あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

瀬戸内シーカヤック日記: とびしま海道でキャンプ&シーカヤック

2020年08月29日 | 旅するシーカヤック
金曜日は、早めに仕事を切り上げてマツダ6で『とびしま海道』へと向かう。

今日は、とても空気が澄んで景色の抜けが良く、絶景の芸予諸島である。

まさにこれぞ、芸予ブルー。

島に到着したが、当初テントを張ろうと思っていた場所は残念ながら今日は使えそうにない状況だったので、以前使っていたキャンプ地へ移動。

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ここは、夏の厳しい日差しを遮るものがなく、残暑とは思えない今日の暑さでは、定年も指折り数えることができるくらいに高齢化した俺は、日射で体力を消耗しそうな感じ。
クルマに積んでいるものを思い起こし、『さて、どうやって日を遮ろうか?』と思案する。

『スペースブランケットがあるから、あれをタープ代わりにできそうだな』
『片方はクルマのキャリアを使えばいいが、そのままでは反対側が下がりすぎるなあ。。。 そうだ、パドルを使えばなんとかなるかな!』

というわけで、色々考えてセッティングしたのがこの状態。

ソロキャンプを楽しむには、十分な日陰を確保できた!

今日のテントは、モンベルのムーンライトⅠ。

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応急手当て的に張った、なんちゃってタープの下に座り、少し遅めのお昼ご飯。

一仕事を終え、海辺のキャンプ地で昼から飲むビールのなんと旨いことよ!!!


時々、海に浸かって体を冷やし、上がってはビールをグビリと飲み、海を眺め、本を読み、ラジオを聞く。
最高の週末である!

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夕方になると、晩御飯の準備。

今日も、家から持参した食材を使って簡単な食事である。

日没前後のこの時間帯が、俺がキャンプで一番好きなひと時である。


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夜は、フライシートは張らず、星を眺めながらメッシュの扉を吹き抜ける涼しい風を感じながらの就寝。
朝起きると、今日も晴れ。

朝の穏やかな芸予諸島を眺めがら、まずは朝のコーヒーを楽しむ。

朝食は、いつものうどん。

今日は、卵&ネギたっぷりのうどんにしてみた。

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朝は、この夏最後のシーカヤック部活動。
今日は、職員さん3人と高校3年生と小学6年生の男の子の部員2名。

高校生は、もう何年も一緒に漕いでいるベテランである。
彼は、昨年シーカヤック部の活動で行った島でのキャンプ&焚き火が気に入ったようで、大人になってもキャンプを楽しみたいと言ってくれた。
『俺のシーカヤック部活動が、少しでも子供達の夏の想い出に貢献できているのかなあ』と思うと、最高に嬉しいことである。

そして6年生の男の子は、以前タンデム艇で参加してくれたのだが、今日はシングル艇を漕ぎたいとのこと。

挨拶を交わし、準備体操をして、海に漕ぎだす。
俺はマウスシールドを付け、いつも以上に距離を確保して、安全をチェックするとともに声をかけて状態を確認していく。

海の状況が最高に良かったので、今日も島に渡ることに。
6年生の男の子は、初めてのシングル艇で、初めての島渡り。
プチ冒険でワクワクのようで、漕いでいる最中も最高の笑顔。 とても楽しそうである。

島では日陰のある浜に上陸。

職員さんも、部員達も、ライフジャケットと着たまま海にプカリプカリと浮かび、楽しそう。

『じゃあ、そろそろ戻ろうか!』

***

金曜日は午後から誰もいないスポットでキャンプを楽しみ、土曜日は今年最後のシーカヤック部の活動で島渡りを子供達と堪能した。
最高の休日である。

『浮世の難しいしがらみは、あっしには関わりのねえことでござんす。 御免なすって』

風の吹くまま気の向くまま、フラリ風来坊・生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来週はどこ行こう?
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