角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

残暑厳しい角館です。

2012年08月21日 | 地域の話




今日の草履は、彩シリーズ24cm土踏まず付き〔四阡八百円〕
エンジと紺の相性の良さに加え、ベースのプリントは「おかめ・ひょっとこ」の縁起物です。一見では分からないそうした情報を、お客様はとても喜んでくれますね。
「今日の草履」は東京からお越しのおばさまが、ご自宅でお帰りを待つお義母さまへのお土産にお選びでした。

なんとも厳しい残暑になりました。お盆明けからここまで、連日33℃や34℃の中を暮らしています。散策のお客様も、『いつもこんなに暑いの?』。
北東北には避暑を兼ねてお越しですから、尚のことこの暑さが恨めしく感じられるのでしょう。

わが家もこれほどエアコンのお世話になる年はなかったと思います。帰宅して涼しい部屋に入ると、しばらく動けませんね。本来なら帰宅後すぐの仕事がブログ更新です。わが家にはデスクトップ一台しかなく、それが二階の西日の当たる部屋なんですね。更新が遅れ気味な一番の理由がこれですよ。

お盆明けからお祭りまでの間に、一度お休みを入れようと思っていました。この暑さを思うと、明日と明後日のお休みはタイムリーだった気がします。
今週末はいよいよ全国花火競技大会、通称「大曲の花火」です。角館にも前日24日からお客様が入りだし、翌26日は朝から人込みが出来るでしょう。

行く夏を惜しむが如く夜空を焦がす「大曲の花火」は、毎年季節の変わり目を感じさせます。そして9月7日・8日・9日は「角館のお祭り」、この二つの大きな行事が当地を秋へと変えて行くんですね。

「暑い、暑い」もほんとにあと僅か。相変わらず在庫の少ない夏の草履コーナーですが、お立ち寄りくださったお客様に秋田の思い出がひとつでも増えるよう、残りの「夏」を務め上げたいと思います。
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