癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

訃報

2021年02月12日 | スキー・クロカン

                  

 

 

坂口一弘の妻の香奈子です。

皆様に、とても悲しいお知らせをしなくてはいけません。

令和3年2月10日、14時46分、坂口一弘は他界いたしました。

 

夫は、クロスカントリースキーの練習をすると言い10日の朝8時に家を出て、伊達市大滝区にあるクロスカントリースキーコースに向かいました。

途中で昼食を摂り、12時頃に到着したと思います。

数日前の会話で、8キロコースを3周すると言ってました。

何周目なのかは分かりませんが、コース上で倒れているところを、同じく練習に来ていたと思われる自衛隊の方に発見され、蘇生処置をしていただいたようですが、残念ながら伊達赤十字病院で死亡が確認されたようです。

 

その日の午後7時頃、私のスマホに警察から連絡があり、JRですぐ伊達に向かい夫と対面しました。

 

小さくて寒い個室に1人で冷たくなって眠っている夫の顔は穏やかで、普段の寝顔と全く同じ顔でした。

苦しそうな表情では無かったのがせめてもの救いです。

 

ここに泊ってもいいですか?とお願いしてもダメで、後ろ髪をひかれる想いでホテルに泊まり、全く眠れないまま朝を迎えJRで帰宅しました。

 

 

警察の話では、コース上のスキーの跡や周辺の状況から推測すると、倒れてから発見されるまでの時間は20分くらいだったと思われます。

夫は、一旦、伊達警察署に運ばれ安置して、翌日(11日)の朝に検視のため、札幌の北大病院へ運ばれました。

死因は循環器系疾患(推定)です。

検視後に北大病院から、15時に伊達警察署に戻り、そこから葬儀社の車で19時に帰宅しました。

 

 

いつもブログのアップ時間を午後4時と決めていたようで、何度も修正したり写真を入れ替えてみたり楽しそうにブログのアップをしていました。

そして、皆様のコメントとアクセス数が増えてることをとても喜んでいました。

毎日の更新が目標のようで、ネタ切れの時のために、私がキッチンに置いてあった大根菜っ葉の写真撮らせてくれとか、ぬか床とぬか漬けの写真撮っといてなどと言い、ブログネタの在庫も持っていました。

山やスキーに行けない日でも、ブログのアクセス数やランキングの順位を見たり、アウトドア派の夫でもブログのお陰で毎日が楽しそうでした。

それも皆様が毎日ブログにご訪問いただいて、時にはコメントをしてくださったことがとても励みになっていたようです。

いつも「俺は幸せもんだな~~」と言ってました。

夫に代わり御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

登山・スキー・クロカンスキーと毎日、子供のように遊んでいる夫のご機嫌な笑顔を見るのが大好きでした。

 

朝、いつものように家を出て「週末は天気がいいのでどこか安全な山に登って、日曜日に帰ってくる」と言ってましたが・・・・

車の所まで見送り「行ってらっしゃーい、LINEちょうだいねー」と、手を振る私に、運転席から、ほんの少しだけ微笑み左手を上げて返事をする、なんてことのない日常。

それが最後の会話でした。

 

今でも、明日の朝、コーヒを入れてくれるんじゃないかと思っています。

全く実感がないので、長い長い夢を見ているような気もしています。

壮大なドッキリだったらいいのにな。

来月の喜寿のお祝いもこっそり考えて、少しずつ貯金もしていたのに、「ありがとう」も「さようなら」も言えなかったことが心残りです。

しかし、常々「死ぬときは入院したりしないで、遊んでる最中にコロリと逝くピンピンコロリがいいなー」と言ってたので、本人にしてみれば良かったのかも知れませんが。

 

 

このブログは毎日更新していたようですので、1~2日更新が止まって、皆様にご心配いただいている事が気がかりでしたが、

葬儀が終了した翌日の新聞に、葬儀終了という形でお悔やみ広告を掲載する予定でした。

そのタイミングでこのブログでもお知らせをしようと思っておりました。

しかし、前の投稿のコメント欄を見て、すぐにでも皆様にお知らせをした方が良いと思いました。

皆様への訃報のお知らせが大変遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

様々な都合で変則的ですが、13日納棺、14日出棺・通夜・告別式・取越法要(一日葬)となります。

コロナ禍ですので葬儀は家族葬で行いたいと考えているため、今回のご参列はご遠慮いただけますと幸いです。

 

 

コロナの感染状況などを考慮して、後日、お別れの会を行いたいと思います。

今のところ未定ですが、日程などが決まり次第、こちらのブログでお知らせ致します。

ありがとうございました。

※何よりも山が大好きで、本人もお気に入りのこの写真を遺影にしました。

坂口香奈子

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今回も天候に恵まれなかったライフスポーツ第6回スキー講習会

2021年02月09日 | スキー・クロカン

今日の我が班の4名(上級・中級)と自分

 今朝も20~25cmほどの降雪があり、朝5時に起きて、町会館駐車場と自宅前の雪かきをして、ライフスポーツのスキー講習会へ。

 函館はたくさん降ったので、良い雪で滑られると楽しみにして行った。しかし、大沼トンネルを抜けたら、先週同様、晴れ間が広がっていて、全然雪が降っていなかった。それでも、天気が良ければと気を取り直したが、スキー場へ着いたら、吹雪模様になり、その後、一度も晴れることはなかった・・・今シーズンは本当に天候との巡り合わせが悪い。

 相変わらず、急斜面はガリガリで、降雪とガスで見通しも良くないので、快適な滑りを楽しむことはできなかった。 

ガスの中のメンバーの滑りを後ろから追いながらカメラに収める


最悪のコンデション~ライフスポーツ第5回スキー講習会

2021年02月03日 | スキー・クロカン

我が班のメンバー~上級・中級の5名

 昨夜から荒れ模様となり、今朝の積雪はこれまでで一番多かった。家の前だけ除雪して、ライフスポーツのスキー講習会へ。

 国道5号や函館新道は、ホワイトアウトで運転が非常に怖かった。しかし、大沼トンネルを抜けたら駒ヶ岳が見えていて、函館ほど雪が積もっていなかった。

 しかし、非常に寒くて、風も強かった。ゴンドラの山頂駅で-18℃だった。いつもの服装にインナーダウンを着込んでちょうど良い感じだった。

 朝の内は、ときおり青空が広がったので、我が班の5名の写真を撮ることができた。しかし、その後は時折吹雪に見舞われた。 

 ゲレンデ状況は、急斜面は一昨日の暖気で融けて、凍ったので、雪が付かず、ガリガリのアイスバーンだった。いつも、最後の1本でメンバーの滑りの写真を撮るのだが、顔が痛いくらいの強風で、とてもそのような余裕はなかった。

 スキー場の関係者から「昨年までは、ライフの日はいつも天気が良かったのに、今年は、巡り合わせが悪いですね。どうしたのでしょうね」と言われた。確かに、今季はこれまでの5回とも、滑りを満足に楽しめる天候やゲレンデ状況に巡り合っていない。

 ダケカンバの枝を覆う霧氷とゴンドラ

 朝に町会館駐車場の除雪をする時間がなかったので、帰宅後に出掛けたら、町内会長が一人でやられていた。ほとんど終わりかけだったので、少しだけの手伝いになった。今季一番の降雪だっただけに申しわけなかった。


ライフスポーツ第4回スキー講習会

2021年01月28日 | スキー・クロカン

 今日は、9班編成、各班講師を含めて46名の参加だった。我が班は、上級の4名。

 昨日、プラス8℃まで上がったし、一昨日は雨だったので、ゲレンデは融けた雪がアイスバーンになっていて、最悪の状態だった。

 それでも、外足をしっかり踏み込んでターンすることを中心にレッスンしたことで、そのハンディをものともせずに上手に滑ってくれた。それでも、楽しくないので、最後は早めに終了した。

本来であれば、ダケカンバは霧氷に覆われているが、全部融けてしまっていた。

噴火湾の水平線上の雲海の上に頭を見せていた羊蹄山。


HYMLスキーキャンプ(朝里岳GTR)

2021年01月24日 | スキー・クロカン

我が班(中級クラス)の滑り

 12月に引き続きのHYML(北海道の山メーリングリスト)のスキーキャンプは、朝里岳GTRを中心としたBC(バックカントリー)スキーの実践滑降。

 上級班(7名)、中級班(8名)、初級班(5名)、テレマーク班(5名)にそれぞれの班の講師と、総勢29名だった。

 終始快晴の素晴らしい天候に恵まれ、それだけで大満足だった。

 札幌国際スキー場のスカイキャビンを降りて、上級班と中級班は、まっすぐ朝里岳GTR(ログの南側)へ向かい、初級班とテレマーク班は、我々が最後に登り返して滑った東斜面へ向かった。

 我が班は、雪が軽くて、斜面が荒れない内にGTR斜面を下まで滑り降り、登り返して、上級班と合流。途中で1本滑り降り、東斜面へ登り返して、初級班とテレマーク班と合流して、スカイキャビン山頂駅の手前からゲレンデを滑り降りてゴール。約5時間の行程だった。

 開会式

快晴の下、スカイキャビン山頂駅から朝里岳東斜面の下を通ってGTRを目指す。

札幌市街地は一面雲海に覆われている。

奥に見えるのは夕張山系や十勝連峰や大雪連峰。

GTRの上到着。シールを剥がして滑降の準備。

上の緩斜面は小回りで滑り降りる。

広い中斜面は豪快に滑る。

最後まで雪非常に軽く、それぞれ実力以上の滑りができ、みんな大満足だった。

シールを着けて、下から長い登り返し。登っているうちに雪が融けて重くなってきた。

登り返したあと、北側へ移動して、もう1本滑り降りた。

東斜面へ登り返す途中で昼食タイム。

右端が自分(ニペさん提供)

最後の登り返しで、初級班とテレマーク班が滑っていた東斜面へ。

この東斜面で最後の滑りを楽しみ、スカイキャビン山頂駅へ。

東斜面けら石狩湾とその奥の増毛山塊を眺める。

スキー場の下で集合写真を撮って解散。(前列左端が自分)(ニペさん提供)

 このあと、昨日に引き続き、まつの湯でブログアップ。

 明日も好天予報なので、別の山でのBCスキーか大滝でXCスキーの予定だったが、満足の2日間だったし、多分疲れが残っているだろうから、このまま帰路につくことにした。


XCスキー(27km)in滝野スノーワールド

2021年01月23日 | スキー・クロカン

 明日講師を依頼されているHYML(北海道の山メーリングリスト)のスキーキャンプが、札幌国際スキー場を起点とした朝里岳GTRで開催される。

 そのついでに、今日は国営滝野すずらん丘陵公園内にある滝野スノーワールドのXC(クロカン)スキーコースで滑走を楽しんだ。

 5:30に函館を出て、10:20に到着。準備をして、スキーを着けて、顔を上げたら、横に札幌のXC仲間のKiさんがニコニコしながら立っていた。今年は、大会がすべて中止になっているのでお会いすることはないと思っていた。すでに16kmコースを回って来たとのことで、コースの情報をいただく。

 全コースがオープンになっていたので、まずは最長の16kmコースへ。

 16kmと10kmのコースはダブっているが、ファミリーゲレンデそばの嫌な急な下りがなくなって迂回コースができていた。

 先日ベースワクシングをしっかりしたので、レース用のワックスを塗らなくても非常に良く滑った。滑りが良いと疲れが少ないし、ストロークが伸び、快適な滑走を楽しむことができる。 

 16kmコースを戻っても、それほど疲れはない。10分ほど休んで10kmコースへ。実測で27kmだった。今年一番の快走を楽しむことができた。

 まだ、10km位は滑れそうな感じだったが、明日に疲れを残したくないので、そこで切り上げた。

 

 時間的余裕があったので、大にぎわいのファミリーゲレンデを見に行った。

◎ファミリーゲレンデ

◎アシリベツの滝

 広大な公園の敷地の中にあり、渓流口駐車場から1kmほど歩くと到着。今時期は氷瀑が見事である。

 いつものパターンで、車中泊場所に近い小金湯温泉のまつの湯でのんびり。  


ライフスポーツ第3回スキー講習会

2021年01月19日 | スキー・クロカン

 暴風雪予報だったが、降雪はそれほどでもなかった。しかし、ゲレンデの下から吹き上げる地吹雪が凄くて、滑っていても戻される感じの中での講習となった。

 今日は9班構成だったが、自分の担当班は、1名が欠席したので、上級者2名だけだった。

 

新型コロナ対策について

(上)密になる朝の開会式は行わず、講師陣の打ち合わせだけ

(左下)受付時の事務局による体温測定 (右下)マスク代わりのバフ(函館マラソンの景品)

(左)ゴンドラの座席(3人掛けが2人掛けに) (右)ゴンドラ内に貼られているスキー場の対策

昼食は、自分の車の中で食べている人が多い。自分もおにぎりを作ってもらって、車の中で食べている。


XCスキーの滑走面のベース作り & 久しぶりの「麵屋真打」

2021年01月14日 | スキー・クロカン

 上から下へ滑り降りる一般のスキーと違って、XC(クロスカントリー)スキーは、自分の体で推進滑走するので、滑りが悪ければ、それだけ負荷が強くなる。そのためにはワックスが命である。

 昨シーズン、雪不足の中で開催された「HBCハウス歩くスキー大会」で滑走面がガタガタになったスキーをシーズン終わりにチューンナップに出し、新しくストラクチャーを入れ直した。当然、それまで染み込んでいたワックスは剥がれてしまっている。

 それでも、これまでの2回の滑走は、手抜きをして雪温に合うベースワックスを塗って滑ったが、案の定、ワックスが剥がれて、滑走面が白くなっていた。

 そこで、昨日から、滑走面のベース作りに励んだ。 

上段はHF(ハイフッ素)のレース用ワックス。下段は、ベースワックス。

レース用ワックスの効果を引き出すためには、ベースワックスでの滑走面のベース作りが重要である。 

 基本的に、XCスキーのワクシングはホットワクシングである。対応雪温の低くて柔らかなピンク→バイオレット→ブルーの順に、それぞれ3回ずつ、「①ワックスをアイロンで浸透させる ②30分以上冷す ③スクレイパーで剥がす、④ブラシで徹底的に剥がす。ブラシは、ボアブラシ~ナイロンブラシ~馬毛ブラシの順で、ワックスの白い粉が出てこなくなるまで剥がさなくてはならない」。合計3回×3種類で、9回同じ作業を繰り返すことになる。

 ホットワクシングの大きなデメリットは、《時間がかかる・場所が必要・道具も必要・ワックスの種類が多いので費用が重む・技術も必要》と、はっきり言って面倒くさいことは事実である。しかし、それで良く滑り、滑走時の身体に掛る負荷が少なくなると信じてやるしかない・・・。

 最近の板は、滑走面の材質が良くなっていて、このベースづくりが不要という話もある。しかし、最近の板は非常に高くなっていて(20年近く使っている現在の板の2倍以上で10万円ほど)、買い換える気がしない。

 ちなみに、ゲレンデ用のスキーもBC(バックカントリー)用のスキーも、滑走面の保護や滑走性から、同じようにするのが望ましい。しかし、上から下へ滑るだけで、タイムを競うわけでもないので、液体の万能ワックスで済ませている。

 

◎やはり美味しい「麵屋真打」のつけそば

 昨年の5月に、国道278号沿いの港町3丁目の港町交番の隣にオープンした「麵屋 真打」の初訪問以来、いつ行っても、行列ができていて、再訪する機会がなかなかなかった。

 たまたま、昨夕通ってみたら、開いていたので、8ヶ月ぶりの再訪となった。前回は、つけそばのほかに味噌ラーメンもあったはずだが、今回はなくなっていて、つけそばだけになっていた。数量限定の限定つけそばもあったが、売り切れになっていた。

 つけそばと言っても、日本そばではなく、ラーメンであるが、函館ではここでしか味わえない味である

全部のせ(1090円)

 全粒粉で、大好きなコシのある角太のストレート麺。魚介豚骨のウマみが詰まったつけダレが麺によく絡んで濃厚な味わいである。また、黒胡椒との相性も抜群で、最後は割りスープをいただいて、完食となる。化学調味料は一切使用していないという。

 注文してから切って出すチャーシューも、つけ麺用に味を薄くした上品な感じである。

盛り付けも非常に丁寧で、ビジュアル的にも美しい。

丼ぶりが深くなっているので、見た目よりボリュームがある。


ライフスポーツ第2回スキー講習会 & 大沼の白鳥

2021年01月13日 | スキー・クロカン

函館市内は夜半まで雨が降っていたが、スキー場は雨でなく雪が降ったようだ。

今日は、9班編成で、コーチも含めて47名の参加だった。

吹雪いたり、晴れたりと目まぐるしく変化する天候だった。

今日の自分の担当は上・中級の4名。

今年の自分の班は、外スキーにしっかり乗り込んだ安定したターンを中心としたバリエーションを講習のメインにしている。

こんな吹雪の時もあった。

 

◎大沼の白鳥とマガモ

年に1回は、スキーの帰りに寄ることにしている大沼のセバットの白鳥とマガモ。

今年は、なぜか例年より白鳥もマガモも少ない感じである。

この灰色の白鳥は幼鳥。


ちょこっとだけのXCスキー & 三階滝ほか

2021年01月11日 | スキー・クロカン

 今日も、XCスキーの予定だった。朝起きた時はー15℃だったが、大滝総合グランドへ着いたら、8時過ぎなのにー18℃と低くなっていた。

 自分より早くから滑っている人がいた

 雪温が低いと滑りが悪いのは、これまでの経験からはっきりしている。それでも、スキーを着けて3kmコースへ。案の定、滑りが悪くて、疲れしか感じられなくて楽しくない。おまけに非常に寒い・・・。

 気温が上がるのを待つという選択肢もあったが、昨日までの疲れも残っているようなので、戦意喪失。

3Kmコースを滑って、発着点の総合グランドへ戻っただけで、終わりにした。

帰りに、少し戻って三階滝を見に行く。

三階滝

大滝の地名の由来となっている三階滝

 

帰路で眺めた昭和新山と有珠山

 

道の駅とようらで食べたイチゴソフト

冬期間のイチゴはコンポート(3個)だった。夏は生のイチゴを切ったものが使われている。

のんびり走って、14時には帰宅することができた。


BCスキーin朝里岳GTR

2021年01月10日 | スキー・クロカン

 来る1/24に予定されているHYMLスキーキャンプの舞台となる朝里岳東斜面の朝里岳GTR(上掲画像)の下見を兼ねて、当日の講師陣と幹事ほかでの山行となった。

 札幌国際スキー場のスカイキャビンを降りて、朝里岳へ向かう。途中から頂上へは向かわず、美味しい斜面で1本滑った。そこを登り返して、GTRへ向かった。GTR斜面は途中まで登り返して2本滑り、あとは、沢沿いをスキー場の下まで滑り降りた。

 スカイキャビンを降りて少し進み、朝里岳を眺める。素晴らしい天候に恵まれ、ここから3回登ったことはあるが、このような眺めは初めてである。全員、同じ感想だった。

 暖かそうに見えるけど、スカイキャビンを降りたときは、-19℃だった。

 樹林帯を抜けて登って行く。

 右手眼下に小樽の街が見える。

 左側の斜面を狙って上から巻くように登っていく。

 最初に滑り降りた斜面を横から眺める。奥は2回登っている白井岳。

 シールを剥がして、今年初めての深雪滑降を楽しんだ。

 シールを貼り直して、登り返す。

 自分以外のメンバー。バックは日本海。

 たまに自分の姿も

 GTRの上を狙って登っていく。

 シールを剥がして、緩斜面を滑り降りるとGTRの上に出る。

 GTRのうえから1本目の滑り。

 下から登ってくる別グループの目を意識しながら滑り降りる

 登り返して、2本目を滑りて斜面を見上げる。

 あちこちに口を開いている沢沿いの先行グループのトレースを辿る。

 沢地形の中で、昼食タイム。

 スカイキャビン山頂駅から4時間40分で下の山麓駅の上に出てゴール。

 今日の下見をもとに、当日の行動計画を再検討して、解散。素晴らしい天候と雪に恵まれて、初BC(バックカントリー)スキーに大満足だった。

 自分は、明日の大滝でのXCスキーの予定なので、大滝まで走り、無料の大滝共同浴場ふるさとの湯で、このブログをアップ。

 昨夜の車中泊は、豊滝除雪センター駐車場だったが、今夜は、大滝区市街地の24時間公共トイレ前。冬季も開いているのは珍しい。


XCスキーin滝野すずらん公園ほか

2021年01月09日 | スキー・クロカン

 明日、24日に予定されているHYML第2回スキーキャンプのBC(バックカントリー)スキーの舞台となる朝里岳GTRの下見を、講師陣と幹事ほかで行うことになった。

 そのためには、明日の朝出るのは辛いので、今日中に札幌まで走る必要がある。移動日だけではもったいないのと、天気が良さそうなので、朝に出て、札幌市南区にある国営滝野すずらん公園のクロカンスキーコースで練習をすることにした。

 シーズン中は、16kmや10kmのコースもあるが、積雪不足で、まだ3kmコースしかオープンしていなかった。

 12時前から14:30まで、休みながら6周したら、19kmを超えた。明日に疲れを残したくないので、そこで終了した。ほどよいアップダウンがあり、良い練習になったが、上り坂では、加齢に伴う体力低下を思い知らされた。昔はもっとスイスイ登れたのに・・・。まあ、自然の摂理として受け入れるしかない。

 滑走後、車中泊場所に近い小金湯温泉のまつの湯へ移動して、のんびり過ごしている。

 

◎長万部の海で目にしたけあらし

 


ライフスポーツ第1回スキー講習会

2021年01月07日 | スキー・クロカン

 自分がコーチスタッフとして加入している、スキーを中心としたシニアスポーツクラブ「函館ライフスポーツ」のスキー講習会が今日から始まった。

 会場は、ホームゲレンデの七飯スノーパーク。悪天候予報だったが、午前中は雪も降らず、まあまあの天候だった。

 参加者は、コーチスタッフも入れて、50名くらいだった。例年に比べて少ないと思ったら、この新型コロナの影響で、今シーズンは休会する会員が10名以上、また、これを機に高齢者を中心に退会した会員も8名いるとのことだった。

 開会式では、このコロナ禍の中で、今後どうするか、続けるとすればどんな工夫をしたら良いかなど、午前の部が終わった時点でみなさんのご意見を聞くということで、講習が始まった。

 例年であれば、第1回は集合写真を撮るが、今回は、密になるので、それも中止となった。

今日の自分の担当班の4名。男性2、女性2の中級グループ。

ほとんど初滑りだったので、足慣らしと基本の確認を中心とした講習に徹した。

 12時に再度全員集まり、今後の方向性の意見をいただいた。今日参加している人たちは、全員、密を避ける工夫をして、なんとか予定通り続けてほしいという方ばかりだった。

 そこで、密を避けるための工夫として、事務局から、次のことが提案されて了承された。

① 毎回開閉会式は行わず、班別名簿(コーチ名とメンバー)を休憩室の入口に張り出す。

② 各自、それを見て、9:45までにゴンドラ乗り場に集合して、それぞれ班ごとに行動する。

③ ゲレンデ以外(ゴンドラの中や休憩室等)は、マスクかそれに準ずるものをする。

④ 昼食は、各自の判断で蜜を避ける工夫をして(車の中、休憩室、食堂)摂るようにする。

⑤ コーチ陣だけは、朝と帰りの打ち合わせは行う。

※ゴンドラは6人乗りだが、座席の真ん中を空けた4人乗りとなっていた。

 

午後からの我が班の滑り(1名は午前で終了)


XCスキー初滑走in大滝 & 明日で閉店する室蘭の「なかよしラーメン工大前店」

2020年12月29日 | スキー・クロカン

 今季のXCスキー大会は、新型コロナの影響で、すべてが中止となっている。

 しかし、伊達市大滝のクロカンコースは積雪十分で、この25日にオープンしている。いつもは、年内に1度は日帰りで練習を兼ねて滑りに行っている。

 今回は、今月末で閉店するというHYML仲間の岳友でもある、室蘭の「なかよしラーメン室工大店」にも顔を出したい。天気が良かった昨日に行こうと思ったら、定休日だったので、今日にした。

 5時過ぎに家を出て、9時過ぎに到着。9:30から滑り始めた。昨日、恵庭のXCスキー仲間の旅人さんから「絶好のコースコンディションでした」と連絡をいただいていたが、今日も来ていて、ご挨拶をいただいた。

 最初はグランドで足慣らしをし、その後、上り坂の一番少ない3kmコースを、休みながら6周したら、ジャスト20kmだったので、それで打ち上げとした。

 今季は、今までの大会に出ていた分を、ここのコースへ通って滑るつもりである。この年齢になると、滑らないと、どんどん体力が落ちていくのが怖い。

 いつも入る無料の市営温泉大滝ふるさとの湯は定休日だったので、壮瞥町の町営温泉久保内ふれあいセンター(420円)に寄って疲れを癒した。

 このあと、室蘭へ向かった。

◎明日で閉店になる室蘭の「なかよしラーメン工大前店」

 14時過ぎに着いたら、暖簾が外されていた。電話をしておいたので、迷わず入店した。中に数組の客はいたが、混んで大変だったのと、スープが残り少なくなったので、暖簾を外したとのこと。

 お陰で、ゆっくり話をすることができた。

 HYML仲間でもあり、岳友でもある室蘭のなかよしさん・・・実は「なかよしラーメン室工大店」の店主でもある。何度かお邪魔しているその店が、明日で閉店するというので、ぜひとも顔を出したかった。

 これまでに、何度か山にもご一緒しているが、いろいろな自炊の飲み会で幹事兼料理人を引き受けて下さり、何度もお世話になっている。自分も含めた山仲間の古稀の祝いの席も開いてくださっている。

 なかよしさんは、大学を出ていて会社員だったが、ここの店に通っていて、35歳のときに、前の店主が辞めるというので、ラーメン好きが高じて、店を引き継いで、38年経つという。 

 閉店するのは、コロナに負けたわけではなく、73歳にもなるし、元気な内に好きなことをしたいというのが、一番の理由とのこと。

 最後の一杯は、なかよしさん一押しの醤油ラーメン。挽き肉ではなく、生肉を切り刻んで作る美味しい餃子も食べたかったが、ここへ来て、連日混んで忙しくなったので、餃子は止めているという・・・残念。

 30分ほどお喋りをして、今度は山で会えることを楽しみに失礼した。

 こちらからもお土産は持参したが、帰りにチャーシューの塊をいただいた・・・恐縮至極。

 これまでに大千軒岳、カルルス山でご一緒しているが、このほかに、室蘭岳の裏沢遡行でもご一緒している。

 これからは、好きな登山とカメラ三昧の生活を楽しみたいとのことなので、ご一緒できる機会が増えるかも知れない。


第1回HYMLスキーキャンプ

2020年12月12日 | スキー・クロカン

 例年、12月第2週末に、札幌国際スキー場を会場に、HYML(北海道の山メーリングリスト)の第1回スキーキャンプが開催される。

 目的は、山スキー(バックカントリースキー)の上達のための講習会である。

 いつもは、山スキー班(初・中・上達級)とテレマーク班の4班編成だが、今日は、講師の都合で、山スキー班は2班とテレマーク班と3班編成だつた。参加者は講師陣も入れて、24名。

 我が班は、上中級者の9名。

 積雪は90cmを越え、全コース滑走可能だった。朝の内は曇りだったが、午前中は天気も良くなり、雪質もバッチリだった。

 午前中は、パラレルターンへの移行の基本的な技術を中心に、午後からは、小回りターンと深雪滑降に生かせる技術の習得を中心に講習を行った。

 我が班の滑り。

 ゴンドラ乗り場からの眺め。

 昼食は、レストランは混むので、自分は車の中で食べた。ゴンドラの中では、マスクの代わりにバフを2重にして顔を覆った。

 第2回は、本来であれば、1月第4週末に2日日程で、1日目はニセコモイワスキー場で講習をして、会員の山小屋で泊まりがけの懇親会。2日目は羊蹄山でバックカントリースキーの計画であった。しかし、今季は、新型コロナの影響で、泊まりがけの懇親会を中止にして、1日日程で、札幌国際線スキー場と朝里岳手前の斜面でのバックカントリースキーということになった。

帰り道に捉えた、山頂部を夕日に照らされる狭薄岳。

 中山峠の正面に見えた尻別岳と夕日。

 中山峠を越えて、留寿都温泉(65歳以上200円)に入って、このブログをアップ。これから、我が家へ。