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碧野圭「書店ガール5 ラノベとブンガク」~書店店長の彩加の店のバイト君が常磐線書店員のおススメに?!~

2019-09-28 03:26:56 | 
碧野圭「書店ガール5 ラノベとブンガク」読み終わりました。


あ~うっかりしてた。。



あんなに好きで買っていた書店ガールなのに


いつの間にか「7」まで出てたんだね~。



・・・ということで



全部購入して「5」を読みましたよ



やっぱり面白いなぁ~。



初めの時から書店員の世代交代があって



本の森 吉祥寺店に5年務めていた彩加は


正社員になるとともに


茨城県取手市の


取手駅構内にある本の森取手店の店長になる。



そして


半年がたった。



自分の店だから


自分好みのものを置きたい



そういう配置を捨てきれない彩加



本部の統括部長「中谷」に


そのことを指摘され・・


売り上げのことを第一に考えるように言われる。




吉祥寺店とは規模が違うこの取手店



何を置くか迷う彩加



そんな時


沼津でパン屋を営んでいる大田と会い


取手ならではのもの



それを見落としていたことに気づく。




この土地ならでは・・



客層


彩加の店に求められているもの




文学にこだわっていた自分



でも



ラノベを求める客層に合わせてみるのもいいかも




そう思い始める。




彩加の店にバイトで入って来る田中



彩加と同い年のちょっと暗く声の小さい男



人手不足で贅沢は言っていられないと仕方なく雇う。




しかし!


この田中が・・



彩加の店に旋風を起こす




田中の意外な才能




そして



そのことが



常磐線書店員たちの気持ちを一つにする




田中が常磐線書店員のおススメに




あ~いいなぁ。



この一体感



読み手もこれに感動してしまう




まさに!



ココが書店ガールの読みどころでもあるよね




みんなが一つになって事を成し遂げる




いろんな店の個性があって



その中の書店員の個性もある



みんな違っているのに



ある目的のためには一つになって向かっていける。




それがいいんだよね



家族もそうかもしれない。




表面は避け合っている家族だとしても・・



心の中には



それぞれを思う気持ちがあって



でも照れがそれを表すのを邪魔する




だけど



本心はわかり合いたいと思っている。




田中の家族との表面上の亀裂。。




それも



元をただせば



「わかり合いたい」



そういう気持ちが裏返しに出てしまっていただけ。




わかり合える日



それは必ず来る



そう信じたい



自分もそう思ってることに気づかせてくれる。



そんな作品でもありました。



本の名前がたくさん出てくるので



私もまた読んでみたい本が増えたよ



あ~でもなかなか読む時間が~。。




この書店ガールの6・7を読んでから


また考えることにします









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