まだ二月ですが、本日から三月議会スタート。
にも関わらず、まだ12月議会の一般質問の報告が終わってない。
やばい。。。
というわけで、ちょっとペースを上げて、続けていきます。
よろしくお付き合いください。
でわでわ、早速はじめます。
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続いて、施設管理業務に関わる問題の第二項目、
夜間巡回警備業務の分離発注についてです。
学校・園施設等管理業務の委託金額は
昨年度の2億7225万8千円に対して、
今年度は2億6775万円と450万8千円減少しました。
しかしながら私は、適正な入札が行われれば、
契約金額は、もっと大幅に低下するはずだと考えています。
↓表⑥をご覧下さい。↓
表⑥:学校・園施設管理業務における契約内容・金額の推移の疑問点
先程も述べたとおり、今年度下期分から、
機械警備業務は学校・園施設等管理業務から外れました。
当然、学校・園施設等管理業務の委託金額は、
その分、安くなるはずです。
表④で示したとおり、双葉化学商会は機械警備業務について、
今回の入札では5年間で1億7220万円という価格を提示しています。
単純に考えると1億7220万円÷5年で
1年分の機械警備業務は3444万円。
下期からの実施なので3444万円の半額に当たる1722万円程度、
学校・園施設等管理業務の委託金額は安くなって然るべきだと
思われます。
加えて、夜間の機械警備業務同様、
学校・園施設等管理業務に含まれる夜間巡回警備業務の
巡回頻度見直しという要因もあります。
↓表⑦をご覧ください。↓
表⑦:夜間巡回警備業務の巡回頻度の推移
幼稚園では昨年・2011年度は年間366日、
毎日、夜間の巡回警備を実施していました。
ところが今年度の巡回警備実施日数は
172日と半分以下の実施頻度になっています。
また小学校・養護学校の巡回頻度は、
前年度の38日が33日に削減されています。
中学・高校でも閏年でなくなったため、
巡回警備の実施日数が前年の366日から365日にと
一日少なくなっています。
下期の機械警備業務を分離したことと、
夜間巡回警備業務の実施頻度を見直したことを除くと、
学校・園施設等管理業務の内容に
前年度までと大きく変わった点はありません。
である以上、学校・園等施設管理業務の委託金額は、
少なくとも前年度に比べて、
「1722万円+幼稚園等の巡回警備日数の変更により浮いた費用」分、
安くなるのが自然だと思われます。
にも関わらず、実際の契約金額の低下は、
わずか450万8千円に留まっています。
先ほどの質問と重複しますが、私は、この背景には
「清掃等の簡易業務から機械・設備保守や警備等、
多種多様な業務を一括で発注しているため、
全ての業務を一括で受注できる事業者しか入札に参加できない。
そのため入札の競争性が低下し、落札金額が高止まりする。」
という問題があると考えています。
こうした現状を是正するためには
業務内容に応じて委託業務を分割発注し、
入札の競争性を向上することが肝要です。
あわせて所管の枠を超え、
まとめて発注することによってスケールメリットを追求することも重要です。
それでは以上の内容を踏まえて、三点質問します。
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というわけで、次回は具体的な質疑の内容など。
でわでわ失礼いたします。