tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

お稽古の準備は灰形から・・

2012-07-05 18:14:05 | 茶の湯
今日は梅雨空ですが雨は降らず蒸し風呂のような一日になりました。
ハンゲショウも葉がすっかり白くなって、梅雨明けの兆候を知らせておりますが、これが中々うまい具合にいかないのがお天気のようですから・・・。

今日は、朝から大掃除でした。2週間お稽古がなかった分念入りなお掃除になりました。口上ではありませんが、「隅から隅まで・・・」という具合です。



篩った灰を風炉に入れたところ

時間のかかる作業から始めましたから、灰形が最初でした。昼食前に終るつもりで始めた灰形でしたが、向山に挑戦したために1時間たっても出来上がりません。出来上がるどころか、前を整えるだけでギブアップ。



二文字押切 水の卦を書いて出来上がり

結局慣れている二文字押切を作り終わらせました。こちらは慣れているため30分くらいあれば仕上がります。
出来上がった写真を見ると前瓦が左により過ぎている事が分ります。でも、こうして記録して残して置けば自分自身の鍛錬には欠かせない資料となります。

今度のお稽古日には前瓦を中央に据え直そう。

夏の道具といっても、5月にほとんどが出ておりますから、茶碗や水指そして薄器などですから、それ程ではありません。
それでも、出ていた物は仕舞わなくてはなりませんから、使わなくなった道具は箱に収めてしまいます。

水指は、ガラス製の物や、広口の物を出しますが、葉蓋使用もありますから出しておかなくてはなりません。

茶碗では、夏といえば平茶碗がよく使われますが、私は個人的にはあまり好きではありません。扱い難いという面もありますが、同じお抹茶を頂くのでしたら、綺麗な絵が描かれている普通のお茶碗で頂くのが好きです。



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