癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

香雪園の雪景色と奥にある氷瀑

2021年02月05日 | 道南の風物詩

 晴れそうな気配だったので、雪景色の香雪園を観たくて出掛けたが、最後まで晴れることはなかった。

 見晴公園内にある北海道唯一の国指定文化財庭園「香雪園」は、函館市の素封家岩船峯次郎氏が、明治31年頃から造成した本格的「風景式庭園」で、岩船家の別荘だった。

 「香雪園」という名は、大正期に来函した京都の浄土宗知恩院の貫主に「雪の中に梅香る園」という意味で名付けられたとされている。しかし、函館では、梅は早くとも4月下旬でないと咲かないので、雪の中に香ることはないと思うのだが・・・。

 岩船氏は、商売繁盛の恩返しのため公衆トイレや芝生広場をつくり、昭和2年から市民に無料開放。昭和同34年には市が岩船氏所有の土地を買収し,その後数次の都市計画変更を経て函館市最大の総合公園となっている。

 園内には、茶室風の園亭、渓流や煉瓦造の温室など多様な意匠からなる庭園空間が広がっており、さらに平成13年には文化財保護法に基づく「名勝」の指定を受け、「旧岩船氏庭園(香雪園)」の名で北海道唯一の国指定文化財庭園となっている。

キレンジャクの群れを望遠カメラに収めている人たち

 

◎香雪園のずっと奥にある高宮大神の氷瀑

 今夏に初訪問した滝沢町の高宮大神の裏の氷瀑にも足を伸ばした。この滝は、滝沢町の町名の由来にもなっている。

 先日の2月2日(節分の日)に、この滝つぼで、氏子が冷水で身体を清める“水ごり”の荒行に臨み、無病息災、社会の平穏を祈願する「節分祭」が行われたようだ。(「残しておきたい今日の1枚」さんから借用)


癒される「サル山温泉」

2021年01月15日 | 道南の風物詩

 穏やかな天気だったので、午前中にロングウォークに出た。行先は湯の川温泉の熱帯植物園とその敷地内にあるサル山温泉。

 例年は、観光客で大賑わいなのだが、今年は新型コロナの影響で、静かで寂しいかぎりである。餌をくれる人がいないので、サルたちものんびりと過ごしているようだ。

 ここの植物園が完成したのは、昭和45年(1970年)の7月。その翌年の10月、お客様をもっと楽しませようと、このサル山が造られている。本州から20頭のニホンザルが連れてこられたのが、現在のサル山のスタートである。

 現在は、60頭余り。冬の間(12/1~5/5)は温泉に浸かってのんびりくつろぐ姿が愛らしいと話題を集め、人気スポットになっている。

 サルも人間と同様、風呂好きと風呂嫌いがあるようで、嫌いなサルは決して温泉に入らず、風呂好きなサルは朝から晩まで出たり入ったりを繰り返すそう。温泉好きは8割ほど。湯加減にうるさく、41~42度に保っているという。

 まるで人間のような表情や仕草でお湯に浸かっている姿を見ていると、つい、時間を忘れてしまう。

  以下、サルの表情を楽しんで、癒やされてください。

熱帯植物園の花々もカメラに収めて来たので、後日、アップ予定。

 

今日のウォーキングコースのログ。熱帯植物園は7km地点。

距離は13.3km、歩数計19000歩。

 全然走らなくなったので、雪道ウォーキング専用靴になり下がった雪道ランニングシューズ。暖かいし、滑らないし、軽いので助かっている。


秋色の五稜郭 & プラタナスの街路樹の剪定

2020年10月15日 | 道南の風物詩

 夜中には、気温が今シーズン最低の5℃まで下がったようだが、午前中は青空が広がったので、久しぶりに五稜郭へウォーキングに出掛けた。カエデ類がすでに紅葉を呈していた。

 

◎プラタナスの街路樹の剪定

 例年この時期の風物詩になりつつあるプラタナス(スズカケ)の街路樹の剪定作業。

 この木は、生長が早く、毎年剪定しなければならず、生命力があるので、丸坊主状態に強剪定されても、春にはあっという間に復元する。

 また、葉が大きく、住民から落葉処分の苦情が多いので、落葉する前に剪定するらしい。

 毎年、金をかけて剪定作業をしなくてはならない不経済な街路樹だと思うが、葉が大きい分、炭酸同化作用も大きいらしい。

我が家のシバザクラ花壇に溜まるプラタナスの落葉。車庫の中にまで入ってくる。

早く剪定をしてくれないと、我が家の周りが落葉だらけになる。

 狂い咲きしていたシバザクラ

手前が剪定されたプラタナス。バス通りを挟んで解体されて更地になった亀田公民館跡地と剥き出しになった五稜郭中学校。


五稜郭公園の花筏

2020年05月10日 | 道南の風物詩

 これは昨日の様子だが、五稜郭公園のソメイヨシノも終わり、花吹雪の中の散策となり、堀の水面にはこの時期ならではの風物詩である「花筏(はないかだ)」ができている。風の動きでさまざまな表情を見せる。

 「花筏」・・・なんとも風情のある言葉である。散った桜の花びらが水面に浮き、それらが連なって帯状に流れていく様子のことである。その花びらの動く様子を筏に見立てた言葉といわれている。ここは川でないので、風に吹かれて流れるように見える。

<一昨日の様子>

地面は、散った花びらの絨毯のようになっている。

★昨年のボートが漕ぎ入る「花筏」は、こちらでどうぞ!

 また、函館山でも見られる「ハナイカダ」という落葉低木もある。秋には花が黒い実に変わり、花や実が乗った葉を筏に見立てたものといわれている。

 これは、別名のヨメノナミダとも言われる。名前の由来は、「嫁ぎ先でつらい思いをした嫁が、人知れず流した涙が葉に落ちたように見える」こととされている。


17年ぶりにお化粧直しした「摩周丸」

2020年03月03日 | 道南の風物詩

 函館港の若松ふ頭に係留されている観光施設「函館市青函連絡船記念館摩周丸」が、2月5日から2月26日までの間、函館どつくで17年ぶりに船体補修や塗装工事が施され、再び若松ふ頭へ戻ってきた。

 どのくらいきれいになったのか、観に行ってきた。

 この摩周丸は、1988年(昭和63年)3月13日の青函連絡船最後の日まで運航していたが、産業遺産として保存・公開している。

 3月6日から記念館としての営業再開の予定だったが、新型コロナウィルスの影響で3月19日まで延期になった。

     before ↓

      

                     after ↓

 全景

 

 2月5日に3艘のダグボートに曳かれて函館どつくへ向かう摩周丸(他サイトから借用)

 

 2月26日にお化粧直しをして函館どつくから3艘のダグボートに曳かれて戻ってくる摩周丸(他サイトから借用)

 

新型コロナウイルスの影響で客が一人もいない函館朝市


江差「第9回北前のひな語り」

2020年02月19日 | 道南の風物詩

 拠点会場となるCafe&Sweets「壱番蔵」の中に飾られた壮観な16組の7段飾りのひな壇

 「江差の五月は江戸にもない」といわれるほどのニシン漁と北前船の交易で栄えた江差町の「いにしえ街道」沿いの「歴まち地区」一帯で、民家の玄関先などにひな人形を飾って祭る「第9回北前ひな語り」が開催されている。期間は、2/8~3/15で、その間、いろいろなイベントが開催される。

 今年度は、江差町内や道内、岐阜県から寄贈されたひな人形計約150組が、いにしえ街道沿いの約50ヶ所に飾られているという。4年前にも観に行っているが、そのときは180組が64ヶ所で飾られていたので、その頃より少なくなっているようだ。

 なお、なぜ「ひな祭り」でなく「ひな語り」なのか・・・それは、次のような活動が基盤になっているらしい。

 「百人の語り部事業」~商店街が主体となり、いにしえ街道沿道約110戸の住民や地域に詳しい住民を巻き込んで、一人ひとりがおもてなしの心を持って「得意なテーマ」を切り口に、「独自の語り部」で地域の歴史文化を紹介する語り部となり、来訪者との対話の中で江差町の魅力 を伝え交流を深めるという手法でおもてなしの協力体制を構築する活動。

 以下の画像は、直接中へ入って見られるところと、ガラス窓越しに眺められるところのものである。

町会所

遊工房・紺屋~ここの女主人の話では、江戸時代ものもあるが経年劣化してとても飾れないとのこと。

遊工房・紺屋の吊るし雛~江差にはもともと吊るし雛はなかったらしい。ここの女主人が本州のものの作り方を学び、ここのサークルで広めたものであるとのこと。その作品が主だった。

時計屋さんの店の中

「壱番蔵」のひな段(正面から)

 飾り付けより片付けの方がひとつひとつ紙で包んでしまうので、作業的にはずっと大変とのこと。

「壱番蔵」のコーヒーとケーキ

 

以下は、店や民家のガラス窓越しの画像

これらを観て歩きながら、「いにしえ街道」の町並みも撮影してきたので、明日アップ予定。

<翌日追記>(↓クリック!)

日本最大級といわれる、遠州三山の一つで曹洞宗の名刹・萬松山可睡斎(袋井市)のお雛様。32段・1200体のお雛様


大沼公園・氷の切り出し作業

2020年01月29日 | 道南の風物詩

 数日前から、大沼公園の毎年恒例の風物詩・天然氷の切り出し作業が始まった。昨日、スキーの帰りに、大沼公園に寄ってカメラに収めて来た。今日は雨なので、氷が解けたり、水が溜まったりしているのではないだろうか?

 この氷は、2/8~2/9に大沼公園で開催される「第54回大沼函館 雪と氷の祭典」のジャンボ滑り台や小さな滑り台、氷の彫刻などに使われる。厚さ25cmほどの氷を60cm四方に切断して、4~5日の作業で、1800個を切り出す予定とのこと。今年は積雪が少ないので、雪の混じらない良質な氷ができたという。

 60cm四方の切込みを入れる

 

 切込みに合わせてチェンソーで切る(昨日はこの作業が見られなかったので、他サイトから借用)

 

 切られた氷を引き上げる

 

 引き上げられた氷

 

 氷を引きずって運び、クレーンでショベルカーに積み込んで、滑り台の製作現場へ運ぶ。

 

小さな滑り台の製作現場

 

メインのジャンボ滑り台の製作現場(土台となる雪が少なくて、例年より短くなるらしい)

 

   

    「第54回大沼函館 雪と氷の祭典」のポスター

 今年は雪が少なかったので、タイヤチューブの滑り台はなくなるようだ。


雪のない中でのサクラの剪定作業

2020年01月27日 | 道南の風物詩

 整骨院へ肩の治療に出掛けた帰りに、雪のない五稜郭公園の様子を見に行ったら、毎年の風物詩のサクラの剪定作業が行われていた。例年と違うのは、雪の中の作業ではなく、春先のよう眺めの中での作業だった。

 「雪がないことで心配な影響はないんですか?」と訊いたら「ありません。大丈夫です」とのことだった。考えてみればソメイヨシノは雪の降らないところでも咲いているサクラだった。「雪がなくて作業が捗ります」とも話されていた。

 園内にはソメイヨシノを中心に約1600本が植えられており、この時期の手入れが花の咲き具合に影響するという。

 剪定は、切り株や根元から生えてくるひこばえや枯れ枝、テングス病の枝などを払い、風通しと日当たりを良くするのが目的で、花芽に栄養分を行き届かせるために欠かせない作業だという。 

 手に持った鋸で余計な枝を切る

 

 剪定された枝の切り口

 

 1月下旬というのに、春先のような五稜郭公園の土塁の上からの眺め。

 

 この剪定作業のお陰で、あと3ヶ月後には、このような眺めが・・・。


消えゆく運命?「歳の市」

2019年12月28日 | 道南の風物詩

◎グリーンプラザ(旧広小路)では唯一となった「国井商店」

 昔は年の暮れの風物詩といえば、正月のしめ飾りや縁起物やまゆだまを売るこの「歳の市」だった。これがずらーっと並んでいたものだった。

 しかし、今では函館市内では、グリーンプラザ(旧広小路)の国井商店と、中島廉売の小林商店の2軒だけになったそうだ。

 函館市歳の市商業組合加盟店は、ピーク時の1970年ごろには市内6ヶ所に計30軒ほどが並んだそうだ。昔は神社やお寺の境内にもあったような気がする。

 2年前にはすでに湯の川にはなくなっていたが、グリーンプラザと中島廉売にはまだ2軒ずつ計4軒があった。

 それが、今日の新聞によると、2軒になっているというので、もしかしたら来年は見られなくなるかもしれないと思い、カメラに収めてきた。

 今は、スーパーやホームセンターで同じようなものを扱っているので、そちらで購入する時代になっている。だんだん古来の風習や文化が消えていくのが寂しい・・・。

◎中島廉売では唯一となった「小林商店」

 

〇ホームセンターの正月飾りコーナー


初冬の五稜郭公園

2019年11月26日 | 道南の風物詩

  薄氷の張る堀と、この時期にしては珍しく、雪のない横津連峰 

 例年のブログを見ると、今ごろの五稜郭公園は雪景色のものが多い。しかし、今年は、いつもは真っ白なはずの横津連峰さえ雪が見えない。
 そんな中、午前中の好天の下、ひと月以上ぶりに五稜郭公園へウォーキングに出掛けた。

 
 公園の外堀の遊歩道へ入って一番先に目に飛び込んだ、きれいに集められた桜の落ち葉の山。
 今まであまり印象にない光景だが・・・?


 少し先へ進んだら、このようにビニール袋に入れて捨てる準備をしていた。

 
 さらに、先へ進んだら、エアーで落ち葉を飛ばしながら集めていた。
 一面に散り積もった桜の落ち葉をこのようにして、集めて捨てる作業をしていることを初めて目にした。


 12/1から灯される「五稜星(ほし)の夢」のタワーツリー


 すでに、堀の水が抜かれて、石垣の縁には「五稜星の夢」のイルミネーションの取り付けられていた。


 雪吊りと石垣


雪吊りと菰巻きが施された松


 公園内の名残紅葉・・・堀周りを歩いている人は日本人、公園内を歩いている人はアジア系の観光客が多かった。


 水を抜かれた堀のスイレンの茎と葉


 崩れた石垣の修復工事・・・まだほかの箇所にも崩れているところがあるので、これからも大変だろう。

函館山からの雲海

2019年05月18日 | 道南の風物詩

函館山山頂から眺める函館平野を覆う雲海と駒ケ岳~横津連峰

 函館山の風物詩の1つに初夏の雲海がある。函館では、海上の湿った空気が冷やされて海霧が発生し、津軽海峡から函館市街地や函館平野を覆う雲海が見られる。だいたい4月の終わりごろから8月くらいまでが雲海の季節。

 昨日も、平地は霧に覆われたような天候だったが、今朝もそんな感じだった。そこで、函館山山頂のライブカメラ画像を見たら、見事な雲海が広がっていたので、朝食後すぐに妻を誘って車を走らせた。


市街地や津軽海峡を覆う雲海と汐首岬や恵山方向


眼下に覗く町並みと雲海の向こうの駒ケ岳


雲海の上に頭を出す千畳敷方向


西側の函館湾を覆う雲海と当別丸山~桂岳


眼下の薬師山の新緑と微かに覗く山裾の住宅地


 このように平地全体を覆う雲海は朝のうちだけで、徐々に開けてくることが多い。
 今日も時間とともに平地でも青空が広がって来たので、お昼に函館山ライブカメラを見たら、市街地を覆うだけになっていた。

12時現在の函館山山頂ライブカメラ画像
 このように津軽海峡から延びた雲海が市街地を覆う光景は日中でも見られることが多い。

過去記事 2016年6月29日の「日の出直後の函館山の大雲海と午後の海霧」

南茅部豊崎トンネル横の氷爆

2019年02月15日 | 道南の風物詩



 今日の北海道新聞にも掲載されていたが、この豊崎トンネルは、旧南茅部町の臼尻地区と大船地区の境目にあるトンネルで、氷爆は大船側の入口の海側の旧道跡の崖にできる。

 実は、1983年(昭和58年)~1992年(平成4年)の10年間の内、この大船に、前半の3年間と後半の4年間の7年も住んでいて、しょっちゅう通っていたトンネルなのに、当時興味がなかったこともあり、このような立派な氷爆ができていたことは記憶になかった。
ここ数年、南茅部地区の国道沿いの氷爆巡りには出掛けていたが、いつもバイパスを通っていて、旧国道にあるこのトンネルを通らなかったので、目にしたことがなかった。

 しかし、昨年inakaさんの「田舎都会の便り」で目にして、厳しいしばれの続く去る2/12に出掛けて来た。今日をそれをここにアップしようと思ったら、新聞に先を越されてしまった、 




















海から全体像を写す自分


今日の北海道新聞に掲載されていた写真

ここ以外の南茅部地区の氷爆巡りの過去記事(ここをクリック!)


じゅんさい沼わかさぎ釣り風景

2019年02月12日 | 道南の風物詩

 昨日の帰り、じゅんさい沼のそばを通ったら、これまでに目にしたことのないほどのわかさぎ釣りで賑わっていたので寄ってみた。
 これまで、休日の日中に通ったことがなかったので、こんなに賑やかな光景を見たことがなかった。昨日は祝日でもあり、久しぶりの好天ということもあったのだろう。

 ここは、大沼漁業協同組合が管理・運営している。ちなみに、組合長は、高校・大学と同期だった宮崎司君である。高校時代に彼の家へ遊びに行って、当時やはり組合長だったお父さんがさばいてくれた鯉のあらいを生まれて初めてご馳走になったのが懐かしい。


駒ケ岳をバックの光景が魅力のひとつでもある


子ども連れの家族が多かった


前もって開けてくれている穴に釣り糸を垂れる


ビニールテントも設置されている


2人で2時間の釣果だそうだ


管理棟も兼ねるビニールハウス


受付~釣り竿(餌もセット)を借りて遊漁料を払うようだ。


貸し出し用の釣り竿


ビニールハウスの奥に、室内の釣り場がある。ここは寒さ知らずで楽しめるが、利用者は少なかった。


ハウス内に充満しているわかさぎの唐揚げの匂い。釣って来た量に応じで料金を払って揚げてもらう。
揚げている方に「良い匂いですね」と言ったら、「毎日休みなしに揚げているので、全然匂わないです」とのことだった。

雲海 from函館山

2018年06月07日 | 道南の風物詩

 昨朝、きじひき高原キャンプ場からの噴火湾と大沼一帯の雲海を眺めた後、反対側の函館山を見たら、薄いガスの上に浮かんでいるように見えたので、帰宅せずに、直接そのまま函館山へ車で登った。

 眼下には市街地が見えていたが、平野部や函館湾、津軽海峡は雲海に覆われていた。

 ちなみに、雲と霧の違いは、地面に接しているのが霧で、空中に浮いているのが雲とのこと。車で走っているときに、地面や海面に接していなかったので、これは雲海と言って良いのだろう。なお、山では、雲も地面に接しているので、霧と同じだが、山の世界では、これを「ガス」と呼んでいる。