癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

景鶴山(けいつるざん)

2010年04月30日 | 登山・旅行
〈尾瀬ヶ原からケイズル沢と頂上を望む~左の尾根を登り、右の沢を下った〉

景鶴山(2004m)は、尾瀬ヶ原の北西に位置する山で、以前は登山道があったが、自然保護のために入山禁止となり、廃道となってしまったらしい。したがって、鳩待峠までの道が開通する4月下旬を待って積雪期に登られている。

4:00、HYML創設当時(当時札幌勤務)からの岳友である東京の牧さんと道の駅「白沢」で6年ぶり?の再会。
途中に牧さんの車を置いて、鳩待峠を目指す。ここの駐車料金は暴利と評判の悪い2500円。

素晴らしい天候の下、5:20スタート。まずは、尾瀬ヶ原に出る山の鼻を目指す。-2℃で良く締まった堅い雪面なのがうれしい。さらに、至仏山を背に、燧ヶ岳に向かって、まったく埋まることがない雪面を快調に飛ばす。雪どけがかなり遅れているようで、牛首分岐からヨッピ川橋までも真っ直ぐ進む。ただでさえ怖い吊り橋のヨッピ橋は踏み板が外されていて、ワイヤーしがみつきながら鉄骨の上を怖々渡る。川面までの高度感がなかったのと短かったのが幸いした。

その先から真っ直ぐ続くトレースもあり、それを辿ることにした。なんと、それはケイズル沢右岸の尾根に続いていた。ネットでは目にしなかったルートで、ノーマルルートよりかなり近い。頂上を右手上に見ながらアイゼンも着けないで登る。高度を上げるに連れて、尾瀬ヶ原がどんどん広がってくる。頂上の岩峰は裏側から巻いて狭い頂上に到着。

頂上からの展望は、尾瀬ヶ原を取り巻くこれまでに登った至仏山、燧ヶ岳はもちろん上州や会津や越後の山々などがぐるっと・・・。
下りは、先行グループのトレースを辿り、ケイズル沢へ直接駆け降りる。頂上からヨッピ橋まで45分で到着。しかし、その後の尾瀬ヶ原は雪が溶けて非常に歩きづらく、往きの1.5倍ほども掛かった。

登り3時間20分、下り3時間10分、12:30ゴール。結局ヨッピ橋から先は、予定していたノーマルルートを歩くことはなく、マニアックエコルートで、予定より3時間ほども早くゴールできた。
〈逆光でシルエットになった燧ヶ岳に向かって〉

〈平ヶ岳をバックに、頂上の牧さん〉

〈裏側から巻いて登った頂上岩峰〉

下山後、白根温泉に入り、日光を経由し、明日の男鹿岳に近い道の駅たじまへ向かう。途中で夕食を摂り、車の中で宴会の予定。
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榛名富士&赤城山

2010年04月29日 | 登山・旅行
〈榛名湖越しに聳える端正な榛名富士〉

日程調整のために、明日の景鶴山に近い群馬県上毛三山の2山・・・榛名富士と赤城山に登った。もう1山の妙義山はすでに登っている。

どちらも観光地の山で標高差も少なく散策気分で登れる山だった。朝の内は雨と濃霧・・・榛名富士は雨に見舞われたが、赤城山は晴れに恵まれた。

○榛名富士(1391m)榛名湖を取り巻く榛名連山の中心に位置する円錐形の端正な山。

標高1048mの湖岸南側のビジターセンターから登り、湖岸北側の榛名湖温泉に下った。さらに、湖岸遊歩道を歩いてスタート地点へと周回した。

登山口でガスが晴れるのを待って登ったのに、頂上に着くころから雨が降られた。当然眼下の榛名湖以外の展望はなし。

9:15スタート、登り40分、下り20分、湖岸歩き15分、10:35ゴール。標高差約300m。

雨の中を午後から晴れるという予報を信じて赤城山へ向かう。


○赤城山(1828m)
我々年代にとっては、山に興味のない人でも知っている国定忠治の山である。関東平野の北側に伸びやかに裾野を広げる姿は、さすが百名山にふさわしい風格を漂わせている。赤城山は総称で、最高峰は黒檜山。

予報通り青空が広がった駒ヶ岳登山口から駒ヶ岳経由で最高峰の黒檜山に登り、黒檜山北登山口に下った。さらに、大沼湖岸道路を歩き、途中の赤城神社に寄ってスタート地点へ戻って周回した。

頂上手前に御黒檜神社が祀られ、頂上からは先ほど登った榛名山、、未踏の袈裟丸山、皇海山、昨秋に登った武尊山などが望まれた。谷川岳方面は雲に巻かれていた。さすが百名山、多くの登山者で賑わっていた。ここ数日間に新雪が積もったようで、それが溶けて、スパイク長靴が最適だった。

12:35スタート、登り1時間20分、下り40分、湖岸歩き25分。15:25ゴール。標高差約450m。

下山後、ビジターセンターで赤城山の形成過程などの展示を見る。その後、明朝の牧@百山紀行さんと待ち合わせの道の駅「白沢」へ。
〈大沼に架かる赤城神社の橋越しに見上げる黒檜山〉

〈赤城山最高峰の黒檜山頂手前に祀られている黒檜山神社〉

その後、途中の富士見温泉見晴らしの湯(65歳以上300円)に入り、明朝の牧@百山紀行さんと合流する沼田市の道の駅「白沢」へ。
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あちこち観光移動

2010年04月28日 | 登山・旅行
夜を明かした道の駅「国上」は「良寛の里」だった。雨の晴れ間に国上山を散策し、越後最古の名刹国上寺や良寛が20年間住んだ五合庵などを巡った。

雨の中を群馬県目指して有名なスキー場の並ぶ国道17号線を南下。昔の三国街道で、佐渡で採れた金を江戸へ運ぶ道で佐渡街道とも呼ばれたらしい。

その三国峠を越えて群馬県に入ったら雨が上がり、青空もひろがってくる。途中で、今は工芸体験施設が並ぶ「たくみの里」として街並みが保存・整備されている三国街道須川宿や、その下にある塩原太助の出身地「太助の郷」をぶらつく。

良寛にしてもこの塩原太助にしても、人物は知っていても関わりのある土地までは知らないだけに、偶然ながら改めてその人物の業績等を再認識できるのは車旅の楽しみのひとつである。

沼田市の図書館で時間潰しをして、夕方に今夜のねぐらの渋川市の道の駅「こもち」に到着。すぐ近くに街並みが保存され、道の真ん中にいろいろな種類の見頃の八重桜が植えられている「白井宿」や1時間以内250円の温泉「こもちの湯」、そして大型スーパーなどがあり、最高の道の駅だった。
〈八重桜が見頃な「白井宿」の街並み〉

〈花の色が黄緑っぽい鬱金桜〉

明日以降はずっと好天が続くようなので、明日は日程調整を兼ねて、近くの榛名富士と赤城山の予定。
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休養日

2010年04月27日 | 登山・旅行
〈新潟ふるさと村のチューリップ畑〉

午後から雨予報。あちこち動きまわるのは止めて、休養と疲労回復に努める。

まずは、朝を迎えた道の駅「新潟ふるさと村」から、近くのコインランドリーへ。たまった汚れものをどんと洗濯。

昨日は温泉にも入っていないので、10時から営業している近くの「アクアパークにいがた」へ。入浴料、日替わりランチ、おまけの昼からの生ビールのワンコイン3点セットの後、車の中で2時間ほど昼寝。その後も横になってゴロゴロ。

酔いが醒めたころん見計らって、近くにあった最近凝っている全国チェーンの安くて上手な理髪店で散髪・・・。

夕方には、気分を変えるために、少し南下し、燕市の道の駅「国上」へ移動。
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金北山

2010年04月26日 | 登山・旅行
〈縦走スタート地点のドンデン高原から金北山を望む〉

佐渡島の最高峰・金北山(1172m)は、「花の百名山」。北海道では見ることができないオオスミスソウも見られるとのことで、今回の遠征の計画に入れた。

計画を練っている内に、ドンデン高原から金北山までの大佐渡山脈を縦走し、オオミスミソウ群落の見られる姫ヶ沢登山道を下っても、新潟からの日帰りが可能ということが解った。一昨年の新潟遠征以来となる新発田市在住の幼なじみのNiさんに誘いを入れたら、二つ返事でOKが来た。

始発の6:00のフェリーに乗る。両津港からライナーバスでドンデン山荘まで。ここから縦走スタート。例年よりかなり雪どけが遅く、半分以上は雪の稜線歩きだった。

金北山の頂上には防衛庁のレーダードームの建ち、その陰に金北山神社が建っていた。眼下には昔2つの島が繋がったことがよくわかる地形が広がる。遠く本土の弥彦山を初めまだ白い越後の山並みも見える。

いよいよ一番楽しみなこの辺りでは雪割草と呼ばれているオオミスミソウが咲くという姫ヶ沢登山道へ。

天狗岩が右手に見える辺りから神子岩の間の登山道の西側斜面一面に大群生が・・・株毎に花の色が違い、多彩な彩りを呈している可憐な花である・・・念願の花との対面に大感激。あちこちで目にしているNiさんも予想以上の規模だったようだ。それがずっと登山道の下まで楽しませてくれた。

神子岩から携帯でタクシーの時間と場所の確認をし、初盛ダムまで下った。

9:50スタート、金北山まで4時間30分、下山2時間20分、16:50ゴール。

無事、両津港に17:15に戻る。近く食堂で生ビールで乾杯し、夕食を摂る。19:30のフェリーにのり、22:00新潟着。

○費用
フェリー往復4640円、ライナーバス700円、タクシー5100円、駐車料金1300円。
〈頂上にて~Niさん〉

〈オオミスミソウ〉


〈もう一枚どうだ?〉
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笈ヶ岳(おいずるがだけ)

2010年04月25日 | 登山・旅行
〈冬瓜山(かもうりやま)から頂上を望む〉

今回の山旅で最も楽しみにしていた山が、これ以上はないと思われる天候に恵まれ、期待に違わない大満足の1山だった。

笈ヶ岳(1841m)・・・頂上は岐阜県・富山県・石川県の3県に跨っているニ百名山。登山道はないが、かつては白山信仰の修行僧が登っていたらしく、三角点埋設の際に仏像や刀剣などが出土した信仰の山だったとのこと。

深田久弥も百名山に入れたかった(未登頂の為)と言うだけあって、白山の北方稜線の山々の中でもでもひときわ目立つ山。昨秋南隣の大笠山から眺めながら登ったが、雄大且つ荒々しい山である。「笈」を背負った修験者に似た特徴ある山容が、山名の由来のようだ。残雪期に賑わう山である。

中宮側から、ジライ谷~冬瓜山~シリタカ山を経由する長大な南西尾根をピストンした。ちょうどタイミング良く、昨日からこのコースの登山口となる白山自然保護センター中宮展示館まで車で入れるようになり、覚悟していた往復8kmの歩きが不要となった。

ネット上での記録は10時間以上のものがほとんど。気合いを入れて5時には発とうと思って登山口へ行ったら、すでに20台以上の車にびっくり。登りの核心部はジライ谷左岸尾根のワイルドな急登と冬瓜山への登りとナイフリッジの岩稜。1500mから雪がびっしり。この岩尾根と堅い雪はスパイク長靴が功を奏したが、長靴は自分だけで追い越すたびに注目の的だった。

結果的に30人ほどを全員抜いて一番乗り。最後に追い付いた京都の男性がほぼ同じペースなので、冬瓜山からの登りと下山まで同行した。

初めて白山を背にして登った。展望もこれまでで最もくっきりし、北アルプスが山座同定できるほどであった。下りはシリタカ山と冬瓜山の下の冬瓜平を通った。

下の方はカタクリと青花キクザキイチゲの群落が続き、ジライ谷左岸尾根は北海道では見られないイワウチワが咲き乱れていた。

5:10スタート、登り4時間15分、下り3時間30分、13:20ゴール。標高差1230m。下山も一番先だった。
〈見納めとなった白山をバックの頂上〉

〈北海道にはないイワウチワ〉

下山後、昨日から今シーズンの開湯となった登山口のすぐ奥の中宮温泉のくろゆり荘で汗を流す。その後、明日の佐渡の金北山のために、金沢から高速に乗り新潟まで走り、フェリーターミナルの駐車場へ。
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経ヶ岳

2010年04月24日 | 登山・旅行
〈画像は、勝山市郊外から望む経ヶ岳〉

2日連続停滞で休養十分の経ヶ岳(1625m)は、白山山群の別山から大野盆地へ向かって延びる長大な尾根の途中に聳えるピークの一つである。四囲に堂々たる尾根を派生した山容は、高度の割に威圧的で、昨秋登った百名山の荒島岳からもよく見えていた。

奧越高原青少年自然の家の少し奥の登山口から、日当たりが良くてほとんど登山道が露出した南西尾根をピストンした。三角山~保月山~杓子山~中岳と4つのピークを経て頂上へ。

三角山から尾根に乗ったが、そこまでの斜面は一面ツバキの花に彩られていた。尾根に乗ったらミネザクラが咲き、足元にはショウジョウバカマなど、久しぶりに春の山の雰囲気。

右手には、昨秋登った百名山の荒島岳や能郷白山などがずっと見えている。振り返るとのどかな大野盆地。山名から予想していた宗教的色彩が全くない山だった。頂上にある石碑を見たら、昭和40年に福井大学WVが開削した登山道らしい。

頂上に着くとすっかりお馴染みとなった白山や野伏ヶ岳や大日ヶ岳と対面。しかし、今日の白山は頂上を雲で隠していた。天気は良かったが、風が強く今回の山旅で一番寒かった。

7:00スタート、登り2時間40分、下り2時間05分、12:05ゴール。標高差975m。
〈頂上から南に聳える百名山の荒島岳を望む〉

〈三角山(799ピーク)までの斜面を彩るツバキ)

下山後、勝山市で「味噌煮込みきしめん」の看板に釣られて衝動食い・・・満足。勝山温泉センターでのんびりし、これから金沢に抜ける国道157号線を北上し、石川県に入り、明日の笈ヶ岳の登山口に近い道の駅「瀬女」まで。
天気予報を参考にしながら、明後日以降の予定を検討する。今後の予定の地域はいずれも27日と28日は雨予報。明後日青海黒姫山に登ったら、その後が少し窮屈になるので今回はパス。かといって景鶴山となると移動時間がきつい・・・そこで、明後日以降の予定を下記のように変更。

26日佐渡の金北山、27日停滞、28日移動日、29日景鶴山、30日か1日男鹿山、2日予備日。
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大野市・勝山市観光

2010年04月23日 | 登山・旅行
昨日のこのブログのアクセスIP数(実人数)が648人と開設5年間で最高を記録した。最近はずっと500人台で推移していたが、600人を越えたのはこれで2回目。改めてこのブログや親サイトHPの愛読者の多さに我ながら驚いている。アクセスの割りにはコメントが限られているのがちょっと不満だが・・・(笑)。しかし、この数字が更新意欲の持続に繋がっているわけで、改めて感謝の意を表したい。「みなさん、ありがとうございます」


さて、本題たが・・・、朝に雨は上がったが低い雲が垂れ込め、ときおり霧雨が降る一日だったので、大野市と勝山市観光を楽しんだ。
まずは、越前大野城築城430年祭開催中の「北陸の小京都」大野市・・・小山の上に建つ城の下に碁盤目状のシックな街並みが広がる大野藩の城下町。
〈新緑とサクラの小山に建つ越前大野城〉

寺が20軒も連なっている寺町通り~七間朝市~名水百選御清水~武家屋敷~越前大野城~ 民族資料館~越前おおの結ステーション~歴史博物館などを廻った。また、街のあちこちに清水と呼ばれる水場が目に付く。城下町らしい景観を大切にした古い建物と新しい建物の調和のとれた街並みが魅力的だった。

〈新しい総ガラス張りの堀を巡らせたシックな建物が小学校だったのには驚いた〉

さらに、函館との繋がりが非常に強い町だったことにも驚いた。まず、江戸時代弁天町にあった大野屋や敦賀~箱館間を往き来した大野丸は藩財政回復のための藩の施策だったらしい。また、箱館戦争に官軍として参加している。


次に、隣の勝山市へ・・・ここは、白山信仰の越前側の拠点として、一向一揆で焼き尽くされる前の最盛期には48社36堂6千坊に8000人の僧兵がいて巨大な宗教都市が形成されていたという平泉寺白山神社旧境内が一番の目的だった。杉の巨木と苔むした広い参道にその規模の大きさを十分窺うことができた。

勝山城歴史博物館では、白山信仰と勝山藩の歴史を学ぶ。その後、越前大仏、織物博物館的なゆめお~れ勝山、江戸時代の商家街の雰囲気を残す本町通りなどを廻った。

再び大野市に戻って食した名物の手打ちのおろしそばがことのほか美味だった。その後、銭湯に入り、できたての越前おおの結ステーションの観光駐車場に落ち着く。
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山岳信仰について

2010年04月22日 | 登山・旅行
(画像は、白山の美濃側の登拝基地・美濃馬場として栄えた長滝白山神社~連泊した道の駅「白鳥」のすぐそば)

朝から止むことなく降り続く雨と寒さに、JR越前大野駅前の駐車場でずっと停滞を決め込んだ。着込んだ上に寝袋に入ってテレビを見たり、携帯でネットサーフィンしたり、本を読んだり・・・。

さて、本題だが、暇なので思うままに綴ってみたい。

きっかけは、この辺りのどの山からも見える岐阜県・石川県・福井県に跨がる霊山・白山の存在の大きさである。白山信仰を源とする「白山神社」は、北海道と沖縄を除く全府県に2700社もあるというからその広がりには驚くしかない。

本州・四国・九州の山を巡って感じる、北海道の山との一番の違いは、山岳信仰と結びついた山の持つ歴史の深さである。

道外の山に登って、頂上や登山道沿いに宗教的色彩を目にしないことはほとんどない。山麓にもその山に関わる神社や寺院も多い。もともとは自然崇拝からスタートしたものが、神道や仏教と結び付いて発展したのであろう。その証のひとつに、寺院の名前は必ず「○○山△△寺」となっている。

今でこそ登山はスポーツの範疇に入るが、昔は僧の修験登山であり、一般民衆の参拝登山だったのである。したがって、道外の山の登山道は、もともとはそれらの修験道や参拝道であったことが多い・・・・ここに北海道の山の登山道との違いを感じる。

特に、一般民衆を対象とした山岳信仰の三名山と言われる富士山、立山、白山のほかに、名山と呼ばれている山のほとんどは、修験の山として発達した霊山や修験僧によって開山された山、麓の住民に霊山として崇められている山ばかりである。

それらの歴史との出会いやふれあいも、自分の道外の山を巡る大きな楽しみのひとつである。

先日、山岳信仰の山ばかり2000以上も登り歩き、「山岳信仰の山」というサイトを開設している方から「北海道の山岳信仰の対象となっている山があったら教えてほしい。また、アイヌ民族は、自然崇拝の民族であるが、山を対象とした信仰はなかったのか?また、その証となるものを何か残していないのか?」という旨のメールをいただいた。北海道にも石仏や祠や社が存在する山はあるが、すべて和人が持ち込んだものである。アイヌ民族のことは興味深い問題である。どなたかこのことに応えてくれる方はいないだろうか?
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野伏ヶ岳(のぶせがだけ)

2010年04月21日 | 登山・旅行
(頂上に着いたら、ガスが晴れて、自分だけ姿を見せた白山・・・)

昨日一日中降り続いた雨は、予報通り夜半に上がり、青空が広がっている。

今日の野伏ヶ岳(1674m)は、白山から南に延びる山稜上の県境(福井県/岐阜県)の一般登山道がない山である。

昔から白山信仰登山の基地の一つとしての歴史に彩られた白山中居神社の先に続く林道にある駐車場からスタート。ずっと林道を辿り、和田牧場跡を抜けてダイレクト尾根(南東尾根)をピストンした。

1kmほど先の標高900m付近から雪がビッシリ。先週末のものと思われるトレースが賑やか。ずっと杉林の中に続く林道を進む。昔開拓された広い和田牧場跡へ出ると、展望が開けるが、周りの山々も目指す頂上もガスで覆われている。時間が経つに連れて晴れることを期待して、急なダイレクト尾根を登るも、1350m付近からガスの中。

展望は諦めていたのに、頂上手前でガスが晴れて上空に青空が広がる。凄いタイミング・・・しかし、周りの山々にはすべてガスが絡んでピークはひとつも見えず。

頂上に到着した途端に稜線続きの白山が姿を現す。しばらく待つと次の予定の経ヶ岳と南隣の小白山が・・・あとは30分待ってもまったくガスに覆われたまま。

下界の和田牧場跡や周りの湿原の沼も見えていたのに、牧場跡まで下りたら再び頂上はガスに覆われていた。
それでも、登りのときよりはマシな感じ。

雪に埋もれながらもマンサクのような花を咲かせていた木があった・・・名前は解らず・・・どなたか教えてください。

6:15スタート、登り3時間05分、下り1時間50分、11:40ゴール。ガイドブックよりかなり速く、やや呆気ない感じ。

下山後、一昨日に引き続き、割引券利用の湯の平温泉へ。さらに、白山文化博物館に寄る。明日は経ヶ岳の予定だが雨は確実。停滞覚悟でも過ごしやすそうな福井県大野市の越前大野駅前駐車場へ。
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郡上八幡観光

2010年04月20日 | 登山・旅行
未明からの雨・・・悩まなくても済む。あっさり停滞決定。明日はなんとか回復しそうだか、その後の2日間は雨絡み予報。まあ焦っても仕方なし・・・。

朝はテレビを見て車の中でのんびり過ごし、20kmほど南下し、郡上八幡へ。

「水と踊りの城下町」がキャッチフレーズの城下町の佇まいを残す古い街並みが魅力的な見所いっぱいの町だった。

まずは、郡上八幡の歴史や文化の分かる「郡上八幡博覧館」へ。台湾のツアと一緒になり、特別公開の「郡上おどり」の実演を見ることができた。ただし、中国語の通訳付き。建物自体も歴史を感じる味のある建物だった。

次に、江戸時代の雰囲気を残しながらも今も営業し、住んでいる商家や民家が並ぶ古い街並みを車で廻る。どこも同じ街並みで変に観光化していないところが好きだ。りっばな寺も目に付く。

次に、「郡上八幡城」へ(画像)。木造再建城としては国内最古。山内一豊の妻お千代がここの出だということを初めて知る。

その後、「郡上八幡旧庁舎」~「楽芸館」~「宗祇水」~再び別の街並み見学などなど・・・予想以上の歴史と文化が残る自分好みの町で、凄く得をした感じだった。

夕方には、スーパーで夕食や明日の買い物をして、連泊となる道の駅「白鳥」へ。明日は一日だけ晴れるらしいので、足踏みした野伏ヶ岳の予定。
観光化していない日常的な古い街並み

このブログ、携帯からも、追記や追加画像3枚の投稿ができるようになったらしいので試してみた。
連泊となる道の駅「白鳥」の長良川堤防のサクラ並木
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大日ヶ岳&鷲ヶ岳

2010年04月19日 | 登山・旅行
(画像は、白山をバックに大日如来像が鎮座する大日ヶ岳頂上)

今日も天候に恵まれ、国道156号線や東海北陸道を挟んで対峙する岐阜県の大日ヶ岳と鷲ヶ岳の一日2山に登ることができた。両山とも麓には2つずつスキー場を抱えて、冬期間は東海地方のスキー客で賑わっているらしい。

○大日ヶ岳(1709m)
長良川の源流部に位置し、名前からも窺える通りの信仰の山である。大日如来が下り立ったという伝説がある。

夏道もある東斜面のダイナランドスキー場のゲレンデを登り、その上に続く東尾根をピストンした。標高差約700m。スキー場からの下から雪を繋いで登ることができ、下りが楽だった。

頂上には、大日如来像と一等三角点と立派な山岳標示盤が設置されている。昨日の猿ヶ馬場山からは白山の陰で見えなかった山々が見渡せた。この後の予定の野伏ヶ岳や経ヶ岳も・・・。昨日見えた笈ヶ岳は見えなかった。また、昨日見えていた北アルプスは霞んでみえなかった。

6:00スタート。登り、1時間35分。下り、55分。8:45ゴール。9:00には次の鷲ヶ岳へ移動。

○鷲ヶ岳(1672m)
昔、美濃の山奥で村人を苦しめていた大鷲退治の伝説が山名の由来。その大鷲退治をした藤原頼保の顕彰堂がいっぷく平に建てられていた。

西斜面に広がる鷲ヶ岳スキー横の桑ヶ谷林道から続く夏道をピストンした。登山口手前の標高1130m付近まで車で入ることができた。標高差550mほど。林道の途中で歩いて登っている小牧市から来たという青年を拾い、最後まで行動を共にする。

大日ヶ岳と直線で20kmも離れてないのに、雪は登山道のあちこちに残るだけで、ほとんど夏山登山だった。

山頂からは、360度の素晴らしい大展望が広がる。白山はもちろん、昨日の猿ヶ馬場山ややや霞ながらも乗鞍岳と御岳が見えた。

ポカポカ陽気の下で1時間以上もお喋りを楽しむ。山の魅力にはまって間もない初々しさと何でも吸収しようとする姿勢が印象的な好青年。秋には結婚を控えているとのこと。お幸せに!

9:30スタート。登り 1時間35分、下り 1時間15分。13:30ゴール。

下山後、国道156号線に出て、湯の平温泉にでのんびり寛ぎ、道の駅「白鳥」に落ち着く。明日は、登山道のない野伏ヶ岳の予定だが、天気が微妙。
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猿ヶ馬場山(さるがばんばやま)

2010年04月18日 | 登山・旅行
(猿ヶ馬場山頂上のとしさん~バックは白山)

最高の天気に恵まれた遠征初日は、先週から長期出張で岐阜市に来ている帯広のとしさんと合流して、岐阜県の猿ヶ馬場山(1875m)へ・・・庄川を挟んで白山の東側に位置する飛越山地で一番白山に近い山。

スタート地点は標高500mほどだが、それでも標高差1350mほどのハードな山だ。プラブーツにカンジキ持参だったが、カンジキは使うことはなかった。

合掌造り集落で有名な白川郷萩町駐車場を6:50にスタート。明善寺(合掌造りの寺)横の林道へと進む。林道途中から直接急な北尾根に取り付く。1000mを越えて合流する宮谷林道を少し辿り、再び北尾根に上がり、帰雲山(1622m)経由で頂上を目指す。

ダケカンバやブナの巨木がが茂る広い尾根から一昨日の新雪を被ったオオシラビソの樹間を縫って、11:20、前日のトレースがなければどこが最高地点か判然としない頂上に到着。

青空の下の両側に長い尾根を連ねる白山が大きい。昨秋登った近くの山はもちろん、反対側には北アルプスの山並みも・・・。追い抜いたご夫妻も単独行の男性や1泊で御前峰まで行って来たと言う3人グループも到着し、賑かな頂上となる。風もなく春の陽光を浴びながら40分ものんびり。

ご夫婦は私のホームページをお気に入りに入れているそうで感激され、奥様とのツーショットの写真を撮られた。今年は夏に2回の北海道遠征を計画しているらしい。

下山は、帰雲山から直接急な斜面から宮谷を下り、宮谷林道からも登った北尾根の東側の谷を下った。帰雲山と登山口までの間は、登りと下りでは別ルートを楽しむことができた。これも下から続いている雪とトレースのお陰。

登り、4時間30分。下り、2時間25分。

下山後、城山展望台から白川郷を眺め、「白川郷の湯」で汗を流す。道の駅でとしさんと別れ、明日の大日ヶ岳と鷲ヶ岳に近い道の駅「大日岳」まで国道156号線を南下。

ハードな山だったが、最高の展望に恵まれ、大満足の初日だった。た
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どうなってんの?

2010年04月17日 | 登山・旅行
(画像は、 福島市付近で・・・せっかく綻び出したサクラもすっかり雪化粧・・・花見ならぬ雪見状態)

昨夜は、キャンセル待ちだったが、運良く予定の18:00発の青函フェリーに乗ることができた。Web割引券の1割引で津軽海峡フェリーより4000円以上も安い。

青森フェリーターミナルで車中泊。3:00に目が覚めたので出発し、高速に乗る。その後、結果的には予定より時間は掛かったが、東北道~磐越道~北陸道~北陸東海道を繋ぎ、白川郷ICまで走ることができた。

しかし、南下するに連れて気温が下がってくる。下り線の車は雪化粧で走ってくる・・・仙台付近まで来ると、凄い勢いで雪が降っていて一面銀世界。

夏タイヤに変えてきたのに、路面はシャーベット・・・凍ってはいないのでなんとかトロトロ走行。しかし、福島まで来たら、自分の通って来た仙台までの間が通行止めになる。グッドタイミングで、9:30におよそ中間地点の郡山JCT手前の安達太良SAまで走った。しかし、その先の磐越道が途中で事故と吹雪のため2ヶ所で通行止め。時間的余裕があるので、様子見で休憩、

1時間ほどで通行止め解除の情報が入ったので磐越道へ。しかし、気温0℃。積雪15cm。道路は除雪が入って凍結防止剤が撒かれているのでなんとかゆっくりでも走れた。新潟へ抜けたら、雪もなく、気温も10℃を越え、サクラ満開状態。宮城県と福島県から南の関東まで雪だったらしい。41年ぶりの天候だとか。

白川郷の道の駅に16:00到着。観光客でごった返している中を車で掻き分けて、明日の猿ヶ馬場山の林道の状況を偵察。合掌造り集落のすぐ上の林道入口からビッシリと雪が付いていた。その後、温泉「白川郷の湯」で運転の疲れを抜いて再び道の駅へ。
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本州遠征第1弾へ・・・

2010年04月16日 | 登山・旅行
 あと完登までに53山を残すだけとなった「日本三百名山」には、登山道がなく残雪期が最適な山が5山ある・・・岐阜県界隈の猿ヶ馬場山、野伏ケ岳、笈ヶ岳、尾瀬の景鶴山、福島県の男鹿岳である。

 当初は、自分が担当の退職組織の花見が4/30の予定だったので、それが終わったら出掛ける予定だった。ところが、開花が遅れそうなので、5/6に延びた・・・というわけで、その前に出掛けることにした・・・・今日から5/2まで、なんとか2週間ほどの日程が組めたので、急遽これらの山を中心とした計画を立てた・・・向こうで一足早い桜が見れるかも・・・?

 上記の他に、昨秋の遠征で残した岐阜県の鷲ヶ岳と大日ヶ岳、福井県の経ヶ岳、移動途中にある新潟県の青海黒姫山、さらに、この時期に一番花が多く、北海道では見ることができない多彩な彩りのオオミスミソウも咲いているという「花の百名山」佐渡の金北山も計画に入れた。まだ林道が閉鎖されているためにハードな長丁場の山もあるが、全て日帰りで合計10山の予定。

 当初は白山の山スキー登山も考えたが、この時期白山公園線の白峰ゲートが開いていない。日帰りはとても無理なので、今回は除き、夏の中央アルプス遠征のときに加えることにした。

 今晩のフェリーで青森に渡り、フェリーターミナルで夜を明かし、明日一日掛けて、ETC1000円割引で915km先の白川郷ICまで走る予定。

 全山踏破は天候次第だが、日程の順序は下記である。

 猿ヶ馬場山<岐阜県>~大日ヶ岳・鷲ヶ岳<岐阜県>~野伏ヶ岳<岐阜県/福井県>~経ヶ岳<福井県>~笈ヶ岳<岐阜県/石川県/富山県>~青海黒姫山<新潟県>~景鶴山<新潟県/群馬県>~金北山<新潟県佐渡島>~男鹿岳<福島県/栃木県> 
※景鶴山は鳩待峠までの道路が開放される4/25以降
※これらの中で、笈ヶ岳と大日ヶ岳は「二百名山」
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