The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

アジアは脱貧困と平和を望んでる

2015-05-03 06:14:20 | Weblog
アフリカへの援助や支援の必要性を否定はしない。だが、自分たちが住む地域、アジアをまずは脱貧困と平和を実現することにアジアの先進国は優先して集中するのが先だろう。そのためには武器の売買を禁止し、必要な武器については、すべて公開して売買する。テロ組織をできるだけ阻止する。武力による民主主義実現は、武力によるイデオロギーに勝つことはできない。なにせ軍事政権が簡単いクーデターを実現できるからだ。これではいつまでたってもアジアに平和は訪れない。何度もいろいろな会議が開かれているのに、アジア諸国では未だにクーデターやらが当然のごとく起こる。そういった国の民もインターネットを使える時代にだ。悪政とか、独裁政権とかで、民が虐殺されているのであれば、どうするのか。難民といって、民は自国を捨てて逃げ、他国はそういった難民を受け入れる。だが、受け入れる国に経済的余裕がなければ、受け入れた国の民もまた貧困者も増えて行く。なにせ難民は年々増え、彼らは言葉も違うとなれば、経済自立できるだけの収入を得ることもできないのだから社会保障で支えるしかない。そうなると受け入れ国側に余裕がなくなれば、どこにしわ寄せがくるのか。

麻薬運び屋として、法的処罰で死刑宣告は増えている。だが、これに対して国連総長は内政干渉を堂々とやった。
すでにこの時点で国連の中立性は失われる。本来、国間での問題解決をより複雑にしたに過ぎない。今のインドネシアは民主主義を実行し、憲法を持つ。日本国は麻薬犯罪者に甘い国だが、アジアには麻薬犯罪には厳しい国が多くある。シンガポール、マレーシア、インドネシア。問題は麻薬運び屋に死刑は不適切な刑罰という点だろう。アジア内で未だに犯人引き渡しですら条約を無視して実現できない国も日本国の近隣にある。死刑について、今こそアジア全体で議論する時期ではないのか。また、麻薬犯罪に対しても国を越えて、撲滅を目指した協力も必須だ。
そういった動きすらないアジアは本当に平和を脱貧困を目指すのか。

アジア諸国では子供たちの売春、奴隷のような労働が未だになくならない。この背景には貧困がある。だが、不思議なのは親はどうして稼げないのか。経済活動は、果たして人間を幸福にするのだろうか。毎日食べて、雨風しのげる家があり、寒さをしのげる服がある。それなら別に金の必要性はないのではないか、とあるアジア人が言った。確かにその通りだ。だが、自分や自分の家族だけならそれでいいが、障害や疾病のために食料を自給できない
人はそのまま見殺しにするのか。災害や事故で怪我した人も見殺しにすればいいのか。子供を失った高齢者は見殺しにすればいいのか。自分が投げかけた問いだ。答えはない。社会を形成する意味は、日本のお互い様概念と近い。助け合うシステムは、自らも恩恵を受けられる。それが地域社会のルールや税金というシステムだ。問題はここに宗教、思想や習慣が違う人が混成している場合だ。価値観の基準が違うから、簡単には話し合いしても治らない。だが、同じ国、民族、宗教、世代、性別だとしても、価値観の基準は違う。その幅が違うだけで、やることは同じで、あきらめないで話し合いを継続していくことだ。そのためには自分たちが持つ固定概念や習慣の一部を捨て去る覚悟も必要だ。捨て去る価値観とこれから得る成果を計りにかけて考えていくしかない。
武力で解決することは難しくはない。だが、それはいつでも武力で状況を転覆できることを認めることだ。平和を望んでも長期的な平和は訪れない。

中国、香港、台湾と日本。争っていったいどんな利益を一般民は得られるんだろうか。まさか、勝利した国の国民は労働せず、負けた国の国民に働かせて暮らせるとかなら、自分は戦争は悪とは考えない。そんなことが現代の世界で許されるのなら、どの国でも喜んで戦争し、勝利を目指すだろう。人道重視というのなら、今と同じように働いて、休日もあって、賃金も得られていればいい。あとは税金という名目で金を集めればいいだけだ。いっそ、貨幣経済を廃止し、食料を金銭代わりに配給すればいいのかもしれない。さて、本当にこういった世界をみんな望んでいるのだろうか。中東は宗教が影響するので、事情がやや変わってくる。宗教は生きる上で食料以上に不可欠な条件だからだ。ただ、これが政治だとか、道徳だとか、習慣へと深く影響しているとなると、変革するのは簡単ではない。だから、アジアにおいて、話し合いができる国として中国、香港、台湾と日本としたまでだ。朝鮮半島はまだ戦時中であり、内乱が治らない限り、話し合いに加える意味はない。戦時中なのでまずはそういった内乱の問題を解決するために集中してもらう方が、アジアの平和や脱貧困に貢献となる。

日本国の首相が述べた言葉には、日米関係の絆によるアジアにおける平和実現がある。平和とは脱貧困も含まれる。少なくても働いて食べることができない国の大半は、内乱などの戦争が原因だからだ。独裁政権といってもすべてが悪い訳じゃない。立憲政権へ進化すればいい。ポイントは一般民の貧困からの脱出だ。貧困を支えるために麻薬売買による利益を認めないようにしていくことも重要だ。麻薬は必要な薬品でもある。だが、違法売買については、徹底して国を越えて取り締まる。これもアジア諸国で協力して実現できる第一歩でもある。あとはこういった麻薬売買利益がテロ組織などに流れないようにキャッシュフロー監視にもアジア諸国で協力する。
簡単ではないだろうが、やらなければいつまたっても何も変わらない。こういった運動こそ、アジアの平和を望む一般民からやっていかないといけないと自分は思う。そういった意味ではそろそろ日本もアジア中心の問題にもっと目を向け、解決するためのリーダシップをとってもらいたい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本の首相による英語で米国... | トップ | 憲法議論をするのなら、まず... »

Weblog」カテゴリの最新記事