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恩田陸「エンド・ゲーム」~「裏返す」か「裏返される」か!父が消えた訳は母の記憶を変えたことだった?~

2014-10-04 00:16:35 | 



恩田陸の「エンド・ゲーム」読み終わりました☆



最近恩田陸にハマってます^^




これを読もうと思ったきっかけは



乾くるみ「蒼林堂古書店へようこそ」の中に紹介されてたの。



↑はミステリ専門の古書店のお話なんだけど


そこに出てきてて


なんか面白そう♪



・・って思って借りてみた。



シリーズになってるみたいなんだけど


いきなりこれを読んでも十分に楽しめる



だって~


1日で読み切っちゃったもんね!



こんなの珍しいの



それほど夢中になって読んじゃった!



読み終わったら・・



目が疲れた~!笑




特殊な能力を持った「常野一族」



「あれ」といつも戦ってる。



「あれ」ってなんだろ?って思ってたんだけど



自分を「裏返そうとするやつら」らしい。





「裏返す」か「裏返される」かの戦いなんだって




「裏返す」ってなんだ?



そう疑問に思いながらも・・



読んでいくと



オセロゲームみたいなもので・・



こっちに取り込むことができるらしい。



「敵」だったものが



「裏返す」ことで「敵」から「味方」?になるみたいな?



説明は難しいのだけど



読むとわかってくる




で・・


その特殊能力を持った父と母の間に生まれたのが



「時子」



だけど


父は


急にいなくなってしまった。



なぜ父は母と自分をおいていなくなったのか?!




「時子」の脳裏に浮かぶ



おばあさんと一緒に遠ざかっていく父の後ろ姿




時子自身にも


なぜそれが浮かぶのかよくわからなかった。




灰色に包まれた記憶・・・





母は父が7年帰ってこなくても・・その後も・・



死亡届は出さなかった。




そのわけとは?





ある日時子のもとに母の会社の秘書から



「お母さんが病院に運ばれた」



と連絡がある。




「目を覚まさない」のだと。



医者は



「悪いところはない。ただ目を覚まさない。」



のだと。



医者も首をひねる。




時子は



母が「裏返された」のではないか?!



そう思う。




冷蔵庫にマグネットで長い間張られていた電話番号のメモ



それがなくなっていることに気づく!!




その電話番号の相手とは?





そして



そこで紹介された「洗濯屋」の火浦




「洗濯屋」火浦は敵?味方?





時子は


「洗濯屋」の火浦と母を目覚めさせるために奮闘することになる





「過去を消すことができる」能力を持つ洗濯屋の火浦





母を裏返そうとした相手を探すうち



父とも再会する。



その場所とは?!




父が母と時子をおいて消えた理由も明らかに?!





一族同士の結婚を認めていなかった「常野一族」







それを破り結婚した父と母。




しかし!!



それは実は違っていた





読むほどに謎が深まり・・



もっと知りたくなる!!




えっ?


なんで?


どうして?



がとまらない!!





ミステリの魅力たっぷりのこの作品★




あなたも夢中になること間違いなし















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