角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

笑いあり、涙あり。

2009年11月26日 | 地域の話


今日の草履は、彩シリーズ22cm土踏まず付き〔四阡円〕
紺基調のお人形さんプリントをベースに、合わせはエンジです。
紺地にエンジ、角館草履の定番的配色ですね。いろんな配色で目を楽しませるのが角館草履の魅力のひとつと確信しますが、そんな中で安心して編めるのはやっぱり紺地にエンジでしょう。
可愛いお人形さんの平生地はこちらです。




急きょなんですが、明日一日公開実演をお休みすることになりました。湯沢市の南端旧雄勝町にある親類宅で不幸があり、ご焼香させていただこうと明日出かけます。
想えば今年はほんとに仏事の多い年でした。そんなことってありますよねぇ、『今年は○○が続くなぁ』という話。

とは言いながら、楽しいことばかり続くことはありませんし、悲しいことばかり続くこともまたありませんね。いっときそういう状態に陥ったとしても、必ずサイクルというものがあるはずです。
明日一日にしても、昼は故人に手を合わせ、夜は角館高校飾山囃子同好会の慰労会です。長女や次女の演奏に手踊りを眺めながら、親たちは杯を交わしますよ。これが人生というものでしょう。

仏事が多かった2009年も、残り一ヶ月と少しになりました。2010年はどういう年になるんでしょう。もちろん「笑い」と「涙」の繰り返しに決まってるんですけどね。

コメント
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