tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

「笠重呉天雪」は「鞋香楚地花」へ・・・

2016-01-23 17:28:03 | 自宅稽古
1月23日(土)
午前中の青空が嘘のように、午後からは雲がどんどんと厚くなっております。
今晩から雪だという予報です。
明日窓を開けたら再び銀世界でしょうか・・・

今日は自宅でのお稽古でした。

   
   床の間

まだまだ庭に雪が残っておりますので、軸を選ぶときどうしてもこの軸になってしまいました。
「笠重呉天雪」旅人が、雪降る中を難儀な旅をしております。
それでも、この山を越えれば「鞋香楚地花」陽春の楚の国で、春野の花を踏みしめながら旅している事だろう・・・。

春待ち遠しい気持ちを込めてこの軸を掛けました。

   
   花

花は、賀茂本阿弥とマンサクです。
元気のなかった賀茂本阿弥を昨年の春に掘り起して、根を切り、土を入れ変えて植え替えて見ました。

新しく胴吹きし始めましたので、このまま元気になると思います。
たくさん蕾を持ちましたが、殆どの蕾は摘み取り、わずかに残した蕾のひとつです。

余り咲かせると木が弱ってしまいます。

   
   お菓子

今日のお菓子は「一枝の梅」と云う銘のものでした。
漉し餡を黄味餡で包み込んだ美味しいお菓子でした。

食べ終わった時の、後口の良さとでも言うのでしょうか、美味しい甘さが持続しております。
明日の雪が気になります。

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