角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

田舎の就職難。

2012年12月26日 | 家族の話




今日の草履は、彩シリーズ25cm土踏まず付き〔五阡円〕
黒にエンジはよく映えますし、和柄同士の組み合わせもシックリまとまった感じですね。ベースの黒基調の和柄は、座布団カバーにして実演席で使いたいお洒落さですよ。

クリスマス寒波を云われ身構えていましたが、手ごわい大寒波は今日やって来ました。昨夜から風の強さは感じていたものの、早朝除雪車が置いていった雪の量はさほどでありません。それが一転、瞬く間に猛吹雪となりました。夜までに本日三度目の雪よせが必要です。

冬休みで長女と次女が帰省し、クリスマスの晩ごはんから5人が揃っています。一応ケーキは用意したものの、長女と次女が自分たちで作りたいと言い出したそうです。この二人はアパート暮らしでよく自炊していて、食べるものに手間を掛けるのが嫌いじゃないのでしょう。厳しい評価は似合わない、素人手作りケーキがこちらです。



さて、保育士を目指している長女。短大の二年間を無事に終えることが出来そうで、来春から社会人となる予定です。卒業に先駆け今秋、仙北市保育士職員採用試験に臨んだのですが、二次試験であえなく落ちました。聞けばめちゃくちゃ狭き門。非正規が30%を超える時代、新卒なんぞは推して知るべしですよ。

次の選択肢のひとつが、臨時採用への応募です。これはハローワークを介することになるため、事前登録の必要があると言うんですね。私はこれまで職安というところに入ったことがありません。これもひとつの経験とばかり、猛吹雪の運転手を兼ねて出掛けてみました。

若い女性職員の愛想の良さと裏腹に、壁に貼られた求人件数はいささか寂しいものでした。専門資格を必要とせず経験さえ不問の職種に至っては、秋田県最低労働賃金での求人も少なくなかったです。それでも仕事があるだけ幸せというのが、今のご時世なのでしょう。

今朝の地元紙に、就学費用のあらましを大きく掲載しています。国公立か私立か、自宅通学かアパートか、理系か文系か医学系か、はたまた就学年数は何年か。それぞれの条件で金額が変わるものの、いずれにしろ一年に数百万円の大事業です。

娘たちに掛かった費用の元を取るのはいつになるのか。生まれて初めてハローワークを訪ね、そんなことは考えないようにしようと決めました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 出会いから継続へ。 | トップ | 北東北の偉人。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

家族の話」カテゴリの最新記事