2018年12月29日(土) 正月連休に入り、今日からは家族を残して二泊三日の湯治旅。
行き先は、かなり前から年に何度も通い、勝手に第二の故郷と思っている俵山温泉の『たまや旅館』さん。
俺は、お気に入りの場所や宿ができると通うようにしている。
何度も訪問することで、その場所をより深く知ることができることに加え、訪問先の方にも俺の過ごし方のスタイルを理解していただけることで、より一層そこに滞在する時の快適度が向上するからでもある。
以前は、しまなみ海道の生名島にお気に入りのキャンプ場ができ、大変お世話になった管理人さんとのご縁もあって、それこそ10年間、毎年何度も通っていた。
残念ながら数年前に、そこの管理者が変わってしまい、使い勝手が悪くなってからは、通うこともなくなってしまった。
***
この俵山温泉の『たまや旅館』さんは、ご主人も奥さんもとても気持ち良く適度な距離感でお世話をしていただける上に、何と言っても料理が美味しいので、お気に入りの定宿とさせていただいている。
大谷山荘の音信も、5年前からお気に入りになり、毎年のように通ってはいるが、さすがに年に何度も通えるほどの余裕はない。
でもこのたやまさんなら、リーズナブルな料金であり、年に何度も通うことができるので、リフレッシュしたくなった時にはここと決めているのである。
そして何度も通っていると、妻と訪れる時の広い部屋から、独りでお世話になる時の部屋まで何度も見慣れた景色になるので、これはこれで、まるで田舎の親戚の家を訪れた時のように懐かしい感じになるのだ。
また、いつもの週末ならシーカヤックや自転車を漕ぎ、キャンプをして、簡単料理でビールを飲むのが楽しみなのだが、この宿にお世話になる時には、長門辺りの観光地はほぼ回っているので、それこそ何もせず、ただ温泉に入り、部屋で本を読み、音楽を聴き、ビールを飲んで昼寝をするだけといった、何もしないことを楽しむというのが、最大の楽しみなのである。
そして、俺のそのような滞在スタイルを宿の方も理解していただいているので、何も気を使うことなく、快適に過ごすことができるのだ。
***
大雪の予報の中、朝6時には家を出る。
『行ってきます』 『気をつけて』
今日は時間に余裕があるので、スタッドレスを履いたロードスターで下道を走る。
途中の峠では、何箇所か雪が残っていたが、何の問題もなく湯本温泉まで到着。
まだ少し時間があるので、大寧寺を散策。
既に、新年を迎える準備が整いつつある。
雪が残る、誰も居ない静かな境内を散策。
***
良かったこと、辛かったこと。
様々なことがあった一年を振り返り、来年一年を見守っていただくことを、真摯にお願いさせていただいた。
***
たまや旅館さんに到着。
ここではいつも、チェックインより前にクルマを駐車場に停めさせていただき、宿泊者専用のフリーの入浴券を購入して、お昼から温泉に入るというのが俺の定番。
『こんにちは。 今回も、またお世話になります。 よろしくお願いします』
いつもの見慣れた通り。
年末は人が多いとのことであるが、この時間はまだ閑散としており、静かな温泉街。
***
まずは町の湯さんへ行き、専用のペットボトルに温泉を購入。
ここでは、このペットボトルを購入しておけば、100円で飲用のお湯を分けていただけるのである。
宿では、お酒を飲みながら本を読み、チェイサーとしてこの柔らかい温泉を飲むのが至福の一時。
***
最初のお風呂は、ぬるめのお湯がお気に入りの白猿の湯へ。
ヌルリとしたアルカリ泉に浸かり、のんびりまったり。
お昼ご飯は、この施設内でいただくことにした。
今日は、ビールと唐揚げとポテトフライ。
『グビリ、グビグビ』 『プハーッ、美味い!』
やっぱり、お風呂の後はビールだよなあ。
***
1Fにある施設で、これまた大好きな『ゆずきち』を購入。
焼酎にこれを絞って飲むと、これまた最高なのである。
宿に戻ると、kindleで本を読む。
今日は、宮本常一の『日本文化の形成』
***
しばし昼寝をし、再び温泉に入り、晩御飯の時間を待つ。
午後6時になると、部屋でご飯をいただける。
今日も、美味しい料理でビールをいただいた。
『ごちそうさまでした』
しばらく休憩し、再び温泉へ。
ここ俵山温泉は、西の横綱なのである。
夜の温泉街も、独特の風情があってお気に入り。
各宿では、既に正月を迎える準備も整っている。
***
朝起きると、まずは町の湯で朝風呂を楽しむ。
部屋に戻り、しばし休憩していると、朝ごはんの時間。
この朝食が、また美味しいのである。
食事を終え、しばし休憩するとお散歩へ。
まだ雪が残る俵山の道を、独り静かに散歩する。
もちろん、帽子と手袋は必需品である。
時折、青空も顔を覗かせ、静かな年末の雰囲気。
来年は、カナダのラグビーチームが合宿するとの事であり、新たに建設された練習場も見学しながら歩いていく。
朝の田園地帯を歩くのは、空気も澄んでおり、とても気持ち良い。
温泉街を見下ろす山にも、せっかくなので登ってみた。
***
散策を終えると、温泉へ。
宿泊者用のフリーチケットがあるので、回数を気にすることなく、一回あたりは20分程度の短い入浴を何度も楽しむことができるのは有難い。
滞在中は、音楽を聴き、本を読み、温泉に入り、散策を楽しみ、ビールを飲んで、美味しい食事を楽しむ。
ただただ、それの繰り返し。
俺は、ここではリフレッシュすることが目的なので、これで十分なのである。
しかも今回は連泊の旅。
一泊だと、なんだか忙しないのだが、連泊となると、たっぷりとこの何もしない時間を心から堪能できるのである。
一年の疲れを癒すには絶好の、のんびりまったり旅である。
そして二日目の晩御飯はこれ。
もう、最高である!
***
二泊三日の滞在を終え、宿を辞す。
『今年もお世話になりました。 やっぱり連泊が良いですねえ。 また来年、よろしくお願いします』
『はい、お待ちしてます』
***
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来年はどこ行こう?
行き先は、かなり前から年に何度も通い、勝手に第二の故郷と思っている俵山温泉の『たまや旅館』さん。
俺は、お気に入りの場所や宿ができると通うようにしている。
何度も訪問することで、その場所をより深く知ることができることに加え、訪問先の方にも俺の過ごし方のスタイルを理解していただけることで、より一層そこに滞在する時の快適度が向上するからでもある。
以前は、しまなみ海道の生名島にお気に入りのキャンプ場ができ、大変お世話になった管理人さんとのご縁もあって、それこそ10年間、毎年何度も通っていた。
残念ながら数年前に、そこの管理者が変わってしまい、使い勝手が悪くなってからは、通うこともなくなってしまった。
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この俵山温泉の『たまや旅館』さんは、ご主人も奥さんもとても気持ち良く適度な距離感でお世話をしていただける上に、何と言っても料理が美味しいので、お気に入りの定宿とさせていただいている。
大谷山荘の音信も、5年前からお気に入りになり、毎年のように通ってはいるが、さすがに年に何度も通えるほどの余裕はない。
でもこのたやまさんなら、リーズナブルな料金であり、年に何度も通うことができるので、リフレッシュしたくなった時にはここと決めているのである。
そして何度も通っていると、妻と訪れる時の広い部屋から、独りでお世話になる時の部屋まで何度も見慣れた景色になるので、これはこれで、まるで田舎の親戚の家を訪れた時のように懐かしい感じになるのだ。
また、いつもの週末ならシーカヤックや自転車を漕ぎ、キャンプをして、簡単料理でビールを飲むのが楽しみなのだが、この宿にお世話になる時には、長門辺りの観光地はほぼ回っているので、それこそ何もせず、ただ温泉に入り、部屋で本を読み、音楽を聴き、ビールを飲んで昼寝をするだけといった、何もしないことを楽しむというのが、最大の楽しみなのである。
そして、俺のそのような滞在スタイルを宿の方も理解していただいているので、何も気を使うことなく、快適に過ごすことができるのだ。
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大雪の予報の中、朝6時には家を出る。
『行ってきます』 『気をつけて』
今日は時間に余裕があるので、スタッドレスを履いたロードスターで下道を走る。
途中の峠では、何箇所か雪が残っていたが、何の問題もなく湯本温泉まで到着。
まだ少し時間があるので、大寧寺を散策。
既に、新年を迎える準備が整いつつある。
雪が残る、誰も居ない静かな境内を散策。
***
良かったこと、辛かったこと。
様々なことがあった一年を振り返り、来年一年を見守っていただくことを、真摯にお願いさせていただいた。
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たまや旅館さんに到着。
ここではいつも、チェックインより前にクルマを駐車場に停めさせていただき、宿泊者専用のフリーの入浴券を購入して、お昼から温泉に入るというのが俺の定番。
『こんにちは。 今回も、またお世話になります。 よろしくお願いします』
いつもの見慣れた通り。
年末は人が多いとのことであるが、この時間はまだ閑散としており、静かな温泉街。
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まずは町の湯さんへ行き、専用のペットボトルに温泉を購入。
ここでは、このペットボトルを購入しておけば、100円で飲用のお湯を分けていただけるのである。
宿では、お酒を飲みながら本を読み、チェイサーとしてこの柔らかい温泉を飲むのが至福の一時。
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最初のお風呂は、ぬるめのお湯がお気に入りの白猿の湯へ。
ヌルリとしたアルカリ泉に浸かり、のんびりまったり。
お昼ご飯は、この施設内でいただくことにした。
今日は、ビールと唐揚げとポテトフライ。
『グビリ、グビグビ』 『プハーッ、美味い!』
やっぱり、お風呂の後はビールだよなあ。
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1Fにある施設で、これまた大好きな『ゆずきち』を購入。
焼酎にこれを絞って飲むと、これまた最高なのである。
宿に戻ると、kindleで本を読む。
今日は、宮本常一の『日本文化の形成』
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しばし昼寝をし、再び温泉に入り、晩御飯の時間を待つ。
午後6時になると、部屋でご飯をいただける。
今日も、美味しい料理でビールをいただいた。
『ごちそうさまでした』
しばらく休憩し、再び温泉へ。
ここ俵山温泉は、西の横綱なのである。
夜の温泉街も、独特の風情があってお気に入り。
各宿では、既に正月を迎える準備も整っている。
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朝起きると、まずは町の湯で朝風呂を楽しむ。
部屋に戻り、しばし休憩していると、朝ごはんの時間。
この朝食が、また美味しいのである。
食事を終え、しばし休憩するとお散歩へ。
まだ雪が残る俵山の道を、独り静かに散歩する。
もちろん、帽子と手袋は必需品である。
時折、青空も顔を覗かせ、静かな年末の雰囲気。
来年は、カナダのラグビーチームが合宿するとの事であり、新たに建設された練習場も見学しながら歩いていく。
朝の田園地帯を歩くのは、空気も澄んでおり、とても気持ち良い。
温泉街を見下ろす山にも、せっかくなので登ってみた。
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散策を終えると、温泉へ。
宿泊者用のフリーチケットがあるので、回数を気にすることなく、一回あたりは20分程度の短い入浴を何度も楽しむことができるのは有難い。
滞在中は、音楽を聴き、本を読み、温泉に入り、散策を楽しみ、ビールを飲んで、美味しい食事を楽しむ。
ただただ、それの繰り返し。
俺は、ここではリフレッシュすることが目的なので、これで十分なのである。
しかも今回は連泊の旅。
一泊だと、なんだか忙しないのだが、連泊となると、たっぷりとこの何もしない時間を心から堪能できるのである。
一年の疲れを癒すには絶好の、のんびりまったり旅である。
そして二日目の晩御飯はこれ。
もう、最高である!
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二泊三日の滞在を終え、宿を辞す。
『今年もお世話になりました。 やっぱり連泊が良いですねえ。 また来年、よろしくお願いします』
『はい、お待ちしてます』
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生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。
さて、来年はどこ行こう?