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春が行く (その13)



続いて15日深夜、高気圧がドーンと座っている夜は ついフラフラと星を撮りに出掛けてしまうのです。
大先輩のA先生が教えて下さった 兵庫県北端 城崎温泉近くの、来日岳(くるひだけ)へ向かいました。

初めて訪れたのですが 期待した様な360度の展望は無く、高い木々や電波塔に電線などが邪魔をして
北極星すらも見え辛い上に、直ぐ下に有る 城崎の街明かりが思いの外強くて 空が白んでいました。

まあ 初めて訪れる場所とは そういうモノなので、気を取り直して 撮影準備を始めます。
お地蔵様が並んで居たので それを入れさせて貰って 先ず1枚。



木々と電線の間から どうにか天の川も1枚。



星の撮影は早々に切り上げ、浜昼顔の花を撮した素敵な作品を 写友のA氏が発表されていた
浜坂のサンビーチへと移動。
此処で 先輩写友のK氏からお聞きした ハマダイコンの花を撮ろう… という狙いです。



海岸に咲いているのかと思いましたが 早朝散歩の方にお聞きすると、咲いているのは円山川沿い との事。
暫く 朝焼けの波打ち際でも 撮る事にしました。



綺麗な砂浜なので 波の引き際が実に美しく、波毎に表情が異なるので これは何枚撮っても飽きません。



円山川の河口付近へ移動、お~ 咲いてる咲いてる!
6時半頃では 朝日が未だ当たらないので、車中でいつもの朝食を取りながら 陽が廻って来るのを待ちます。



7時の円山川対岸(右岸)は こんな感じ、白く見えるのが全てハマダイコンで 正に大群生です。



アップで見ると 菜の花も点在して居て、アクセントになります。 良いなぁ… 。



対岸へ廻った方が良かったのかも知れませんが こちらの土手にも群生しているので
今回は こちら側で撮る事にしました。 一度に両方では撮れませんからネ。



丁度背の高い花に光が当たり バックの低い花達は未だ影になっている… という所を探して、撮って見ました。
ここもまた K氏のお世話になりました。 毎度有難うございます!


撮影一口メモ
写真1・2共、展望所は何処も木々が年々伸び 見晴らせる範囲が狭くなってしまって居て残念
写真6~10共、ハマダイコンは花期が1ヶ月程も有るそうで 撮りはぐれは少なそうだが、その分
   上の方の花は見事だが 同じ茎の下の方の花は既に落ちている…という状態になる様で
   全ての花が綺麗な株を見つけるのは至難。

撮影データ
写真1
 バルブ撮影 f5.6, 30sec 焦点距離=25mm ISO=1600
 画質=RAW WB=オート ピクチャースタイル=スタンダード MF 5DMk3 三脚使用
写真2
 600sec ISO=800 7DMk2
写真3
 絞り優先AE f8(1/50sec) 露出補正=-5/6EV ISO=200
写真4
 絞り優先AE f16(1/60sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=330mm ISO=800 WB=太陽光
写真5
 絞り優先AE f16(1/100sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=270mm ISO=800 WB=太陽光
写真6
 絞り優先AE f11(1/80sec) 露出補正=EV 焦点距離=50mm ISO=800 WB=太陽光 AF 手持ち
写真7
 絞り優先AE f11(1/60sec) 露出補正=-1/6EV 焦点距離=110mm ISO=200 WB=太陽光 AF 手持ち
写真8
 絞り優先AE f8(1/1600sec) 露出補正=-5/6EV 焦点距離=530mm ISO=800 WB=太陽光 AF 7DMk2 手持ち
写真9
 絞り優先AE (1/640sec) 露出補正=+1/6EV 焦点距離=80mm ISO=200 WB=太陽光 AF 手持ち
写真10
 絞り優先AE f11(1/100sec) 露出補正=0EV 焦点距離=200mm ISO=200 WB=太陽光 AF 手持ち      他は同じ

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