The Last ward from Southen Cross to my future

目の前にある林檎は本当に林檎なんだろうか。その林檎は腐っているから林檎だって気づかないだけかもしれない。

豪州で慰安婦像設置を人権侵害で訴えた日系団体へ脅迫状が届く

2016-12-19 15:16:22 | Weblog
http://www.sankei.com/politics/news/161219/plt1612190005-n1.html

日本だと人権侵害という状況が社会的にどれぐらい重いかわかりにくい。理由は人権を訴えるのがいつも極左翼組織や団体だからだ。しかし、豪州は違う。そういった状況で、今回日系だか日本人だかの団体がやったのは、この人権侵害を訴える方法。何故、訴えるのなら、慰安婦に対しての情報の真偽を問う手段を使わなかったのか。たぶん、元慰安婦がここに生存しているからだと思う。彼女のドラマや手記はほぼオーストラリア人ならよく知っている。その事実を虚偽とするだけの証拠を彼らが持ってないのなら、こんな人権うんぬんなんて誰も信じない。おまに韓国との揉め事をここでやるアジア人という見方は強くなっていくばかりだ。何故なら、日本側のこの団体は、子供たちがいじめられる、という割に事実としての件数や詳細を一切記者会見で発表しない。確か米国でも同じ。被害にあっているのなら、それを堂々を発表するのか、はたまたいじめとして堂々を裁判で争うのかすれば、事実への追求としても価値は出てくるのだろうが。

現在、ここではイスラムフォビアといって、イスラム教徒へのヘイトが活発化している。難民の犯罪が増加しているからなのか、と言えばそうではない。むしろ、難民以外の移民による犯罪の方が凶悪化しているらしい。ならばどうしてかと言えば、ISへの参加や国内でのテロによる殺傷加害者がオーストラリア国籍を持つ人たちだったからだ。同時に彼らはイスラム教徒だと言っている。当然、他のイスラム教徒からすればいい迷惑なのだ。イスラム教徒たちも派によっては綺麗な色や模様の布を使っているし、黒いままといろいろいる。だが、ラマダン開けの会食では踊ったり歌ったりと私たちと同じように楽しんでいる。ボランティアにも参加している。それでも、彼らへの嫌悪は日々増加している。こういった背景で、先のアボット首相が18Cの変更だったか、破棄だっかを訴えたことで、人権組織などが大騒ぎした。もう一つの背景は、ボートでやってくる難民たちを本土ではなく、PNGやほかの場所に収納し、その環境が最悪だったこともある。このボート難民とシリアなどの難民は別な人たち。ボート難民の多くはロヒャンギ、アフガニスタンからと言うが、国籍となるとイランなどいろいろな人がいる。難民キャンプは水すらないような状況だそうだ。生きる為に放浪し、ボート難民という手段をとっている人が多いそうだ。

さて、彼らが全部イスラム教徒か都いえば、違う。それでも世間はこのボート難民をみんなイスラム教徒だと思うところがまさにメディアが正しく報道してない証拠。まあ、こういったいろいろな事情で人権については、大変シビアな情報なところに、どうでもよい慰安婦像うんぬんによる人権侵害。そりゃ、ベテランと呼ばれるおじいさんやおばんさんだって、「日本はどうして自らの誤りを認めない。」と言われても仕方がない。なにせ、ここに生きている元慰安婦はカトリック信者で学生だったのに慰安婦にされたからだ。少なくてもインドネシアにおいて日本軍はここの慰安婦を知っていたはずだが、彼女をそこから救い出すこともしてない。関与うんぬん以前に、現地を納めている日本軍は外国人の少女の訴えすら聞かなかったのは事実。これに対して、すでに裁判で結審というが、カトリック信者の少女が売春させられた事実による深い痛みと傷は消えない。これは金の問題ではどうにもならない。脅迫状をもらったというが、誰もが彼らに対して抱く感情は脅迫状以上に憎しみを造成するだろう。なにせ、被害者側の事実が一切公表されないでの人権侵害なのだから。

たかが像と似非文言でいじめられたならば、事実を公表するのが当然だろう。それすらしないで人権侵害で訴えたところで、日本人も日系も日本びいきのAussieさえ、支援などできるはずがないのだ。朝鮮半島への恨みで訴えた日本、と言われる側こそ、人権侵害でかの団体を訴えたいものだ。もしかしたら、そういった動きもある可能性は否定しない。

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