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好きな作家は東野圭吾さん☆他の作家さんのもいろいろ読んで感想を書いていきたいと思います♪

乾くるみ「カラット探偵事務所の事件簿 2」を読み終わって☆

2012-08-10 14:36:23 | 
今日読み終わりました!






乾くるみ「カラット探偵事務所の事件簿 2」





ちょっと今回はじっくり読んだので時間かかっちゃったかな





戻って何回も読みたくなるのが乾くるみ作品なので






今回はいっぱいネタバレしてるかも☆









倉津市(架空の市)の歓楽街6階建てビルの最上階に「カラット探偵事務所」はある。



このビルは、



所長「古谷謙三」の実家の持ちビル。



古谷は資産家の三男坊。



家賃がタダのこのビルでミステリ好きの古谷は、


たった一人の所員『井上』を助手 兼 運転手として雇う。



井上は古谷の高校の同級生でもある。



元新聞記者で、


不摂生な過酷な労働がたたり、体を壊して古谷が声をかけたことからここで働く事に。




『俺』と自分のことを言っているが、





性別は紛れもない『女』なのだ 






そして、


古谷のこのカラット探偵事務所で解決した事件を、



事件簿としてこの小説にしているのが「井上」なのである!!





「あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします!!」



それがこの事務所の謳い文句なのである。








そんな今回の「カラット探偵事務所の事件簿 2」




今回は7File




では、



1の続きの、



File6「小麦色の誘惑」




依頼人は、古谷の従兄弟の大学生「長島三郎」。


兄の家で兄の友人たちと水着パーティがあり、


ベランダで焼いているうちに眠ってしまい、


気づくと・・



腕に白抜きされた「ハート型」が!!



兄の友人の誰かが意図的にやったものなのか?


兄の女友達の「誘惑」なのだろうか?



ハート型の焼け跡に古谷が挑む!!



すると・・


意外な真実が!!








File7「昇降機の密室」






古谷の事務所のビルのエレベーター点検があった日。


4階のデザイン事務所の所長「香村」から、


「今非常階段からなのですが、鍵をあけてください」とカラット探偵事務所に電話が。




車に忘れ物を取りに行ったところ、


入れなくなってしまったという。



事務所に戻れなくなった香村。



古谷の事務所で時間をつぶすことになる。




エレベーター点検が終わり、


自分の事務所に戻った香村。



ところが!


留守中に空き巣に入られて「ある物」を盗まれたという。



「ある物」が何なのか・・



語らない香村。



古谷にそれは聞かずに取り戻してほしいという。



「ある物」とは何なのか?




ある物は意外な正体だった?!










File8「車は急に・・・・・・」





来客があるということで、


車を駐車している真向かいのビルの駐車場から、

コインパーキングへ車を移動させた井上。



すると、

入り口のバーのところで2台の車がぶつかったらしく、


運転手が言い争っていた。




とにかく中に入るのに車をどけてもらいたい井上。


お互いが逃げないように、


お互いの免許証を交換して持っていたらどうか・・と提案する。



その後、


車はとりあえず駐車場へ。



井上は自分の車を駐車してその場を離れる。




事務所に戻った井上は、


その話を古谷にする。



古谷はコレに興味を持ち、



依頼はされていないが、



どちらがぶつけてどうしてそうなったのか?



謎を解き明かすことに!!



それには意外な真実が!!








File9「幻の深海生物」






健康食材会社の社長「桐山」からの依頼。


たまたまネットで見つけた、


HN「ゴーヤ爺さん」のブログのクイズが気になった桐山。



脂肪を燃焼させるもの深海にあり


模様にくせあり釣針にはかからず


よびなは地域によって曖昧なり


hintはズバリ「沼津」です





このクイズの答えが知りたかったが、


たどったところ・・


ブログ自体はもう存在していなかった。




こういう魚がもし本当にいるなら、


見て食べてみたいと思った桐山。




古谷は魚探しに井上とともに沼津へ!!



ゴーヤ爺さんには会えるのか?



魚の正体は?!










File10「山師の風景画」




大手不動産会社の栗本会長からの依頼。




36年間音信を絶っていた弟の死を、


弟の知人から知らされ、


渡された一枚の風景画。



自分が死んだら届けてほしいと知人に頼んだらしい。




鉱物に興味のあった弟「義彦」。


栗本会長は絵に中に何か暗号が隠されていて、


宝の在り処があるのか?



と思い、


科学の力を使って調べてみたものの・・


何も見つからなかった。



そこで、


古谷の謎解きに頼ってきた。




古谷が風景画の謎に迫る!!




そこには・・



弟が兄に最後に伝えたかったメッセージが?!









File11「一子相伝の味」






マルチ食堂の店主「丸地直広」からの依頼。



マルチ食堂は秘伝のソースが人気の店。



しかし、


その秘伝のソースの作り方を息子の直広に伝えぬまま・・



父は事故で突然他界してしまう。




代々受け継がれたソースは、


このままだと一年後には底をついてしまう。



店の存続の危機!!




古谷に託されたのは、



秘伝のソースの作り方の謎。




古谷はソースの味を解明する事ができるのか?!




ヒントは、



「暖簾を大切に」の故人の言葉だった?!











File12「つきまとう男」







同じビルの2階にあるバー「竜宮城」のホステス、



西田カレンからの依頼。




客に住まいを知られ、


店の客に帰り際に渡している「玉手箱」と呼ばれる土産物が、


ドアポストに入れられている、


とカレン。



誰が入れているのか突き止めてほしいという。




それらしき客を絞り、


2人の客の尾行を古谷と井上に頼む。



しかし・・



2人を尾行した古谷と井上・・



どちらも「シロ」とわかる。




一体どういうことなのか?




誰が何のためにそんなことをしたのか?




古谷が謎を解決?!



今回は井上が??




元はといえば古谷が絡んでいた事件だった?!






このFileはプロローグとエピローグつき☆




古谷に言えない井上の本音が語られる?!












今回の事件簿2を読み、




また事件簿1を読み直すと・・







更に楽しくなる






いつも楽しいおまけをくれる乾くるみ作品




ぜひ「事件簿3」も書いてほしいです☆
















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