西宮市議会議員 しぶや祐介の活動日記

「子育てするなら西宮」「文教住宅都市・西宮」「住み続けたいまち西宮」の実現を目指す西宮市会議員のブログ。

待機児童問題 ~余話として~。 ④

2009-11-16 19:02:58 | すべての人にやさしいまちを実現するために

散々、やきもきさせられましたが、土曜日の天気は、見事晴れ!
お陰さまで、無事、いつもポスティングしている区画全体の約半分まで
終了できました。
残りは来週日曜日に配布予定、
ということで予定通りの進捗状況ですな。
やっぱり、日頃の行いがいいからや!ということにしておきますかね。

それはさておき、何回かすっぽかしてしまいましたが、
ようやく、ゴールが見えてきた、このテーマ。
前回は、
『子育て支援は、家庭の形や働き方といった、
 個別の事情によって制約されるべきではない。
 むしろ、「子育て」という人生の一大事業に対する対価として、
 全ての世帯に平等に経済的支援を行うのが望ましい。』
と私が考える前提となっている、
「子育ての形によって大きく異なる、行政からの支援の格差」
について書きました。
繰り返しになりますが、私は、やっぱり、このような現状は
あまり好ましいものではないと考えています。

というわけで、これまで述べてきた内容を踏まえての、
ここからが具体的な提案です。
あくまで例えばの意見ですが、私は、
「各世帯に対して、子供一人につき年間100万円を、
 子供が小学校に入学するまで無条件に支給するので、
 あとは、ご自分の好きになさってください。
 保育所に子供を預けてフルタイムで働くのもよし、
 幼稚園に預けるのもよし、ずっと保護者がついているのもよし、
 それは皆さんが、ご自由になさってください。
 そのかわり保育所とか幼稚園の費用は、100万円の中から
 (不足する場合は上乗せして)、負担してください。」
という仕組みが、一番、シンプルで分かりやすいのではないかと
思っています。
どないですかね?

これなら、子育てを行う全ての家庭が、
自由に必要な保育サービスを選択できるようになります。
働き続けたい保護者は、育児サービスを購入し、
手当だけで足りない分を自分で負担したうえで、働き続けるもよし。
じっくり子育てしたいという保護者は、育児に対する対価として
手当を満額受け取るもよし。
どうしても公立にこだわりたい方は、そうするもよし、
それ以外の選択もあり。
実際問題として、家族構成も、それぞれの方々の働き方も、
どんどん、多様化が進んでいます。
そうした状況に対応するために!ということを考えても。
こうした自由で、本人の選択に基づく公平な選択を可能に
することこそが、
公正・公平かつ効果的に、子育てを支援できる施策だと思うのです。
ただし、最初に書いたとおり、これは、市レベルでどうにかなる話では
ありませんが。

というわけで、ようやく、ゴールにたどり着きました。
お付き合いいただき、ありがとうございます。
ほんとは、前の日記で書いた、
 ②いわゆる出産適齢期前後は、総じて、
   業務的負荷が重い上、キャリア形成上の重要な時期でもある。
   その時期に長期間、職場を離れることは、
    ・他の方に与える業務上の付加
    ・自分のキャリア形成に与える影響
   といった点からも、ハードルが高い。
といった点について、続きを書こうかな~、と思ったりもしていたのですが、
この話も、非常に長くなりそうな気がするうえ、
どのみち、市単独ではどうにもならない話ばかりなので、
書くのはやめておくことにします。
また、気が変われば、続きを書くこともあるかもしれませんので、
その際は、よろしくお願いします。

さあ、このお題はここまで。
今日は息子の誕生日。
お祝いのため、ちと早いですが、あがらせていただくことにします。
それでは、今日は、このへんで。