癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

急用で一時帰宅ついでの前立腺検診

2014年04月30日 | 登山・旅行
どうしても一時帰宅しなければならない事態が発生。5時間ほど眠って目が覚めた1:30に層雲峡を出た。一部高速を利用し、8:00過ぎに帰宅。

その急用だけならもったいないので、連休明けではちょっとおそいかなと気にしていたいくつかの用事も済ませた。PET/CT検査の結果から勧められた前立腺検診もそのひとつ。

尿検査、触診による前立腺肥大の検査、血液による前立腺癌のPSA検査を受けた。しかし、いずれもまったく異常なしとのこと。

安心して山に戻ることにしたが、長期予報が悪い方に変わって意欲が減退。しかし、今回で滑り納めにするつもりだし、昨年の積み残しの増毛山地の西暑寒別岳と大雪の凌雲岳と烏帽子岳だけはやっつけてしまいたい。

明日は大雪よりは増毛山地の方が少しはマシな感じなので、とりあえず余市の道の駅まで走った。結局、今日1日で660km走ったことになる。石油業界に貢献し、いつものことながらまたまた高額納税者となった(涙;)

十勝岳(2077m)

2014年04月29日 | 登山・旅行
《除雪されて入れるようになった望岳台から十勝岳を望む~中央奥が頂上》


しばらく好天が続きそうなので1週間ほど春山スキー登山の旅に出ることにした。皮切りは一度スキーで滑ってみたいと思っていた十勝岳。

昨日の午後、サクラの咲きだした函館を出て、中富良野まで走った。スキー場のラベンダー公園駐車場で、7時間爆睡して快晴の朝を迎える。しかし、気温は-2℃。急いで行っても雪はガリガリだろう。ゆっくりご飯を炊いて食事をして、おにぎりを作って、登山口の美瑛町の望岳台へ向かった。

それでも6:30に到着。やはりガリガリのアイスバーン。ツボ足登山には最高だがスキーには最悪。ツボ足の単独登山者3人が先行して行ったが、雪が緩むのを待って、8:10スタート。天候はみごとなスカッ晴れ。しかも暖かい。のんびり歩を進める。

1500m付近の急斜面がアイスバーンでシールが効かなくて怖い。スキーをザックに括り付けて担ぎ、アイゼンを履いて頂上まで登った。

頂上に着いてまもなく、上ホロの方から登って来た男性に「あら、坂口さん!」と声をかけられてビックリ!なんと、毎年何度かお世話になっている旭川のoginoさんだった。12月の札幌での薮山仲間の忘年会以来。お互いに大感激。早期に十勝岳温泉を出て富良野岳から縦走して来たとのこと。

後から到着して来た登山者で賑やかになったが、他の人たちが下りて行って二人だけになった。しかし、二人だけがスキーだ。頂上下の部分はガリガリで手こずったが、すぐにみんなを追い越した。直ぐにほど良く溶けたザラメ雪になり心地よい滑降を楽しみながら下った。

道北の山を登り尽くしているoginoさんによると、「滑りを楽しむのはこの山が一番」と言われる通り、最後までたっぷりとターンを楽しむことができた。確かに羊蹄山と旭岳以来のロング滑降だった。避難小屋の上から白銀荘へ下る彼と別れて、望岳台まで心地よい滑降を楽しんだ。ゴールしたら観光客の車で満杯だった。

やはり観光客でごった返ししていた「青い池」を見て、白金温泉へ戻って国民保養センターの温泉へ(300円)。

その後、明後日以降の予定の上川3山のスタート地点の偵察をして、層雲峡駐車場へ。明日は、黒岳から積雪期しか登れない凌雲岳と烏帽子岳の予定。


先行の女性に追い付いた地点から頂上を望む


頂上直下から後続者を写す


賑やかな頂上~左端がoginoさん


頂上から上ホロと富良野岳、その奥の夕張山地を望む


白金温泉の「青い池」とその後ろに聳える美瑛岳(左)と十勝岳(右)


詳しい山行記録は後日

当別丸山&障子山

2014年04月27日 | 登山・旅行

国道の前に聳える当別丸山・・・右手前の登山道尾根を登り、奥の藪の東尾根を下った。

 明日提出しなけれならない原稿書きがあったので、山は考えていなかった。しかし、この好天がもったいない。急きょ当別丸山(482.4m)へ向かった。登山道を登って、東尾根を下って周回し、下山後、おしま学園の奥に位置する障子山へも寄る予定だった。思ったより花の多い山だった。


ルルドの洞窟


ルルドの先の登山道沿いに多く咲いていた青花キクザキイチゲ


カタクリの花も見頃

 
テングスミレ(ナガハシスミレ)          エンレイソウ


展望台からトラピスト修道院を見下ろす


 頂上に着いたら、先着の2名の女性に「あら、坂口さんだ」と挨拶された。一人は以前函館山でお会いしたことのあるKu女史、もう一人は初対面のYo女史だった。二人とも拙サイトの愛読者らしく斉藤さんの捜索への労いの言葉をいただいた。


 さらに、東尾根を下ることを告げると、「以前から坂口さんのブログを見て、一度歩いてみたいと思っていました。ご一緒させていただけませんか?」とのことで3人で下った。途中で尾根を間違えて、さらに、旧道の出会いを勘違いして下りすぎて、2度も無駄な登り返しをさせてしまったが、「思いがけずに願いがかないました」と喜んでいただいた。

 
久しぶりに目にしたイワナシ            スミレサイシン

 10::00スタート 登り1時間、下り1時間40分、12:50ゴール

○障子山(215.6m)へ 
 下山後、二人と別れて、おしま学園の奥の林道の先に位置する障子山へ向かった。


 林道にはゲートはなかったが、道なりに奥へ進むと、山から反対の方へ離れていく。林道の分岐を見落としたらしい。分岐を探して戻ったら、地図にも掲載されている障子山のすぐ根元まで続く林道はすでに廃道となっていて、間違って進んだ新しい林道は地図には載っていなかった。分岐から廃道となっている右の道へ進んだ。


林道の先に見えてきた障子山


頂上には最近設置されたと思われる新しい四等三角点(点名・障子山)と古い四等三角点が並んでいた。
こんな新しい立派な四等三角点は初めて目にした。最近設置し直したらしい。


林道途中で目にしたキタコブシ

 13:25スタート 登り20分、下り15分 14:00ゴール

 この山を当別丸山から特定できなかったので、下山後、一度国道へ出て、大当別川沿いの林道を奥に入って、すぐ近くからこの山を眺めて帰路に就いた。

 詳しい山行記録ともっと多くの写真は、下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

斉藤浩敏さんを偲び 山を語る会

2014年04月26日 | 斉藤浩敏さん行方不明関連

 今回の斉藤浩敏さんの捜索に関わって下さった方々に呼び掛けて「斉藤浩敏さんを偲び 山を語る会」を開催したところ、26名もの方々が集まってくれた。このほかに参加したかったが都合や遠方で参加できない方々が18名・・・合計44名もの方々が今回の捜索に関わってくださったことに改めて驚かされた。数回にわたる捜索活動に参加された延べ人数は130名に及ぶという。

 会に先立って、遠藤さんが捜索時に撮影したビデオ映像と斉藤さん自ら撮った最後の山行のビデオ映像を鑑賞して、捜索当時を振り返った。斉藤さんが戻った理由だが、設計山まで約3km地点の750ポコから先の映像がなく、2時間半後にそこまで戻って「やっと戻ってきた。えらい目に遭った」と話して、同じ場所の映像を撮っている。そこにビデオカメラを忘れて取りに戻った可能性が大きい。

 勝手に発起人代表を務めた私から今回のこの会の趣旨や感謝の気持ちを話して会は始まった。斉藤さんが所属していた函館ブリガンズ山岳会会長の草刈氏によるレクイエム・秦琴演奏をバックにした壇ふみさんの「満月の滑空」という詩の朗読のCDが流され 静かに斉藤さんを偲んだ。その後、草刈氏による献杯で宴がスタート。

 前半は、全員に自己紹介を兼ねて、斉藤さんとの関わりや捜索活動に参加された想いなどを話してもらった。斉藤さんとの面識がない方も大勢いた。後半は、席も入り乱れて、山を中心とした交流が続いた。今回の捜索まで面識のなかった方々も捜索という同じ目的で行動し、仲間意識が芽生え、交流が深まったことは、まさに、山を愛する斉藤さんの最後のプレゼントになったことを実感できた。

 3時間に及ぶ会があっという間に過ぎた。最後に、今後の活動として、遺族からいただいた謝礼金を基にして「斉藤さんの終焉地までの歩道を開削し、そこに慰霊碑を建てること、今回の捜索活動を中心とした報告集を編集・発行すること」への協力のお願いと、多くの方々から提案のあった「斉藤さんの命日に、毎年この会を開催すること」を確認し合った。さらに、札幌で隔月に開催されている北海道山岳レスキュー研究会の6月例会に、今回の捜索活動を中心とした講演を依頼されていることも報告した。

  
 最後に、今回の捜索本部を担当してくれた鎌鹿さんの乾杯の音頭で会を閉じた。その後、残ったメンバーでさらに30分以上もお喋りは続き、22:00に打ち上げて会場を後にした。














早咲きのサクラ&PET/CTの結果

2014年04月25日 | 花・紅葉だより

 ここ数日間、暑いくらいの好天が続いている。今日は、たまたま先日に五稜郭病院で検査したPET/CTの結果を聞きに行く日だったので、いつも早く咲く五稜郭公園の六花亭の裏のソメイヨシノとラッキーピエロ前のエゾヤマザクラを見に寄った。

 案の定、ほかのサクラはまだ蕾が膨らんできた状態だが、この2ヶ所はすでに咲きだしていた。この2ヶ所に共通するのは、建物に北西の風が遮られているのと、建物の壁に反射した陽光や熱が影響しているものと思われる。


六花亭裏の開花したソメイヨシノのズーム


ほかのサクラは、ほぼこんな状態だ。今後も好天が続きそうなので、GW期間には満開になりそうな気配だ。


五稜郭タワー辻向かいのラッキーピエロの前のエゾヤマザクラ



○PET/CT検査の結果

 さて、PET/CTの結果だが、「前立腺に何かあるようなので、一度泌尿器科で診てもらった方がよさそうですね。紹介状を書いておきますので、都合のよいときに受診してみてください。他は異状ありませんでした。」とのこと。軽い前立腺肥大か前立腺癌の兆候かもしれないとのことだった。

 昨年9月に尿の回数が多くて、一度泌尿器科の個人病院で見てもらっている。その時は、軽く肥大はしているとのことで、薬をひと月ほど飲んだら頻尿が治っている。そのときに前立腺癌の検査も受けたが、そのときは異状なしだった。

 最近、また夜の尿の回数が少し増えているので、まだ肥大しているのかもしれない。いずれにしても、連休明けには受診してこようと思っている。

 

スキー場清掃ボランティア&白いカタクリ

2014年04月24日 | 日常生活・つぶやき

 ライフスポーツのボランティア活動の一つに、いつもお世話になっている函館七飯スノーパークのゴミ拾いがある。今日はその日だった。

 暑いくらいの好天の下、31名もの参加者で、1時間半ほどゴミ拾いをした。圧倒的に多いのがリフトの下の煙草の吸殻で、空き缶やキャンディの紙も多い。自分はこれらのほかに毛糸の帽子と100円を拾った。昨年も50円玉を拾って、2年連続ライフスポーツの臨時収入に寄与?した。

 このブログが、このクラブのHPにリンクされていることもあり、多くの方々から「斉藤さんの捜索、長い間ご苦労さまでした」という労いの言葉を多くいただいた。感謝!



 帰路途中に、4/12には見られなかった白いカタクリが見られるかもしれないと思い、高橋山野草公園へ寄ってみた。

 案の上、1か所に3株だけ咲いていた。これは数万株にひとつという珍しい花である。数年前に北斗市の匠の森で一度だけ見て以来だ。








ザゼンソウ


エゾノリュウキンカ

花には早かった蝦夷松山~雁皮山

2014年04月23日 | 登山・旅行

雁皮山三角点ピークから蝦夷松山と東側の雁皮平を望む

 早春の花が咲いていることを期待して、函館市内の蝦夷松山と雁皮山へ向かった。しかし、全くと言ってよいほど咲いておらず、見事な期待はずれだった。

 しかも、一昨年初冬に初めて下ってきた「花の道」へ続く快適な作業歩道を登って、正規の登山道を下って周回する予定だったが、林道からの作業歩道への分岐を見落として、その先に続く林道をずっと進んでしまった。戻るのも癪なので、GPS頼みで林道終点からは藪こぎで予定のコースへ出た。

 唯一期待に応えてくれたのは、今年初物のギョウジャニンニクだった。


 一昨年のトラックログを反対回りに歩くつもりだったが、作業歩道へ入る分岐を見落としてしまい、林道をそのまま進んでしまった(赤線)。帰りは、どこで分岐を見落としたか知りたくて、作業歩道を下った(緑線~これが正規のコース)


循環するつもりで、30番の石仏の建つロータリーから出発


分岐を見落として進んだ林道が、予定の作業歩道へ繋がると思って進んだが、行き止まりとなった。
この付近の残雪にスノーシューの跡が残っていたところをみると、同じ間違いをした人がいるらしい。


林道終点の先の笹やぶの中に踏み跡があったのでそれを辿ったが、途中ではっきりしなくなった。
最後は、GPSと持参したトラックログの入った地図を頼りに藪こぎで進んだ。


きれいに整備された正規のコースへ出た。


岩場を通らなくても済む「花の道」から蝦夷松山の頂上へ


蝦夷松山から函館市街地と函館山を見下ろす


蝦夷松山からこのあと進む雁皮山を眺める


稜線上に唯一咲いていたナニワズ


三等三角点(点名・岩被山(がんぴやま)と頂上標識のある三角点ピーク


作業歩道(右)から林道(手前)へ出た地点(これは分かりずらい)


唯一期待にこたえてくれた今年初物のギョウジャニンニク


今回の記録は、HPへはアップしません。下記のページを参考にしてください。
初夏の花がたくさん見られた2012年6月18日の記録
雁皮山本峰(北峰)まで行った2012年12月2日の記録

古牧温泉・星野リゾート青森屋(2日目)

2014年04月21日 | 登山・旅行

かっぱ沼から見る東館と浮見堂

 朝起きて、まずは朝風呂、そして朝食バイキング。朝食も美味しかった。このホテルは口コミもとても良いし、リピーターが非常に多いらしい。従業員の対応もとても気持ち良く、そのことが納得できるホテルだった。

 朝食後、多分38年前にも歩いているのであろうが、敷地内のかっぱ沼を中心とした渋沢公園と魚祭洞公園を散歩した。まだ木の芽も吹いていないが、桜のころにはきれいになるだろう。


南部曲屋


南部曲屋の内部


渋沢栄一氏を祭ってある公園の入り口の渋沢大門


渋沢栄一氏の邸宅


青森屋正面玄関にて


お客さんを送り迎えする旗振りスタッフ

 無料送迎バスで、昨日と同じコースを新青森駅まで戻った。


新青森駅


新青森駅で食べた黒石焼きそば


 14:20発の津軽海峡フェリーに乗り、18:00には函館着。フェリーとバスの時間とそれらの接続待ちの時間が長く、のんびりと過ごした2日間だった。

古牧温泉・星野リゾート青森屋(1日目)

2014年04月20日 | 登山・旅行

 今日は妻の50回目の誕生日で明日が10回目の結婚記念日、それに捜索活動の最中に過ぎてしまった自分の70回目の誕生日(古希)を祝うために、三沢市の古牧牧温泉・星野リゾート青森屋へやってきた。

 このホテルを選んだのにはわけがある。今から38年前、自分の担任したクラスに、ずっと後に典型的な押しかけ世話焼き女房となる妻がいた。そのときの修学旅行先がこの古牧温泉だったのである。

とにかく広い敷地に公園や古民家や民俗博物館などの施設が充実した典型的な温泉リゾートだった。あちこち慌ただしく移動しないで、ここで時間をたっぷり取ってのんびり過ごした記憶がある。当時は旅行新聞社の「行ってみたい観光地」10年連続1位輝く施設でもあった。

それが今どうなっているか調べてみたら、バブル期の経営拡大で失敗し、2004年11月経営破綻していた。それを再建したのが星野リゾートで、名前を「青森屋」と変えて、5年かけて黒字経営に転じたとのこと。新しい経営努力で郷土色を前面に打ち出したもてなしを行っているらしい。懐かしさもあって、このホテルを選んだ次第。




 いつもは安い青函フェリーを利用しているが、接続バスの関係で7:40発の津軽海峡フェリーに乗った。なかなかゴージャスな船内だった。JRより時間は2倍近く掛かるが、料金は1/3ほどで済む。




 路線バスで、ホテルの無料送迎バスの発着する新青森駅へ。昼食を食べてバスを待つが、時間を潰せるところがなく、1時間半ほどはやや持て余し気味。その後、同系列のホテルにも寄るため、八甲田を経由する3時間近いバス旅だった。4月に開通した酸ヶ湯温泉の奥の「八甲田の雪の回廊」もまだ迫力十分だった。


 ホテルに16:30に到着。もてなしの心遣いが行き届きとても気持ちがよい。ホテル部分は中はリニュアルされているらしくとてもきれいだった。




 まず、38年前の印象に残っているプールや植物園付きの巨大な温泉や集合写真を撮った南部荘城や小川原湖民族博物館を見たくて聞いたら、建物は残っているが、今は使われていないとのことで、それらは敷地内の案内地図にも載っていなかったが、建物だけを見て廻った。懐かしかった。




 温泉に入り、夕食会場へ。地元素材をふんだんに使った80種類の料理のバイキング。少しずついろいろな料理を食べたが、何を食べても美味しかった。いつもながら腹いっぱい!


 20:30からの「じゃわめぐショー」では、津軽民謡、津軽三味線、ねぶた囃子、そして、世界大会で優勝したという青森屋スコップ三味線部の演奏があった。スコップ三味線が一番面白かった。

スキー・ボード新指導者ガイダンス

2014年04月19日 | スキー・クロカン


 今年度の函館地区(渡島・桧山)のスキーとスノーボードの準指導員合格者を対象とした函館スキー連盟教育部と函館スキー指導員会のガイダンスが開催された。

 彼等とは、先々週の「函館スキー指導員会納会・祝賀会」、先週のキロロスキー場での「新準指導員養成講習会」に引き続き3週連続の顔合わせになる。

 今日は、挨拶の中で、次のようなことを話させていただいた。
・自分もスキーの指導者となって44年経過したが、一番良かったと思うことは、異業種の方々との濃密なお付き合いができて、人生の上でも、仕事の上でも、非常に勉強になった。
・スキー指導を通して、その難しさを実感する中で、受講者から学び、常に研究と研さんに励み、自分なりの指導法を確立して、立派な指導者になってほしい。
・スキーくらい生涯スポーツとして最適なスポーツはない。自分も70歳になったけど、まだまだ現役で指導を続けていきたいし、自分のスキーも楽しみたい。
・趣味の世界とはいえ、スキーの指導を通して、また、いろいろな立場でのボランティア活動を通して、かけがいない自分の人生をより豊かなものにして、「スキー指導者になって良かった」と思える人生を送ってほしい。

途中までのイワオヌプリとアンヌプリ

2014年04月17日 | 登山・旅行

イワオヌプリ目指して・・・下りは右側の沢型地形を滑り降りた

 滑りを楽しむために五色温泉からのイワオヌプリとニセコアンヌプリの予定だった。昨日の長万部岳の下山後、黒松内の道の駅で夜を明かした。すばらしい好天に恵まれたが、-4℃まで冷え込、昨日同様非常に風が強い。

 五色温泉に7:00に到着したが、マイナス気温でガリガリのアイスバーンだった。南斜面のイワオヌプリは時間が経てば緩むかもしれないと期待して、8:00まで車の中で本を読んで時間待ち。

 期待通り、イワオヌプリの方はザラメ雪が緩んできた。急斜面をジグを切って登り、頂上と手前ピークの間のコル下の沢型地形は風が当たらないので、柔らかそうだ。コルの稜線へ着いたらものすごい強風だったので登頂は諦めた。案の定その沢型の中はほどよい解け方で快適なターンを刻むことができた。滑り下りていくと、下から外国人の3人が登ってきた。上手な日本語で「雪はどうですか?」と聞かれた。「沢の中はまあまあです」と答えたら「ありがとう!」と返ってきた。

 登り1時間05分、アンヌプリとのコルまで下り10分。

 まだ除雪されていない道路のあるコルまで下って、アンヌプリの斜面を登り返した。案の定西斜面で陽光の当たる角度が低いので、まさにガリガリのアイスバーンである。しかも、まともに強烈な北西風が吹き抜ける。本来なら、頂上に近い左の斜面を登って頂上を目指したかったが、滑りはまったく楽しめそうもない。風が当たらなそうな五色温泉の上の沢型地形を目指して登った。

 しかし、ここもガリガリバーンだった。それでも夏道尾根まで登って滑り下りたが、シュプールなど全くできないガリガリ滑りで、まったく楽しむことはできなかった。

 登り50分、下り7分。五色温泉に入ろうと思ったが、700円と高かったので止めて帰路に就いた。運転の休憩がてら420円の長万部温泉に入って帰った。


 登りと下りのGPSトラックログ


 アンヌプリとのコルからイワオヌプリを眺める・・・手前の急な尾根を登った


 コルの稜線から滑り降りる沢型地形と向かい側のアンヌプリを眺める


 快適なターンを楽しむことができた沢型地形を見上げる


 アンヌプリの滑り降りた沢型のガリガリ斜面から五色温泉を見下ろす


五色温泉から滑り降りた沢型地形を見上げる

長万部岳

2014年04月16日 | 登山・旅行

冬山用の高い標識に鐘がぶら下がっている5合目の鉱山跡から頂上を望む

約40日ぶりの自分のための再開の山は、ずっと冬に登りたいと思っていた長万部岳。道内でも珍しい冬山スキーの標識がきちんと設置されている山である。にもかかわらず、道南の山なのに、なぜか冬には登りそこねていた。

二股ラジュウム温泉の奥の廃墟になっている大峯温泉の前が除雪終点。その先の林道はまだ1mもの積雪があった。以前うすゆき荘という山小屋のあったところまで3.1kmの林道歩き。その先にも5合目の鉱山跡まで林道は続くが、冬山コースはショートカットして続いている。ずっと標識を探しながら進む。

5合目からは概ね夏道沿いに標識は続くようだ。頂上に繋がる急な北尾根の根元からは、風が強く、ガリガリのアイスバーンになり、スキーのエッジが効かない。かんじきに履き替えた。かんじきの爪がなければとても登れる状態ではない。転倒して滑落しないように斜めにジグを切って登る。

頂上からは周りの山はほとんど見えるが、油断すれば飛ばされそうな強風である。あちこちあわだたしくカメラのシャッターを切って直ぐに下山した。

7:50スタート、登り3時間15分、下り1時間。


林道から眺める長万部岳


5合目上の尾根上の標識を探しながら登る


急な北尾根。アイスバーンのためこの根元の上でスキーからかんじきに履き替えた


頂上標識と後ろはカニカン岳

今、黒松内温泉でまったり過ごしている。今晩は黒松内道の駅で車中泊し、明日は、五色温泉からニセコアンヌプリの予定だが?

詳しい山行記録は下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

新装オープンした「朝市ひろば」

2014年04月15日 | 日常生活・つぶやき

 天気の良かった午前中にウォーキングを兼ねて、朝市と遺愛学園のクロッカスを見てきた。合計16,000歩(約12km)も歩いてきた。

 函館朝市の一角にあった「渡島ドーム」が、建て替えられ、12日に、「函館朝市ひろば」として新装オープンした。50年以上にわたり、地元産の野菜や水産物を販売してきた場所だが、北海道新幹線の開業を2年後に控え、外国人観光客も含めた集客増をめざしている。

 水産物などを販売する約50店の物産街のほか、渡島蔬菜(そさい)農協組合員の生産者らが新鮮な野菜を出品する産直市、食事や休憩ができるフードコート、地域の様々な活動の場となるイベントスペースがある。


広々としたフードコート


生産者が直接自分たちの作ったものを売る産直市・・・今は農作物の少ない時期でスペースが空いていた


物産店が並ぶ


建て替え前の「渡島ドーム」


建て替え前の渡島ドームの中

2度目のPET/CT検査

2014年04月14日 | 大腸癌日記

 今日、2回目の大腸癌術後3年経過したので、2度目のPET/CT検査を受けてきた。

 この検査は全身の癌を探し出すのに優れた最新の検査で、函館市内では、平成18年4月にお世話になっている五稜郭病院が一番先に導入した。現在でも道南では、ここだけしかない。
 
 当初は20万円ほど掛かっていたらしい。最近はだいぶ安くなったが、今回も、定期検診のため健康保険適用になり、しかも、3/28で70歳になったので、1割負担で9,270円で済んだ。ちなみに、今年の4/1以降の誕生日の人は2割負担となる。3日違いでギリギリセーフだったが、1割と2割では2倍になるので、これは大きい。

 大まかな検診の流れは次のようなものだった・・・。
 ①検査着に着替え、問診・身体測定を行い、空腹時血糖値を測定後、検査液(FDG)を静脈へ注射。
  ※空腹時血糖値は、123だったが、検査には支障がないとのこと。
 ②検査薬が全身に分布するまで約1時間安静。
  ※安静室でTV鑑賞
 ③上掲の写真のPET/CTで撮影・・・寝ているだけで30分程度で終了。
  ※肩痛で万歳の姿勢が取れないので、腕を下げて下で手を組む姿勢での撮影だった。
    動かないでじっとしたままの30分は結構辛いものがある。むしろ眠らせてくれた方が助かる。
 ④撮影後、再び安静室で30分ほど休憩。
  ※結局2時間ほどを要して終了
 
 検査結果の説明は、主治医から4/25に説明の予定。

  PET/CT検査の詳しい説明は、下記からどうぞ!
http://www.ncgm.go.jp/sogoannai/housyasen/kakuigaku/inspect/pet.html