癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

大野市・勝山市観光

2010年04月23日 | 登山・旅行
昨日のこのブログのアクセスIP数(実人数)が648人と開設5年間で最高を記録した。最近はずっと500人台で推移していたが、600人を越えたのはこれで2回目。改めてこのブログや親サイトHPの愛読者の多さに我ながら驚いている。アクセスの割りにはコメントが限られているのがちょっと不満だが・・・(笑)。しかし、この数字が更新意欲の持続に繋がっているわけで、改めて感謝の意を表したい。「みなさん、ありがとうございます」


さて、本題たが・・・、朝に雨は上がったが低い雲が垂れ込め、ときおり霧雨が降る一日だったので、大野市と勝山市観光を楽しんだ。
まずは、越前大野城築城430年祭開催中の「北陸の小京都」大野市・・・小山の上に建つ城の下に碁盤目状のシックな街並みが広がる大野藩の城下町。
〈新緑とサクラの小山に建つ越前大野城〉

寺が20軒も連なっている寺町通り~七間朝市~名水百選御清水~武家屋敷~越前大野城~ 民族資料館~越前おおの結ステーション~歴史博物館などを廻った。また、街のあちこちに清水と呼ばれる水場が目に付く。城下町らしい景観を大切にした古い建物と新しい建物の調和のとれた街並みが魅力的だった。

〈新しい総ガラス張りの堀を巡らせたシックな建物が小学校だったのには驚いた〉

さらに、函館との繋がりが非常に強い町だったことにも驚いた。まず、江戸時代弁天町にあった大野屋や敦賀~箱館間を往き来した大野丸は藩財政回復のための藩の施策だったらしい。また、箱館戦争に官軍として参加している。


次に、隣の勝山市へ・・・ここは、白山信仰の越前側の拠点として、一向一揆で焼き尽くされる前の最盛期には48社36堂6千坊に8000人の僧兵がいて巨大な宗教都市が形成されていたという平泉寺白山神社旧境内が一番の目的だった。杉の巨木と苔むした広い参道にその規模の大きさを十分窺うことができた。

勝山城歴史博物館では、白山信仰と勝山藩の歴史を学ぶ。その後、越前大仏、織物博物館的なゆめお~れ勝山、江戸時代の商家街の雰囲気を残す本町通りなどを廻った。

再び大野市に戻って食した名物の手打ちのおろしそばがことのほか美味だった。その後、銭湯に入り、できたての越前おおの結ステーションの観光駐車場に落ち着く。