tyakoの茶の湯往来

日常生活の中から茶道の事を中心に、花の事、旅の事、そして、本や写真の事など、気ままに書いて見ようと思ってます。

松はさっぱり、柳が届いて・・・

2013-12-29 18:07:00 | 徒然日記
12月29日(日)
寒い年の瀬が続いております。
朝8時30分ごろ植木屋さんが来て、夕闇迫る4時半ころまで掛けて松を仕上げてくれました。
毎年のことですので連絡もしないでおりますが、必ず押しつまった今頃の時期に来てくれます。早い頃はお稽古をしていることを知っているからです。

  
betore        after

この植木屋さんとの付き合いは長く、何も言わなくてもきちんとした仕事をしてくれます。
植木屋さんの話によると、最近は自宅に松を植える方がほとんどいないそうです。

松は手が掛かる、お金も掛かるというのが理由だそうですが、そればかりではないような気がいたします。
最近の新築の家を見ると、敷地も広さもありますが、それより、家そのものが洋風に近いモダンさを待った家が多く、庭に松は似合わない・・・そんな気がいたします。





お正月の床飾りとして柳を使いますが、柳は道具屋さんから届けられるものですので、自分では選べません。
道具屋さんによって長さが異なることはありまが、大方の長さはわかります。

私どもの先生の初釜は帝国ホテルと決まっておりましたので、毎年伺っておりましたが、茶室の床の間を一回りするほど長い柳を使っておりました。
私どもはそんなことは出来様はずがありませんから、せめて形だけはと毎年柳を飾っておりますが、それなりのお正月らしい雰囲気は十分かと思います。

松もさっぱりしましたし、大方の掃除も済みましたので、明日は床飾りをして新年を迎えたいと思っております。


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