2010年7月24日(土) 海開きとなり、海水浴の季節に入ると、私のシーカヤックシーズンは基本的にOFFとなる。
今日は、大崎上島の十七夜祭。 限られた時間ではあるが、せっかくの機会なので、妻と一緒に応援に行く事にした。
大崎上島での櫂伝馬競漕。 一度、妻に見せてやりたかったのである。
***
2年前から何度この島に通った事だろう。 だいぶ顔見知りも多くなった。
木江の櫂伝馬と言えば、切っても切れない縁のある厳島神社に参拝し、競漕前の櫂伝馬を見学。 あの、宮島までの旅を行った『いつくしま』も舫われている。 うん、今日は櫂伝馬が競漕を前にワクワクし、喜んでいるのが感じられるなあ。
***
『旅する櫂伝馬』では、大崎上島の各地区が協力してのプロジェクトであったが、今日はそれぞれが敵同士。 良きライバルである。
今回は、4つの地区のうち、3つの地区は旅する櫂伝馬で知り合った人が船頭である。 うん、やっぱり旅する櫂伝馬は精鋭の集まりだったのだなあ!
***
最初のレースは、湾内の短距離競漕。
この競漕は、啓志君が船頭を勤める天満地区が一位でゴールした!!!
***
第一レースの後は、神輿が載った御座船の出番。
これが単なるレースではなく、神事である事が良く分かる。
***
次の競漕まではしばらく時間があるので、しばし昔の町並みを散策する。
昔の風情を色濃く残す大崎上島、木江地区の商店街。 ええなあ!
ある家の車庫に、昔懐かしい『コスモ』のポスターを発見。 『ラグジュアリースポーツ、コスモAP』 涙ものの懐かしポスターである。
***
お昼ご飯を終え、港に戻ると、餅撒きの時間。 老いも若きも一緒になって、餅撒きを楽しむ。
餅撒きを終えると、第二レースの始まりだ。 今回は、港を出て約10分の長距離レース。
抜きつ抜かれつ、大熱戦の櫂伝馬競漕を堪能。 このレースも、最後の追い込みで天満地区が追い抜き、まさかの逆転勝利! すばらしい。
***
残念だが、今日は私たちはここまでで、大崎上島を後にする事に。
地元のバスに乗り、フェリー乗り場へと向かう。 バスの車窓からの、瀬戸内らしい景色は素晴らしい。
乗客は、私たち二人だけ。 走りながら写真を撮っていると、運転手さんが、『停めましょうか?』と親切なお言葉。
『あ、いいですよ。 大丈夫です。 それにしても、この景色は好いですねえ』 『わたしら、毎日みよるからなんということもないけどねえ』 『そりゃあそうですよね』
『今日は十七夜祭の櫂伝馬を見に来たんですよ。 先週も、大三島の鶴姫まつりの応援に行ったんで』 『へえ、じゃあいろいろ付いて回られてるんですか』
『いやあ。 今年大崎上島から宮島まで櫂伝馬で漕いだんですが、その計画を一緒に立てた縁で』 『え、そうなんですか。 あの宮島までの航海は、私の同級生もも参加してたんですよ』
『最初はねえ、宮島までなんて行けるわけないって言われてたんですけどね』 『そうそう、私もそう思ってましたよ。 いやあほんま、よう行きましたねえ』
さすがに島である。 やはり世間は狭いなあ。 思わぬ櫂伝馬談義に盛り上がりつつ、降りるバス停に到着した。
『ありがとうございました』
***
行きは高速船だが、帰りはフェリー。 快晴の瀬戸内の景色を堪能しつつ、船は竹原港へと向かう。
大崎上島、夏の十七夜祭。 いやあ、櫂伝馬競漕を堪能し、本当に楽しい一日であった。
今日は、大崎上島の十七夜祭。 限られた時間ではあるが、せっかくの機会なので、妻と一緒に応援に行く事にした。
大崎上島での櫂伝馬競漕。 一度、妻に見せてやりたかったのである。
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2年前から何度この島に通った事だろう。 だいぶ顔見知りも多くなった。
木江の櫂伝馬と言えば、切っても切れない縁のある厳島神社に参拝し、競漕前の櫂伝馬を見学。 あの、宮島までの旅を行った『いつくしま』も舫われている。 うん、今日は櫂伝馬が競漕を前にワクワクし、喜んでいるのが感じられるなあ。
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『旅する櫂伝馬』では、大崎上島の各地区が協力してのプロジェクトであったが、今日はそれぞれが敵同士。 良きライバルである。
今回は、4つの地区のうち、3つの地区は旅する櫂伝馬で知り合った人が船頭である。 うん、やっぱり旅する櫂伝馬は精鋭の集まりだったのだなあ!
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最初のレースは、湾内の短距離競漕。
この競漕は、啓志君が船頭を勤める天満地区が一位でゴールした!!!
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第一レースの後は、神輿が載った御座船の出番。
これが単なるレースではなく、神事である事が良く分かる。
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次の競漕まではしばらく時間があるので、しばし昔の町並みを散策する。
昔の風情を色濃く残す大崎上島、木江地区の商店街。 ええなあ!
ある家の車庫に、昔懐かしい『コスモ』のポスターを発見。 『ラグジュアリースポーツ、コスモAP』 涙ものの懐かしポスターである。
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お昼ご飯を終え、港に戻ると、餅撒きの時間。 老いも若きも一緒になって、餅撒きを楽しむ。
餅撒きを終えると、第二レースの始まりだ。 今回は、港を出て約10分の長距離レース。
抜きつ抜かれつ、大熱戦の櫂伝馬競漕を堪能。 このレースも、最後の追い込みで天満地区が追い抜き、まさかの逆転勝利! すばらしい。
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残念だが、今日は私たちはここまでで、大崎上島を後にする事に。
地元のバスに乗り、フェリー乗り場へと向かう。 バスの車窓からの、瀬戸内らしい景色は素晴らしい。
乗客は、私たち二人だけ。 走りながら写真を撮っていると、運転手さんが、『停めましょうか?』と親切なお言葉。
『あ、いいですよ。 大丈夫です。 それにしても、この景色は好いですねえ』 『わたしら、毎日みよるからなんということもないけどねえ』 『そりゃあそうですよね』
『今日は十七夜祭の櫂伝馬を見に来たんですよ。 先週も、大三島の鶴姫まつりの応援に行ったんで』 『へえ、じゃあいろいろ付いて回られてるんですか』
『いやあ。 今年大崎上島から宮島まで櫂伝馬で漕いだんですが、その計画を一緒に立てた縁で』 『え、そうなんですか。 あの宮島までの航海は、私の同級生もも参加してたんですよ』
『最初はねえ、宮島までなんて行けるわけないって言われてたんですけどね』 『そうそう、私もそう思ってましたよ。 いやあほんま、よう行きましたねえ』
さすがに島である。 やはり世間は狭いなあ。 思わぬ櫂伝馬談義に盛り上がりつつ、降りるバス停に到着した。
『ありがとうございました』
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行きは高速船だが、帰りはフェリー。 快晴の瀬戸内の景色を堪能しつつ、船は竹原港へと向かう。
大崎上島、夏の十七夜祭。 いやあ、櫂伝馬競漕を堪能し、本当に楽しい一日であった。