角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

仕事と遊び。

2016年06月17日 | 地域の話





今日の草履は、仙北市内の女性のオーダー草履です。お近くにお住まいのため、先日入荷したばかりの日暮里生地からお好みをチョイスしていただきました。
そして編み上がった草履を彼女の職場へお届けです。昨日のお休みを「遊び」としたのは、わらび劇場で二度目の「ハルらんらん♪」を観るためだったんですね。女性の職場というのはわらび劇場というわけです。

昨日の観劇には西宮家の料理長を誘いました。わらび劇場へ入ったことのない料理長と休みを合わせ、一度連れて行く算段をしていたわけです。観劇だけでもずいぶん感心していた料理長をさらに楽しませたのは、小道具製作室の見学でした。小道具さんには無理なお願いを快く迎え入れていただいたうえ、カツラ姿で戯れてきました。遊ぶときには徹底して遊ばなければいけません。それがまた仕事への活力ですからね。




そして夕方からは、わらび座内の食事処「ばっきゃ」で夕食です。役者さん、大道具さん、小道具さん、そして「今日の草履」のご注文主である音響さんも加わり、総勢10名ほどの賑やかな夕食会となりました。二時間前に舞台に立っていた役者さんたちと酒を酌み交わすのは、とても面白いものです。酔うと裏話も出てきますしね(笑)

愉快な一日を過ごしたわけですが、お休みの日に限ってお訪ねのお客様があるものです。昨日も県外から一組のご夫婦が私をお訪ねだったとのこと。本当に申し訳ないと思います。たまの遊びも大事、仕事はもちろん大事、痛し痒しというところでしょうか。
コメント (2)
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