角館草履の『実演日記』

〓袖すり合うも多生の縁〓
草履実演での日々の出会いには、互いに何かしらの意味があるのでしょう。さて、今日の出会いは…。

意外な副産物。

2006年02月27日 | 地域の話
23日と24日のブログで取り上げた、「夢の職業はクロネコヤマトの運転手」。
その後この話題は、全県の支店ネットで伝えられたそうです。各営業所長から角館営業所へ送られてくるメールには、感謝の言葉がズラリ。
なににそんなに感謝しているのかと言うと・・・

『従業員にハッパを掛けなければならない場面がたびたびの毎日で、所長も従業員も笑顔で働く姿が激減している。そんな中で、自らの職場を「夢」と語る少年がいると聞かされ、従業員の笑顔とやる気がハッキリ違う。やっぱり、人は叱ってでは動かない・・・』

つまり各営業所の所長さんが、管理職としての心得を再認識できたことへの「感謝」だったわけです。スタッフのみなさんが気分を良くしただけでなく、意外な副産物もありました。むしろ副産物のほうが大きいのかもしれません。

またまた子育ての極意を思い出しました。『三つ叱ったら五つ誉めよ』。
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修学旅行。

2006年02月27日 | 地域の話
今日の草履は、リサイクルシリーズMサイズ23.0cm〔写真〕
紫基調に花柄模様の着物がベースです。これに赤い鼻緒を付けると、いかにも「春真っ盛り」という感じになります。
外に目をやれば、またすっかり白一色になっちゃいました。昨日の雨が雪に変わり、今日は一日中吹雪の真冬日です。


先日の三女の授業参観に続いて、今日は長女と二女の中学校の授業参観でした。今日もわが家はカミさんが出席です。
参観後の懇談会で、修学旅行について現在までの説明があったそうです。3年生に進級したとたんの4月が修学旅行ですから、この間入学したばかりなのにもうこの話題なんですね。
旅行先は東京。昨年まで2年続けた沖縄ではありませんでした。3泊から2泊に減らすことも、ほぼ決まりとのことです。

私たちの時代は、中学では北海道が定番でした。函館から札幌の道南コースです。それがいつからか東京になって、最近沖縄が2年続いてまた東京に戻るんですね。
最初の頃は、どうして東京なんだろうと思ってました。大学だとか、おとなになってからも東京に行く機会なんかなんぼでもあるのに、それよりは北海道を見せてあげたいとずっと思ってました。

実際私がおとなになったら、東京も北海道も行く機会は同じくらいありました。
今はこう思います、『稚内・北見・帯広・釧路を見せてあげたい』。
函館や札幌だけを旅行して、『北海道へ行って来た~』ではダメなんです。本当の北海道は、道東・道北にあるんです。欲を言えば、季節は真冬がイイです。夜ホテルを抜け出すヤツなんざー、ひとりもいません。

最近都会の中学が、修学旅行で田沢湖スキー場へ来ています。娘の担任に、『そういう中学って結構多いの?』と尋ねてみると、『それほどではないですけど、こういう山だとメリットがあるみたいですヨ』。
この「メリット」、まさに『夜ホテルを抜け出すヤツなんざー、ひとりもいません』。
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