角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

冬は痛い季節!?

2011年01月28日 | 家族の話


今日の草履は、彩シリーズ24cm土踏まず付き〔四阡円〕
淡い紫基調の桜花プリントをベースに、合わせはエンジです。
角館草履としては典型的な配色ですが、なにより華やかで優しく、さらに暖かい雰囲気がイイですね。未だ極寒から抜けきれない当地にとって、こんな草履でさえ暖かさの一助になりますよ。

十日ほど前仙台市へ出発したあたりは、角館の積雪量に特段の多さは感じませんでした。その日横手から高速道路へ乗ることにしたのは、「横手豪雪」の話題が県内にも伝わっていたからなんです。ちょっとした野次馬根性ですね。
県道角館~六郷線を走っていると、途中の太田・千畑あたりから、屋根の上に乗った雪の量が角館とは明らかに違うのが分かりました。そして横手市へ入ると紛れもない豪雪、国道に沿って2メートルほどの雪壁が出来上がっていたものです。

そして今、その豪雪は角館にも迫ってきました。湯沢市のような170cmにも及ぶ積雪量ではないにしろ、よくもまぁ降るものですよ。この先二月の一ヶ月間がどの程度降るのか。地元民は一様に疲れきっているのが分かります。話に聞くと、町内の温泉がエラく混んでいるそうです。皆どこか体を痛めているんですね。私もご他聞に漏れず、腰やら腕やらヒドいもんです。

大雪による事故があとを絶ちません。屋根の雪下ろし中に落下したり、下から軒先をつついた雪が大量に人へ覆いかぶさったり、いずれの場合もひとつ間違えれば命を落としかねません。新聞やテレビの報道を見ていても、この手の事故はお年寄りが多いです。
もうひとつ冬に怖いのが、スリップによる交通事故です。実は一週間前、カミさんが運転する車が交通事故に遭いました。

対向してきた軽トラックが、なぜか突然車線をはみ出し正面衝突したんです。運転者は80歳くらいの男性でした。その日は長女と次女の受験のため、私は次女と仙台、カミさんは長女と秋田市へ行きました。事故は秋田市からの帰り道、当時も降りしきる雪で視界が悪かったそうです。

前部が大破したわが家の車は、そのままレッカーで運ばれ廃車となりました。運転していたカミさんはシートベルトの圧力で上半身の打ち身、へこんだ車体で膝部の打撲です。助手席の長女は膝の打撲だけで済みました。車の状態にしては二人ともケガが軽かったことが、本当に不幸中の幸いと思っています。

私は全身筋肉痛、カミさんは打ち身と打撲。冬は「痛い季節」なのかも知れませんなぁ。
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