癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

皮膚科での診断 & HPのページへ追加

2020年12月09日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

 歩き旅中、後半10日間ほどの靴擦れ状態の原因が水虫ではないかと、昭和タウンの中になる「昭和皮膚科」へ行ってみた。

 実は、昔から、足の裏の皮がボロボロ剥けて来るので、痛くなったり、かゆくなったりすることはないが、それは水虫でないかと思っていたからである。

 しかし、足の裏や小指の皮膚を3ヶ所ほどから採って、検査した結果、「水虫はないようです。あと1週間後にもう一度検査してみましょう。現在、赤くなっていて痛いところはばい菌が入ったのかもしれませんね。」とのことだった。

 ということは、単なる靴擦れだったのか・・・これまでよりは厚手の5本指の靴下を履いたことが原因だったのかも?

 細菌を殺す薬(飲み薬と塗り薬)を処方してくれた。

 

◎HPのページへの追加

 

 今回の歩き旅の記録を、このブログの親サイトである一人歩きの北海道山紀行」からもアクセスできるように、「道外の旧街道・古道歩き旅」のページに、「京街道・山陽道歩き旅」のページを追加した。


一病息災・・・糖尿病を友として

2020年09月03日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

                           

  一病息災・・・「ずっと健康でいる人よりも、かえって何か一つくらい軽い病気に罹っているいる人の方がより健康に気を使うことで、長生きするものだということ」を意味する。

 自分の元気のもとは、まさにこれだと思っている。その病気とはこのブログの題名にもなっている癌ではない。これは、2回も手術をしていて、臍より右の大腸は失ってはいるが、後遺症もなく、薬の世話にならず、「罹っている」病気ではなく、すでに「治った」病気である。

 自分の健康に一番役に立っている一病というのは、まだ薬等の世話にはなっていないが、糖尿病である・・・自覚症状があるわけではないが、数値的には立派な糖尿病患者で、糖尿病手帳も持っている。このことを話すと、知らない人はみなさんびっくりされる。40代後半の人間ドックで見つかった。今後は食事療法と運動療法に努めるように言われた。

 亡妻が病院で摂取カロリーに即した食事の献立やカロリー計算の方法などの指導を受けて来た。その内容を見た時に、食べることが大好きな自分にとっては、人生、この先、夢も希望もなくなってしまうほど悲しかった。そこで、我慢することや耐えることが苦手な自分は不純なことを考えた。それは、「オーバーに摂取したカロリーを消費すればよいのだろう」「基礎代謝量を上げて燃費の悪い体にすればよいのだろう」ということだった。

 そこで、まず始めたのが、ジョギングだった。しかし、単調でただ辛いだけだった。次に、何か楽しみながら、自分一人で、自分のペースでできることはないだろうかと考えた。それが、その後すっかりハマってしまった「一人歩きの登山」だった。

 ただでさえカロリー消費の多い登山ではあるが、より大きな負荷を掛けるために速く歩くことを心がけた。これも一人歩きゆえにできることである。これが、「坂口さんの山の記録はとても参考になるが、タイムは速すぎて参考にならない」と言われ続けて来た所以である。最近は、人並みになってきてはいるが・・・。

 唯一10代から続けていて、指導員歴50年になり、今もシニアクラブで現役で指導を続けているスキーは、上から下へ滑り降りるだけで、それほどカロリーは消費しない。冬はどうしても運動不足になりがちなので、50代からクロスカントリースキー(スキーマラソン)と雪山登山や山スキー登山も始めた。

 退職後に時間の制約がなくなってからは、登山の延長で、四国遍路や古道や旧街道の歩き旅も始めた。毎日30~40km以上も歩き続ける歩き旅は、いくら食べても体重が減っていく・・・。

 現在の趣味は、結果的にすべて糖尿病対策になっている。それらの記録は、すべて、このブログの親サイト「一人歩きの北海道山紀行」にびっしり詰まっている。

 そして、30年・・・食事には特に気を付けていない。甘いものも含めて好きなものを好きなだけ食べている。ここ数年は、朝起きて計測した体重が61kgを超えたら、その一日は炭水化物を減らすようにしているだけである。結果、この糖尿病のお陰で、人並み以上の体力に恵まれ、体調を崩すこともなく、元気で過ごしている。

 この病気の恐ろしいのは、合併症である。すぐ下の弟はこれが原因の心筋梗塞で61歳で亡くなっている。その下の弟妹もやはり軽いながらも同じ糖尿病を抱えている。遺伝的なものなのだろう。お互いに気を付けようと話している。

 退職後は、年に2~3回は高橋清仁クリニックで定期検診を受けている。今年は新型コロナのせいで、今日、ようやく、昨年の10月以来11ヶ月ぶりに行ってきた。血圧も空腹時血糖値も正常値の範囲だった。過去1~2ヶ月前の血糖値を反映するHbA1Cは、加齢とともに少しづつ上がってきてはいるが、ここ数年は横ばい状態で、まだ薬は必要なしの段階である。いつも院長や看護師から褒められている。


CT検査

2020年07月22日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

 

 2008年の大腸癌以来ずっと五稜郭病院消化器内科でいろいろな検査を受けている。6/16に胃カメラ検査を受けた時に、胃の方は異常はなかったのだが、血液検査の結果、また昨年と同じ腫瘍マーカー(ca19-9項目)が高くなっているという。

 昨年も大丈夫だったので、放っておいても良いと思ったが、先生の「でも、癌を経験しているので、とりあえずCT検査くらいは受けておいたほうが良いのでは・・?」という言葉に負けてしまい、予約を入れてもらったのが今日だった。

 このCA19-9項目は、すい臓癌をはじめ胃や大腸などの消化器系の癌の可能性があるらしい。昨年は、胃と腸の内視鏡検査を受けたあとだったので、CT検査のあと、膵臓のMRI検査も受けている。

 今日は13:00予約で、すぐに呼ばれたので、ほとんど待ち時間はなかった。検査終了後、消化器内科外来へ行き、主治医であるKo医師の診断を聞く。

 「特に異常は認められないですね。再発の心配もないということですね。また、何か気になることがありましたら、来てください」ということだった。今回は、昨年のように、膵臓の検査の話は出なかった。「また、来春、大腸検査を受けに来ます」と告げて、失礼してきた。

 これまでの経験から、まずは、大丈夫だろうと思っていたが、これで当分は安心できるので、それで良しとしよう。

 診療費は、1割負担で、2,670円だった。私より4日遅い誕生日(昭和19年4月1日)以降の人からは、2割負担なので、このように高いときは非常に助かる。2割負担なら2倍になる・・・。


胃カメラ検査→ピロリ菌の除菌はせず

2020年06月16日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

 昨年の4月以来の胃カメラ検査をした。その目的は、ピロリ菌をどうするかということだった。実は昨年の3月にも胃カメラ検査をした際に、ピロリ菌がいてそれが原因の萎縮性胃炎の跡も見られるということが分かった。しかし、その時の血液検査で、ある腫瘍マーカーが高かったので、その検査の方を優先しましょうということになった。その後、CT検査や膵臓のMRI検査もしたが、異常なしだった。しかし、ピロリ菌のことはすっぽかしたままになっていた。

 しかし、やはり気になって、先週、相談を兼ねて診察に行った。ピロリ菌の除菌は、高齢(70歳以上)になればなるほど、効果は半減するので、積極的には勧めないが、希望するのであれば応じるということだった。そこで、1年以上経っているので、胃カメラ検査をして、その結果次第で改めて相談するということにした。

 今日の検査の結果は異状はなかった。ピロリ菌の除菌については、いろいろ相談したが、高齢ゆえにあまり効果が期待できないこと(医師も積極的には勧めなかった)、一定期間が必要な、副作用の心配があるかもしれない薬は飲みたくないこと・・・などから除菌はしないことにした。ただし、これからも1年か2年に一度、大腸カメラ検査同様に胃カメラ検査も続けることにした。

 それはそれで良かったのだが、血液検査の結果で、また昨年と同じ腫瘍マーカーが少し高くなっているという。昨年も大丈夫だったので、放っておいても良いと思ったが、先生の「でも、癌を経験しているので、とりあえずCT検査くらいは受けておいたほうが良いのでは・・?」という言葉に負けてしまい、予約を入れてもらった。混んでいて、一か月以上もあとの7月22日になった。

 胃カメラ検査は、12年前の大腸癌以来、いつも経鼻検査でお願いしている。管も太くて苦しくて、吐き気に悩まされる経口より、8割以上は楽だからである。

 今日の検査の費用は1割負担で1,240円だった。このくらいで安心できるのであれば、毎年でも良いと思う。なにしろ、後期高齢者医療保険で月々4万円も取られているのだから、使わなきゃ損?である。介護保険もガバッと取られているが、こちらは一生使わないで済ませたいものである。


肩痛のぶり返しほか

2020年03月22日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

 昨日の横山と砂蘭部岳のスノーシュー登山でストックを使用した。徐々に肩に痛みが出て、下山では右肩が痛くてストックを使うことができなかった。

 予想通り、夜になって、肩痛特有の夜間痛が酷くなった。どんな姿勢をとっても痛みが酷くて全く眠ることができない。我慢できなくなり、夜中にコンビニで氷を買ってきて冷やした。そのせいか、朝方になって少しうとうとすることができたが、肩を動かさなくても痛みが激しい。今日の登山は無理である。2人の出発を見送って帰路に就いた。

 しかし、今までにストックを使用した登山で肩が痛くなったことはない。これは3日前と2日前のMTBロングライドが引き金である。その翌日から肩に軽い痛みが出ていて気にはなっていた。

 それが昨日のストックの使用でさらに悪化したようだ。2月上旬で治ったと思っていたのに、またぶり返しである。

 原因はMTBである。良く考えてみると、結構肩に負担の掛かる姿勢であるし、低い姿勢で首を上げるので、首にも負担が掛かる。

 しかも、12月下旬からの痛みは、肩の前の方だったが、今回は後ろの方である。

 帰宅後、掛かり付けの整骨院で診察してもらった。この痛みは鍵盤損傷の後遺症が悪化したようだ。

 治療をして、テーピングをしてもらった。また、しばらく整骨院通いが続く。今日はスマホやパソコンを打っても、文字を書いても痛いし、動かさなくても痛い・・・多分今日が一番痛みが強いはずである。

 張り切って始めたMTBもストックを使った登山も、当分お預けである。

 

◎「聞いて楽しむ日本の名作」

 妻が仕事をしながら聞くために購入したCDである。明治・大正・昭和近代文学作品が169編も収録されている。

 妻が聞き終った物から、車に積んで長距離運転のときに聴いている。ほとんどが中学生時代から大学生時代にかけて読んだ懐かしい作品である。勿論読んでいないものも多数ある。

 すでにストーリーなどは忘れているものが多い。最近はこのような昔の文学作品を読むのも億劫になっているだけに、いろいろな俳優の朗読で聞き直すのもいいもんだ。


時期の悪い「肩の痛み」再発

2019年12月27日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

         

 2004年には「腱板損傷」を患っているし、2014年には日本人には少ない「変形性肩関節症」と診断されている。

 その影響で、時折右肩に痛みが発生する。今年は8月に次いで、これで2回目だ。何の因果関係もなく突然出現する。今回も、先週の金曜日に朝起きたら痛みが発生していた。思い当たる原因となりそうなことは思いつかない。

 5年前に五稜郭病院の整形外科レントゲン撮影をして「変形性肩関節症」と診断されたときに、「これからも痛みが出たり出なかったりすることはありますが、整形外科的に完治するには人工関節しか方法はありません。ですから、痛みが出たときは、今まで通り五稜郭整骨院で治療を受けるといいでしょう」と言われていた。

 その後、高いところのものを取ろうとしたときに痛みが出るくらいで、日常生活には全く支障がなかったし、肩に負荷のかかる腕立て伏せやクロカンスキーのストックワークでも痛みを感じることはなかった。

 今と同じ痛みが出るのは今年になって2回目である。腕を動かさなければ痛みは出ないが、腕の捻る角度によって肩関節の前面にズキッとした痛みが出る。また、ボールペンで文字を書いても、スマホを指でいじっていても、姿勢によっては痛くなることである。そのくせ、肩だけをグルグル回しても痛みは出ないし、雪掻きの動きでも大丈夫である。

 心配なのは、これから続くクロスカントリースキーのストックワークである。両肩に強い負荷が掛かるからである。しかし、2014年の時は、痛みが出ている最中でも、そのストックワークの動作では痛みは出なかったので、大会をキャンセルしないで済んだ。今回も多分そうなのかもしれないが、やってみなければ分からない。

 今週の月曜日からいつもの五稜郭整骨院に治療に通っている。肩関節の周りの筋肉が硬結しているそうだ。時間は掛かるが、それが取れて柔らかくなれば治るだろうとのこと。

 8月の時は10日間ほどで改善したが、今回は30日から年始年末休診が5日間続くので、回復にはもっと日数が掛かるかもしれない。

 すでに、大滝のクロカンコースはオープンしている。いつもは年末と年明けに練習に行っているのだが、どうしようか迷っているところである。最初のレースは1/19なので、最悪それまでに治れば良いのだが・・・。


肩の痛みの治療 & 甲子園決勝戦

2019年08月22日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

 過去に右肩の腱板損傷や変形性肩関節症の既往症があり、右肩はまっすぐ上まで上がらないし、時折痛みが発生してきた。その都度、かかりつけの五稜郭整骨院で治療をしては、何とか過ごしてきた。
 
 今回は、8/8の朝起きたら痛みが出ていた。数日で痛みがなくなることもあるので、様子を見ながら旅へ出た。しかし、角度や捻りなどによって痛みがあり、良くなることはなかった。それでも不自由はなかったので、うまく付き合いながら過ごしていた。

 しかし、今朝がた2時頃にトイレに起きたら、上腕骨前面の夜間痛が強くて眠ることができなかった。この夜間痛は肩の痛みには付き物で、腱板損傷のときに良く起きた症状だった。

 そこで、我慢できずに、肩では5年振りくらいだが、五稜郭整骨院へ出掛けた。肩の周りから首や背中にかけて強い筋肉のしこりがあるという。これが夜間痛の引き金になっいるのではないかとのこと。思い当たるのは、3日前にダブルポールで登り下りした羊蹄山である。

 患部を冷やしながら背中から遠赤外線で温めたあと、電気を掛け、その後の調整マッサージで上半身の筋肉のしこりを丁寧にほぐしてもらった。最後にWAという機械で血行を良くするという上半身の振動によるマッサージを受けた。
 首周りや肩周りが非常に楽になった。湿布はかぶれが治っていないので止めてもらった。かぶれが治ったらテーピングをしてくれると言う。

 明日から、痛みがなくなるまで当分の間治療に通うつもりである。

◎甲子園決勝戦

 令和元年の甲子園の決勝は、ここまで自責点ゼロという今大会随一の好投手奥川を擁した石川の星稜高校と、これまですべての試合で2桁安打を放ってきた大阪の履正社高校の対決となった。
 
 7回には3対3の同点となり決勝戦らしい接戦となった。どちらも勝てば初優勝だったが、昨年も大阪の桐蔭高校が優勝したので、北陸の星稜に勝たせたかった。しかし、最後は打力で勝る履正社が5対3で逃げ切った。

 今年は投球数の問題、暑さ対策など今後の課題を新たにした大会だった。北海道の2校はともに1点差の惜敗だったが、1回戦で消えてしまったのが残念だった。

膵臓のMRI検査と血液検査

2019年06月10日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

 3月の血液検査で腫瘍マーカーのca19-9項目が高かったが、2年ごとに定期的に受けている胃カメラも大腸カメラも異常なかった。その後のCT検査も異常なしだった。しかし、主治医は腫瘍マーカーが高いのが気になると、膵臓癌のMRI検査を勧められ、今日がその日だった。

 診察券による受付を済ませ、まずは血液検査の採血をし、MRI検査室へ。

 MRI検査の装置はCT検査の装置と似ているが、CTはX線を用いるのに対して、MRIは強い磁石とラジオに使われているような電波を用いて体内の状態を画像にする検査である。検査中、装置から工事現場のような大きな音が聞こえるので、遮音のヘッドホンのようなものを当てられる。検査時間はCTより長く30分程度掛った。

 膵臓癌はまず助からない癌で、一番罹りたくない癌である。多分大丈夫だとは思っていたが、一抹の不安もあった。診察室へ呼びこまれ、結果を聞く。「MRI検査では異常が見つからなかったとのことです。血液検査も、前回高かった項目の数値は正常値内に戻っていました。膵臓癌の心配はないと思ってもいいでしょう」・・・ホッとする。ところが、「今度は別の項目の腫瘍マーカーが高くなっているのです。今までの検査で胃も大腸も膵臓も大丈夫だったので、少し様子を見ましょう。半年後にでもまた診察に来てください」

 高かった項目はCEAという項目で、正常値が0.0~5.0ng/mlだが6.7だった。この項目は、やはり消化器系の癌が主らしい。数値的には軽症だが、自分に当てはまる高齢者や糖尿病などでも陽性を示すことがあるそうだ。前回のca19-9項目も、結局は一時的なものだった。今度もまた同じように一時的なものであろう。主治医の「様子を見ましょう」という言葉通り、気にしないで、半年後にでもまた血液検査でもしてもらおうと思っている。

 ちなみに、MRI検査と血液検査と診察の費用だが、1割負担で3070円だった。

CT検査 & 今シーズン初ジョグ

2019年05月08日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

CT検査室前のポスターを写す

 4/25の胃カメラ検査のあと、3/4の血液検査の結果、腫瘍マーカーのca19-9の数値が少々高いのでCT検査を受けるように言われ、今日に予約を入れてくれた。 
 ただし、空きを待っているとずっとあとになるので、とりあえず今日の9時に来てもらって、検査の空きに入れてもらうとのこと。遅ければ1日掛かりになるかも知れないと言われていた。文庫本を1冊持って出掛けた。

 その血液検査は2ヶ月も前のものである。もし、どこかに癌があるのなら、だいぶ進行しているはずである。しかし、体調はすこぶる快調で気になる症状はない。

 ただでさえいつも混んでいる五稜郭病院だが、連休のあとだけにこれまでにないほどの混みようだった。
 9時過ぎに診察室に呼ばれ、「時間は約束できないので、もしかしたら午後になるかも知れないが、その結果次第で次のことを考えましょう」と言われた。看護師さんに「1時過ぎになることもあり、忘れられているのではと思うほど遅くなることもあります」と言われ、下着の上に検査着を着て、検査の説明を受けた。その後。消化器内科外来の前で待つように言われた。水とお茶は飲んで良いが、食べ物は摂ることはできなかった。

 検査着の上からジャンパーを着て、本を読んだり、スマホをいじったりして、ひたすら待った。
 朝から混んでいたと思っていた消化器内科外来の待合室は、予約時間に合わせて新しい患者がやってきて、ますます混んできた。100人ほど座れる椅子があるが、11時過ぎにはピークとなり、ほとんど空席はなくなった。

 12:25になって呼ばれたので席を立ったら、先生があまり遅いのでCTに電話をしてくれたらしい。 残りの一番前の列には名前が入っているが、非常に混んでいて、まだいつになるか分からないとのこと。

 13時過ぎにようやく呼ばれて検査室へ。聞いたら1日に70~80人くらいの検査で、朝から晩まで掛かるそうだ。

 検査後、再び消化器内科外来で待つ。14時近くになり、診察室へ。結果は「特に気になる所見は見当たらなかったです。ただ、腫瘍マーカーが高いのは気になるので、1ヶ月後に膵臓のMRI検査をしましょう」と言われて、6/10に予約を入れてくれた。その時にもう一度血液検査もし、胃カメラ検査の結果のピロリ菌の除菌もすることになった。
 
 膵臓癌は一番罹りたくない癌だし、早期では見つけづらい癌なので、検査を受けておくことはマイナスにはならないだろう。ただし、3/4の血液検査の結果でもし膵臓癌に罹っているなら、3/14に受けた糖尿病検診で、血糖値やHbA1cが異常に高くなっているはずである。しかし、そのときはそのようなことはなかった。これも大丈夫だろうと確信している。

 それにしても、なかなか無罪放免にならないものだ。病院は検査が一番儲かるので、検査を勧め勝ちである。気にしてもしようがないので、これまで通り過ごすことにする。

 次の検査の説明を受けて、会計を済ませたら、15時になっていた。1割負担で2780円だった。病院からの途中で迎えに来た妻と軽く腹ごしらえをして帰宅した。

◎今シーズン初ジョグ8km
 7/7の函館マラソン(ハーフ)まであと2ヶ月、その練習のつもりでエントリーした千歳マラソン(ハーフ)が6/2である。
 利尻山の疲れが抜ける連休明けから練習を開始するつもりでいた。2月のクロカンスキー、3月の雪山登山、4月の奥州街道歩き旅と続けてきた脚を、今度は走る脚に変えなくてはならない。
 今日は足馴らしと、どのくらいのペースでどのくらい走れるかを感得してみたいだけなので、病院からの帰宅後に、五稜郭公園の堀回りで、無理せず7分/kmペースで、8kmで切り上げた。特に辛さを感じることはなかった。昨日まであった堀の花筏は、沈んでしまったらしく、きれいになくなっていた。 

 1kmごとのラップは次の通りだった。①7'18 ②6'53 ③7'12 ④7'15 ⑤6'56 ⑥6'42 ⑦7'10 ⑧6'48 トータル56分24秒 平均ラップ7分03秒/km

 これを今後、週に3~4回走るように努め、千歳までの1ヶ月で6分20秒/kmでハーフを、さらに1ヶ月の函館までに6分/kmを切って走れるようにするつもりである。

胃カメラ検査 & 泌尿器科再診・・・ちょっと異変あり?

2019年04月25日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

我が家のシバザクラとチャボアヤメ

 前回、検査の日の朝にうっかりして牛乳を飲んでしまい、胃カメラの検査ができなかった。今日改めて五稜郭病院へ出掛けた。その後、やはり旅に出る前に平田泌尿器科の検診で、レントゲンやCT検査を受けたが、膀胱に気になるところがある。血液検査の結果も分かるので、旅から戻ったらまた来てくださいと言われていたので、再診に出掛けた。

◎胃カメラ検査
 2年ぶりの胃カメラで、今回も鼻からカメラを入れての検査を選んだ。口からの検査よりはずっと楽だが、それなりに辛さはある。
 
 結果だが、「萎縮性胃炎の症状が見られます。これはピロリ菌が原因のことが多いんですが、ピロり菌の検査はしたことがありますか?」とのこと。
 
 ピロリ菌の検査は、2年前の胃カメラの時にしてもらっている。しかし、そのあとの大腸検査のときに、結果を先生も言い忘れて、自分も聞き忘れていた。改めてPCでデータを調べてくれた。「ああ、やっぱりいますね。除菌をしなくてはなりませんね。しかし、その前にちょっと心配なことがあるのですよ」とのこと・・・ドキッ!
 「実は、血液検査の結果ですが、腫瘍マーカーの数値がほんのちょっとですが上がっているのですよ。大腸と胃は大丈夫ですが、CT検査を受けた方が良いでしょうね。ピロリ菌の除菌はそのあとに考えましょう。」とのこと。

 実はこのあとに平田泌尿器科へ再診に行くこととその目的を告げた。先生は、血尿が出ていないのであれば、膀胱癌は大丈夫ではないかなと言われた。
 とりあえず、CT検査の日程を5/8に入れてくれた。しかし、非常に混んでいて、空いている日を待っていたらかなり遅くなるので、その日の検査の合間に入れてもらうことにしてくれた。

 腫瘍マーカーの数値が高い項目は、CA19-9で基準値は37.0U /ml以下だが、40.2だった。この項目は、すい臓癌をはじめ胃や大腸などの消化器系の癌の可能性があるらしい。胃と大腸は検査を終えて大丈夫だったので、すい臓か?一番罹りたくない癌なのだが・・・。
 しかも、この血液検査の採血は50日前のものである。ちょっと心配だ。今はなんともないことを祈るのみ。

 また、萎縮性胃炎のことであるが、自覚症状はまったくない。検索してみたら、萎縮性胃炎は、長年にわたって胃の粘膜に 炎症が起こること(慢性胃炎)で、胃液や胃 酸などを分泌する組織が縮小し、胃の粘膜が 萎縮した状態です。 萎縮性胃炎が進むと、胃の粘膜は腸の粘膜のようになり(腸上皮化生)、さらに胃がんに まで発展してしまう恐れがあります。 炎症の原因として最も多いのは、ピロリ菌による感染です。とのことだった。これは、除菌をすれば治るのかもしれない。

◎泌尿器科再診
 こちらは、「血液検査の結果は心配な数値は出ていないし、今日の尿検査もきれいなので、多分、腸管が膀胱をちょっと圧迫しているだけなのでしょう」とのことで、ひと安心。

ドジで胃カメラ検査できず のち 泌尿器科検診

2019年04月09日 | 大腸癌以外の検診・健康関係
 先週の大腸カメラ検査に引き続き、本日、五稜郭病院で予約をしていた胃カメラ検査の日だった。
 前夜は9時以降の食事はしないで、今朝も食事をしないことになっていたが、5:00に起きたときに、うっかり牛乳を飲んでしまった。8:50に病院へ。牛乳を飲んだことを話したら、「はっきり見えないので、日程を変更してください」と言われた。
 予約変更の申し込みは午後からなので、帰宅後に電話で、旅から戻ったあとの日程でお願いすることに。

◎泌尿器科検診

前立腺肥大のイメージ図

 最近また、日中も夜も2時間置きくらいにトイレに行くようになっている。尿の勢いが弱くなり、切れも悪いし、トイレに行ってもまたすぐに行きたくなるようなこともある。
 日中はあまり気にならないが、夜は何度も目が覚めるので、特に朝方には寝直しができなく、慢性的な寝不足感が悩みである。

 そこで、五稜郭病院を出て、ウォーキングで今度は本通の平田泌尿器科へ。今までも何度かトイレが近くなっては前立腺肥大の検査をしてもらっている。昨年9月には思いがけない尿道感染症で点滴治療入院もした。これまでの検査でも、前立腺肥大の初期症状とのことで、薬を出してもらっては症状が改善してきた。

 まずは、採尿後、血圧測定。血圧は128/70と理想的な数値。そして、問診のあと、肛門から指を入れての触診。その後、採血による血液検査と腎臓と膀胱のレントゲン検査。
 レントゲンは3枚撮る。2枚目は注射で造影剤を入れた後、3枚目は排尿後に立位で。それで検査は終了。

 診察の結果は「肥大も少しあるが。おしっこはきれいだし、残尿もない。しかし、膀胱に気になる部分があるので、CTを撮りましょう」とのことで、CT検査を受ける。これも、造影剤を入れる前と後の2回。

結果は「う~ん、やはり膀胱が圧迫されているように見えるな~。しかし、悪いものにしては、おしっこもきれいで血尿もないし・・・。様子を見て、2週間後にまた来てもらえますか?血液検査の結果も分かるので・・・」とのことだった。

  
 薬は、肥大に伴う頻尿や残尿感などの症状を改善する薬、その副作用で便秘になったときに飲む薬、就寝前に飲む膀胱や前立腺の刺激症状を改善されるものとセットの良く眠れる薬を出しておくので、それを飲んで様子を見てくださいとのことだった。

 ちょうど歩き旅が終わってから帰ってくると2週間経っている。その翌日にでも行こうと思う。悪いものでないことを願うしかない。

春の淡雪? & 糖尿病検診

2019年03月14日 | 大腸癌以外の検診・健康関係


 朝カーテンを開けてビックリ・・・一面真っ白な雪景色になっていた。例年であれば珍しい景色ではないのだが、日記を見たら、2/16日以来の本格的な積雪だ。約ひと月ぶりの光景である。すっかり春の様相を呈していたのに・・・。

 積雪は3cmほどなので、家の前だけは簡単に雪掻きした。しかし、最高気温7℃まで上がるので、町会館の駐車場はそのままにしておいた。案の定、昼にはほとんど消えて、まさに春の淡雪だった。

◎糖尿病検診


妻へのホワイトデーのお返しのフルーツタルト・・・糖尿病患者なのに一気に半分ずつ平らげた。

 約4カ月ぶりに、掛かり付けの高橋清仁クリニックへ糖尿病の検診に行ってきた。今日は午前診療なので、11:30に病院へ着くように行った。相変わらず混んでいた。

 受付をした後、採尿をして検査に出し、40分ほどで、体重測定、血圧測定、採血をされる。体重は59.9Kg、血圧は134/76、空腹時血糖値はやや高めの130だった。しかし、ここ2ヶ月ほどの血糖値の推移をみるHba1c(ヘモグロビン、エーワンシー)やコレステロールや中性脂肪の数値は明日でなくては分からない。

 さらに、院長の診察まで待つこと30分。12:45になって、看護師さんから「副院長の診察ならすぐできますけど」と言われた。たまに、別の先生の話を聞いてみるのも良いと考え、副院長の診察を初めて受けた。

 これまでの数値の動きと今日の結果から、「体重もずっと安定しているし、血圧もこれまでの変化の範囲ですし、尿糖も尿蛋白も出ていないので、今のままで良いと思います。前回の中性脂肪もコレステロールも心配ない数値です。今日の食後4時間以上の空腹血糖値130は良好の範囲ですので心配ありません。前回のHba1cは7.1でしたが、できれば、7未満を目標にしてください」のことでまずはひと安心。ちなみに、74歳なので7.4を超えないと薬は不要とのことである。この数値は、加齢とともに徐々に上昇し、昨年あたりから四国遍路の後の6.8を除いて、ずっと7.1で推移している。
 
 これまで30年近い糖尿病との付き合いになるが、食事コントロールはほとんどしないで、消費カロリーを多くする運動療法のみで、ここまでやって来た。登山もマラソンもXCスキーもその一環である。
 留意しているのは、朝起きたときの体重を61kgを越えないようにコントロールしているだけである。ちょっと増えたと思ったら、食事制限や炭水化物抜きでしのいでいる。しかし、そのことは凄く良いことだと褒められた。だから、たまのバイキングや甘いものも平気で食べている・・・。
 

 明日の夕方には、今日のHba1c、コレステロール、中性脂肪などの値が、電話で連絡されることになっている。
<翌日追記>
 翌日の夕方に電話で報告を受ける。Hba1c7.1(2年ほどこの数値で落ち着いているので心配なしとのこと)、コレステロール225(やや高いが、善玉コレステロールが高いのでそれが押し上げているので、心配ないとのこと)、中性脂肪160(正常値範囲内)

朝食抜き効果

2015年06月04日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

 25年以上にわたって何の症状もなく、血糖コントロール『良』の状態で、薬の世話にもならず付き合ってきた糖尿病だが、加齢とともに徐々に高くなってきたHba1cの数値が、3月上旬の特定健診で過去最高の7.2%になっていた。ちょっとヤバイ数値である。
 また、体脂肪は低いのに、なぜか数年間ずっと中性脂肪や内臓脂肪が高かった。糖尿病の場合、中性脂肪と悪玉コレステロールが高いと合併症を併発する可能性が高いので、これも気になっていた。

 そこで、妻が見つけてきた『長生きしたかったら朝食を抜きなさい』やその実践者のブログを参考に、今までまったく意識していなかった食事療法の一環として、妻と一緒に、試しに4月上旬から、朝食をブラックコーヒーとバナナ1本かリンゴ半分だけにしたり、まったく抜いたりしてみた。

 2ヶ月経過して、ほぼ習慣化し、バナナ1本でもまったく食べなくても、空腹感を感じることもなかった。もちろん、山に登るときも、ジョギングするときもそうしてきた。それでも、スタミナ的に全く影響はなかったし、俗にいうハンガーノック(シャリバテ)ということもなかった。

<2ヶ月経過の結果>
① 体重が1~2kg減り、60kg台で維持できている。169cmで60kg前後の体重はやせ過ぎの感がないわけでもないが、山に登ったり走ったりするには非常に調子が良い。体脂肪も12%前後で、いわゆるアスリート体型に近い状態である。

② 家にあるタニタの体組成計で、数年間高目だった内臓脂肪の数値が下がってきて、たまに標準値内に収まるようになってきた。

③ 食べない時間が長いためか、胃袋が小さくなったようで、満腹感が早く来るようになり、食べ過ぎることもなくなった。

★一昨日の7ヶ月ぶりの掛り付け糖尿病専門医の検診結果

④ Hba1cの数値が6.8%に下がっていた。
 
⑤ 食後2時間血糖値も、正常値よりわずか高いだけだった。

⑥ 数年間350mg/dl前後だった中性脂肪が、132mg/dlと正常値内に収まっていた。

※医師から「まったく心配ないですよ」といわれてうれしかった。

 今のところ、良いことづくめである。どうやら、年齢的なこともあるのだろうが、朝食抜きは自分には合っているようだ。これからもずっと続けて行こうと思っている。

自分の糖尿病を考える

2015年04月15日 | 大腸癌以外の検診・健康関係

昨日五稜郭病院の敷地内で目にしたサンシュユ(ヤマグミ)の花

 今日は朝から雨で、外に出ることもできない。大腸癌検診でひと安心したところで、自分の糖尿病のことを考えてみたい。

 これまでも何度か触れてきたが、自分が登山やジョギングやクロスカントリースキー(スキーマラソン)に40代後半から取り組み始めたきっかけは、その頃、診断された糖尿病である。

 糖尿病治療の基本は「食事療法」と「運動療法」である。しかし、根が卑しくて、「食べたいし、飲みたい」タイプである。食事を制限することは人生の楽しみの大半を奪われてしまうほど悲しい。そこで、当時、「そうであれば、摂取カロリーを上回るカロリー消費をすればよいだろう。そうすれば基礎代謝量も上がるだろう。」との思いから、カロリー消費量の多い登山やジョギングやクロスカントリースキーへ向かうことになった。

 それ以来、20数年が経過しているが、まだ薬の世話などにはなっていない。退職を機に年に2~3度ほど糖尿病専門の高橋清仁クリニックでの検診を受けるようにしている。その間、食べたいだけ食べて呑みたいだけ飲むといった状態が続いている。ただ気を付けてきたことは体重が63kgを超えないようにするくらいだ。超えたときには、少し食事量を減らしたり、ハードな運動をするようにしている。

 その結果、ここ10年以上、空腹時血糖値は正常値を少しオーバーする「110~130mg/dl」で、1~2ヶ月間の血糖の状態を表すHba1c(ヘモグロビン・エイワンシー)は「6.2~6.8%」で、コントロール指標の『良』の範囲を維持してきた。いつも「合格」の印を押してもらい、何も頑張っていないのに、「この調子で頑張りましょう」と言われて安心してきた。

 しかし、加齢とともに、Hba1c数値が微妙に少しずつ上がってきて、ここ2年間は限りなく6.8%に近づいている。3月上旬の総合保健センターの特定健診では7.2%になっていた。前回の病院の検診で、看護師さんに「この数値は体温の1の位と同じと考えれば良いですよ。7℃を超えたらやばいでしょう。8℃超えたら大変ですよね」と言われたことがある。その「やばい状態」になりつつある。

 糖尿病の恐ろしさは、合併症である。すぐ下の弟が、6年前に糖尿病による心筋梗塞で亡くなっている。母は糖尿病ではなかったようだが、心筋梗塞に罹り、最後は肺塞栓症で亡くなっている。どうも、家系的に血管系が心配である。今のところ、悪玉コレステロール値は心配ないが、これだけ体を動かしているのに、体脂肪は低いが、なぜか中性脂肪と内臓脂肪が高いのが気になっている。

 とりあえず、副作用が心配な薬やインシュリン注射などの世話にはなりたくない。そうならない段階でコントロールすれば、合併症の心配はないようだ。そのためにも、今後は、少し食事制限に心がけようと思っている。

 いろいろ調べたら、楽な方法は、血糖値を急に上げる炭水化物を制限することが、一つのコツのようである。あとは、バランス良く食べることが大切である。

 たまたま、今回の大腸検査による2日間の食事制限と、試しに先週から朝食を果物と豆乳とコーヒーだけにしているお陰で体重が61kgを切り、内臓脂肪も少し減っている。今月一杯は、この体重を維持する食事に心がけて、今月末には半年ぶりの検診を受けてみようと思っているが、果たして…?