける。2019.2月まで続いた

エピソード1プラス その後の岩切の女性たち
       宣言をしたものの、実際にはできなかったことをまとめあらたな宣言を作る
       今は仙台市の防災リーダーとして活躍中


ハードの面は進んできたが、「心の復興」には完了はない
前にすすむために大切に扱いたい!
かわりに生きることはできないが、自身が回復するサポートはできる!!

「よりよく生き延びる」本を発行


生活を支える力が重要。

ふだんやっていることがつながる。
いろいろな視点(気づくこと、人)が必要になってくる。

女性が参画する社会は、防災にも復興にも強い力をもつ!!
ふだんあなたがすでにもっていると気づいた力(共感力)を、地域の防災力としてアウトプットし続けてください。



ワークショップ「避難所運営を体験する~平時にできないことは非常時にできない~」
講師 北陸学院大学人間総合学部 教授 田中純一氏



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東日本大震災から8年たった。
その間に大雨、洪水、土砂崩れ、地震と大きな災害が起き、沢山の方が被災された。

どのこ地域でも「忘れられる」ことが一番つらいという。
前に向く力を後押しするためにも、共感力を高めたいものだ。

想定外のことが同時に多発したという中、教訓として引き継ぐことも大事だが、
いろいろな人が集まり暮らさなければならないということを想定し
普段から、いろいろんな人の立場にたって考えてみることが重要なのだ。

早く日常にもどるために、何ができるのかを色々な人の視点で考え
サポートすることができるように、地域での交流や訓練が必要とされている。

日々のつながりが大切だということが、改めて実感できた。

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小正月を祝ってお茶会で親睦を深める~~~松任生活学校

2019-02-18 10:02:27 | 日記
平成31年2月15日(金)13:30~15:00
松任公民館

小正月は富山では女の正月ともいわれ女性をねぎらう行事があるそうです。
お茶の先生にお願いして抹茶とお菓子をいただきながら交流会を行いました。

メンバー手作りのオレンジピールもお茶菓子に加え
美味しいお菓子とお茶をいただきながら、何気ない日常の話に花がさいたそうです。




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中谷会長と一緒にお茶とお菓子をいただきました。おいしかったです。ご馳走様でした。
県大会後、久しぶりに顔を拝見する方々がねぎらってくださいました。

楽しい雰囲気でたくさんのおしゃべりができたと満足そうでした。
お世話する役員の皆さんお疲れ様でした。

普段の話をしながら、生活課題を見つけていくというの生活学校運動のひとつです。
何気ない井戸端会議の中に、課題が隠れています。
お互いをねぎらいストレスを発散でき、次への活動の活力になるのならすばらしいことです。
メンバーが高齢化する中、こうして集まり顔を合わせ話をすることも
高齢者が安心して暮らせる地域社会づくりの一つと言えます。

高齢者だからこそ見えてくる視点もあるでしょう。
町のサービスが高齢者にとってどうあってほしいのかを話し合い
よりよいサービスへつなげていくことが大切ですね!

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