一昨年の12月議会での一般質問で、
「学校が漏水等に気付いていないため、
無駄な水道料金を支払っている可能性がきわめて高い」
という趣旨の指摘を行いました。
(詳しくは、↓こちら↓の左側をご覧下さい。
http://www1.ocn.ne.jp/~shigi/report/13b.pdf )
で、今回は、その検証結果をば。
私が指摘した後、担当部署は漏水調査を行い、
漏水が発見された箇所については修理した上で
○漏水が発生した場合、早期に発見できるようにするため、
夜間・流量調査を月2回実施
○過去の私用水量と比較する形でのチェックを2ヶ月に1回実施
といった対応を学校で行うようになりました。
そもそも、「これまで、そんなこともやってなかったんかい!」と
つっこみたくなるようなことではありますが。
少なくとも、これで、これまでのように、
「大規模な漏水が発生していても、学校側では、
まったく、なにもきづいていない」
というような信じ難い事態は、起こらないようになったはずです。
というわけで、2008年度決算の数値も出たことなので、
自分が指摘した内容の結果を検証してみました。
指摘を行ったのは2007年12月。
なので、指摘前の2006年度と指摘後の2008年度の水道料金を
比較してみたところ、↓このような結果↓が出ました。
----------------------2006年度-----------2008年度-----------対2006年度比
小学校合計----254,887,343円----239,729,601円----15,157,742円の削減
中学校合計-----99,764,955円------92,297,255円----7,467,700円の削減
つまり、小中学校合計で、
年間の水道代・約3億5千万円のうち約2300万円が削減された、
というわけです。
基本的には、にらんだとおり。
しかし、なんちゅう、もったいない話や。。。
ただ、この話、
○学校の規模と水道料金を個別に見ていくと、
どうにも納得しかねる事例が多い
○水道メーターが大まかにしか設置されていないため、
箇所ごとの利用量が不明
(唯一、細かく水道メーターが設置されている用海小学校の事例によると
概ね、プール・給食室・その他で水道の使用量は三分されるようです。
ただし、この事例も信用していいものやら、どうなのやら。)
といった問題があります。
というわけで、まだまだ詳しく調べていく必要があると思っています。
今後の展開に乞う・ご期待。
やっぱり、まだまだ、おかしいところが残っていると思うんですよね~。
というわけで、今日はここまで。
それでは失礼いたします。