角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

明日は大曲の花火です。

2013年08月23日 | 地域の話
今日も「今日の草履」の掲載はありません。パソコンが替わって画像ソフトの更新ができていないことと、ここしばらく定番配色のみを編んでいるため、ご紹介する新柄草履がないんですね。最も在庫が少なくなる時季に入り、多彩な配色を楽しむ余裕が消えています。

ここ二日くらいの気温の推移で、夏のピークが完全に過ぎたことをうかがわせています。昨日の朝などは寒さで目が覚めましたよ。関東や関西からお越しのお客様も、『朝晩は寒いくらいですね』。体調管理に注意したい時季でもあります。

当地の夏の終わりを彩るのは、ご存じ「大曲の花火」です。旧大曲市の人口は4万人内外、そこへ一晩で60万~70万人が押し寄せるのですから尋常ではありません。それもすべて、大曲の花火の質の高さによるものです。国内トップクラスは、当然世界トップクラスというわけですね。

明日西宮家でお会いするお客様の7~8割は、花火見物で間違いないでしょう。そして明後日、花火会場を出た一部のお客様が、朝早くから角館を散策される姿が見られるはずです。西宮家レストラン北蔵ではそうしたお客様のために、一年に一日限りの「朝食セット」を発売するとのこと。「朝食との出会い」というのもまた面白いですね。

大曲の花火が終わると、いよいよ角館のお祭りがやってきます。角館人の老若男女が熱く燃える三日間は、9月7日・8日・9日であります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする