癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

革張りソファの色剥げ補修ほか

2020年02月29日 | 日常生活・つぶやき

 昨日、北海道知事が新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を発表し、「今週末の外出を自粛要請」が出されたからではないが、今日は4年ぶりに、色が剥げてきた革張りソファの2回目の補修に取り組んだ。

 今の家を建てたときに新築祝いにもらった5脚組の革張りのソファだが、すでに33年は経過している。数年前から色が剥げて白くっぽくなっているところが気になっていた。まだ座り心地は良いので、買い換えるつもりはなかった。

 4年前に、ネットでいろいろ調べたら、革トラブル救急箱「ハッピーバリュー・コム」というサイトが見つかった。42色の中から選ぶ補修クリームと、汚れ落としと補修クリームを伸ばして使うユニバーサルレザーローションを購入して、自分で補修を行っている。

 今回も同じもの(補修クリームはダークグレー)を購入して、2回目の補修である。補修クリームとローションを3:7で混ぜて、布で伸ばしながら塗るだけである。なお、どちらもフランス製で、料金は両方と送料で3,815円。

       もっとも酷い部分のbefore ↓↓

                   after

 ローションクリームが半分ほど残った。また2年ほどすると色剥げが気になってくると思うので、そのときは補修クリームだけ購入してまたやってみようと思う。

 ちなみに、革製品であれば、同じように補修できる。

 

◎中止になったクロスカントリースキー大会の返金等

 このたび、雪不足で中止となった「札幌国際スキーマラソン大会」事務局から、参加料の返金が郵便為替で、さらには大会要項、40回記念品クロカンスキー用ソックス、ゼッケン、記念バッジ、景品等が同封されてきた。

 すでに、「恵庭クロスカントリースキー大会」事務局からも、同じように送られてきている。「湧別原野オホーツククロスカントリースキー大会」は、銀行振り込みで返金される手続きがすでに終わっている。

 大会要項等や参加記念品まで作成しているのに、参加料を全額返金してくれるというのは非常に太っ腹で良心的だ。

 それに引き換え、この度の新型コロナウイルス騒動で一般参加選手は参加中止となった東京マラソンや名古屋ウィメンズマラソンは全額返金なしとのこと・・・東京マラソンは16,000円もするのに・・・妻は、抽選から外れて良かったと喜んでいる。

 まあ、年々参加者が減っているクロカンスキー大会と、高額の参加料を払って、なおかつ抽選までしても参加希望者が増えているシティマラソン大会との違いといえば、それまでだが・・・。


猛威を振るう新型コロナウィルス騒動に想う

2020年02月28日 | 日常生活・つぶやき

 

 当初は、中国での騒ぎだろうくらいにしか思っていなかった新型コロナウィルス感染だったが、あっという間に我が国にも拡大し、猛威を振るっている。まさに世界的な未曽有の事態である。

 今日の新聞によると、安倍首相の「全国小中高に休校要請」表明まで飛び出した。その意義は理解はできないわけではないが、教育現場に身を置いていた者としては、あまりにも唐突すぎる感が否めない。

 それも、週開けの3/2(月)から春休みまでだという。この時期は、年度末を控え、高校入試、期末試験、卒業式、終業式、新年度の準備などなど大変なときである。あまりにも教育現場を知らない者の表明である。

 北海道はすでに小中学校は今日から3/6まで臨時休校に入っているが、これが春休みまでとなると大変だろう。結果的に現場がどう受け止めてどう対応するか分からないが、今日は教育関係機関や学校はてんやわんやの大騒ぎだろう。

 広い北海道でも各地に拡大し、我が函館やその近郊にまで押し寄せてきている。しかも、道内の死亡者2名は函館とその近郊である。 

 他都府県との人口比からすると、北海道より首都圏などがもっと多いはずである。北海道の感染者数が多いのは検査数が多いことによるらしい。首都圏が北海道並みに検査すると、東京オリンピックがヤバい数字になるのではなかろうか・・・? 

 自分への影響を拾ってみても、去る2/24に予定していた「札幌の知人との飲み会」も中止にしたし、お誘いを受けていた毎年開催されている明日と明後日の「函館マウンテンクラブと札幌ロビニア山岳会合同登山会」が中止となった。さらに、3/6に予定されていた「道南地区HYML及び登山愛好者懇親会」も中止となった。 

 密室感染地獄のようになったプリンセスダイアモンド号は、昨年函館港に初めて入港し、このブログでも2回目の入港風景をアップしている。このクルーズ船のイメージダウンで、4月から6月まで5回のガイドを依頼されていたクルーズ船のオプションの「恵山登山」もヤバそうな気配である。

 観光客の激減に始まり、ここへ来ていろいろなイベントや会合、さらには飲み会なども中止となって、それらの関係者の経済的な損失は計り知れないことになっているようだ。

 とにかく目に見えない敵だけに、我々は言われるままに、手洗い、マスク、アルコール消毒、人混みには行かないこと、不要の外出を控えることで自衛する以外どうしようもない。自分のように毎日日曜日の人間はともかく、仕事を持っている人にはなかなか難しい対応である。とにかく、1日も早く終息することを願うしかない・・・。 


最終回の「ライフスポーツ第8回スキー講習会」

2020年02月27日 | スキー・クロカン

 (今日はの3人の担当だったが、1人が午後から帰ったので、2人と自分だけの写真)

 ライフスポーツのスキー講習会も今日で8回を数え、無事最終回となった。新型コロナウィルス感染拡大で中止も検討したらしいが、濃厚接触はゴンドラの中だが、参加できる方は元気な方ばかりだろうと開催に踏み切ったそうだ。最後なので、個々の滑りのビデオ撮影も行われた。

 天候には恵まれたが、雪は解けて固まった雪が多く、良かったのは上の方だけだった。

 今日の担当は3人で、いずれも1級レベルの方だったので、いろいろ課題を設定しながら長い距離を思う存分、自分も滑りを楽しんだ。

霧氷もなく、すでに春の雰囲気

 

 ビデオ撮影を待つ仲間たち

 

撮影者は右下の林の切れ目の端にいる。

 

下から撮影をする近藤会長

 

我が班の午後から帰った方の撮影時の滑り

 

午後からの2人の滑り

後ろから追っかけ撮影

 

 最終回なので、貸し切りの休憩所で閉講式を行って今シーズンの講習を終えた。

 自分は今日まで1週間連日のスキーやかんじきでの雪遊びだったが、昨日まではいずれも午前のみの行動だったせいか、疲れは特に残ってはいない。いずれにしても明日と明後日はおとなしくしているつもり。


四ツ峰(789m)<46/札幌50峰>

2020年02月26日 | 登山・旅行

<頂上手前の斜面から眺める定山渓天狗岳~余市岳の連なり>

 昨日つげ山下山後、下見をしたら、新しいスノーシューのトレースがあったので、今日は四ツ峰を目指した。山名は4つのピークを持つことが由来らしい。下の地図をみると確かに南北に4つのピークが連なっている。

 これ以上望むべくもなき素晴らしい天候に恵まれた。連泊した豊滝除雪センターから道々1号(小樽定山渓線)へと進むが、ゲートが開くのは7時である。ゲート前に15分ほど前に着いたが、前に7台ほどの車が並んでいた。ゲートが解放されて登山口となる滝の沢林道入口の駐車帯へ向かったら、自分の前に並んでいた車のほとんどがそこへ並んだ。すべてがさっぽろ湖(定山渓ダム)でのワカサギ釣りの釣り人だった。最後の1台のスペースに停めることができた。

 昨日と同じく、山スキーを履き、アルミかんじきをリュックに括り付けて滝の沢林道に続くトレースを辿る。林道から急な南東尾根に取り付くが、トレースはスノーシューなので直登している。スキーはラッセルしながらジグを切って登らなければならない。尾根は急な上に立木や灌木が混んでいる。さらに、雪面は昨日の暖気でサンクラストしているので、下りも手こずりそうである。かんじきでトレースを辿った方が絶対効率が良さそうである。少し登ったところでスキーをデポしてかんじきに履き替えた。

 7:20スタート~7:55南東尾根へ~8:15スキーデポ~9:30頂上<登り2時間10分>

 9:45頂上~10:15スキーデポ地点~10:35林道へ~11:00ゴール<下り1時間15分>

 

 朝日に輝く定山渓天狗岳を眺め、釣り人の車で満杯の駐車帯をスタート。

 

滝の沢林道に続く、昨日のスノーシューのトレースをスキーで辿る。

 

冬ならではの枯れ花火

 

林道から南東尾根へ取り付く。ピンクテープが至る所に付けられている。

 

スキーをデポし、かんじきに履き替える。

 

尾根を登り切ったら、広々とした送電線の下に出た。

 

これが頂上かと思って登って行ったら、その先にまだトレースが続いていた。偽ピークだった。

 

これが最後の登りとなる頂上だった。

 

山頂標識の位置からすると、今冬は例年よりだいぶ積雪が少ないようだ。周りの木が煩くて展望には恵まれなかった。

偽ピーク下の送電線の鉄塔付近が一番展望が良かったので、証拠写真を撮っただけですぐに下山した。

滝の沢を挟んでそびえる烏帽子岳。神威岳はその陰で見えなかった。

 

さっぽろ湖を挟んでそびえる定山渓天狗岳。

 

少し下がったところから見下ろすさっぽろ湖と小天狗岳。奥はホロホロ山。中央左下に歩いてきた林道が見える。

 

広い斜面に続くトレース

 帰りの林道は、緩いながらも2か所ほど長い登り返しがあり、シールを剥がしたスキーでは辛いものがあり、道中で一番汗を搔いた。

 天候と他人様のトレースに恵まれて、札幌50峰の2峰を楽勝でゲットすることができた。残りの3山(股下山、南岳、大二股山)は、ラッセルのない3月下旬~4月上旬にでも計画したい。

 帰路途中の200円で入れる留寿都温泉に寄るつもりだったが、定休日だった。留寿都道の駅で着替えをして、そのまま6日ぶりの我が家へと戻った。


つげ山(934m) 〈45/札幌50峰〉

2020年02月25日 | 登山・旅行

 

 「札幌50峰」で登り残している山を数えたら5山あった。いずれも定山渓の奥の山が4山(四ツ峰、つげ山、股下山、南岳)と札幌岳南側の大二股岳)である。いずれも登山道がないので積雪期しか登れない。

 今日は、比較的人気があってトレースが期待できそうなつげ山を狙ってみた。道々1号(小樽定山渓線)沿いにバス停と春香小屋のある奥手稲の沢川林道入口へ行ったら、昨日のトレースがあり、入山届を見たら2組がつげ山へ登っている。単独ラッセルは辛いので、これはラッキー。

 昨日までは滑るために登る登山だったが、今日はピークハントである。かんじきをリュックに括り付けてスタート。

 10数年前に奥手稲山に登ったときと同じ奥手稲の沢川林道の途中から北西尾根を登った。標高730mポコ先の細くて急な尾根はスキーでの登り降りは無理なので、かんじきに履き替えた。

 7:50スタート~9:20 730ポコ(スキーデポ)~10:20頂上〈登り2時間30分〉、10:50下山開始~11:10 730ポコ(スキー履き替え)~11:50ゴール〈下り1時間〉 

 入山届のある春香小屋から林道のトレースを辿る。

 

最初の林道分岐を右へ。

 

 種子をぶら下げる樹種不明の木。

 

 「つげ山へ➡」の標識から右へ入る。左の林道のトレースは奥手稲山へ向かっているのだろう。

 

緩やかな北西尾根のトレースを辿る。

 

 730ポコから頂上へ続く尾根を見上げる。

 

 その先からコルへ下ったが、その先の尾根は急で狭い尾根でとてもスキーで登り降りは無理である。戻ってスキーをデポし、かんじきに履き替えた。

 

 写真では、急な感じや狭さが伝わらないのが残念。

 

 

急な尾根を登りきると、平坦なダケカンバ林が広がる。

 

 その左先に山頂が見える。右から続く緩やかな尾根を登って行く。

 

 左手に余市岳から続く白井岳とそこから続く股下山などの尾根ピークとその後ろに平坦な朝里岳が見える。

 

 

頂上手前から振り返ると、正面に定山渓天狗岳が見えた。

 

 帰りの林道正面に見えた股下山?もっと早く下山ができて、トレースがあったら、このあと登ることも考えていたが、トレースもなかったので、次の機会とする。

 下山後に股下山、四ツ峰、南岳の入山口の偵察をした。四ツ峰の滝の沢林道に今日のトレースがあったので、明日はそこから四ツ峰に登ることにして、小金湯温泉のまつの湯で14時からのんびり過ごしている


BCスキー「三段山オフミ」3日目~前十勝カバワラ尾根

2020年02月24日 | 登山・旅行

(ガスの中のカバワラ尾根を登る)

 今日は7名で前十勝のカバワラ尾根を目指した。朝から雪は降っていたが風はほとんどない。好天は期待値できないが、昨夜の積雪で少しは深雪滑降が楽しめるだろうとの期待からである。

 高度を上げて行くに連れてガスが濃くなる。1380m付近まで登ったら、ウインドクラストのガリガリ斜面になったので、そこから滑り降りることにした。天候には恵まれなかったが、3日間でもっとも深雪滑降を楽しむことができて大満足だった。

 3日目にしてようやく雪の花が咲いた。この標識から十勝岳方面へ向かう。

 

 

アカエゾマツ林の中を進む。

 

 

途中にある火山観測施設の小屋

 

 ところどころに口を開けている富良野川を渡る。

 

 

カバワラ尾根へと登って行く。

 

 カバワラ(噴火で立ち枯れたままのダケカンバ)

 

 

雪の花を咲かせたダケカンバの尾根を登る。

 

 クラスト斜面になった1380mでシールを剥がし、滑降モードに入る。

 

 雪面は均一ではないが、30cmくらいの深雪滑降を楽しむことができた。

 下から登ってくるメンバーを横目に心地よいターンを楽しむ。

 

 尾根の下まで降りたら、上空が少し明るくなり、幻想的な光景が広がった。

 8:25スタート、9:55引き返し地点(登り1時間30分)、10:05滑降開始、10:35ゴール(下り30分)。三段山へ登り返して滑る時間的な余裕もあったが、十分満足だった。

 11時には温泉に入って、11:30には帰路に就いた。夜は札幌で知人と飲む約束をしていたが、不特定多数の人々が出入りする場所は蔓延しつつある新型コロナウィルスが怖いので、次の機会まで延期することにした。

 明日は定山渓奥の残っている札幌50峰の山に登る予定なので、これから豊滝除雪センターまで走る予定。


BCスキー「三段山オフミ」2日目~朝のうち勝負の2段目下まで

2020年02月23日 | 登山・旅行

(朝のうちは雪も降ってなく、前十勝の斜面も見えていた。)

 今日は、夜も強風が吹いていて暴風雪予報だったので山は諦めていた。しかし、朝になったら意外と穏やかな天候だった。

 うどんの朝食を食べて8:30に行けるところまでと4名で三段山を目指した。そのうしろから同じ仲間が6名で続いてきた。

 根城の白銀荘を振り返る

 

 昨日、登り返した5本の深雪滑降を楽しんだ1段目の斜面は、昨夜の風で新雪が吹き飛ばされてガリガリの斜面になっていた。

 

風のない林の中の重い深雪斜面を進む。

 

林を抜けると2段目斜面に生える、目印になっている「三姉妹」と呼ばれているダケカンバ。枝が折れ曲がっているのが残念。

 

2段目斜面も新雪が風で吹き飛ばされてガリガリになっている。この先では昨日同様の爆風に見舞われた。昨日と同じところでシールを剥がして、林の中を滑り降りることにした。

後続の同じ仲間の6名もそのすぐ上から降りることにしたようだ。

 

アカエゾマツから落ちた雪の山になっている。

 

林の中の重い深雪の中でパチリ。

 

1段目の横に出てくる斜面の深雪が滑りやすかったので、2度登り返して滑りを楽しんだ。

 

そのうちに強い雪が降り出して来たので止めて、白銀荘へ戻った。

乾燥室に用具を収めて 連泊の部屋へ戻ったら、まだ11時だった。まずは温泉に入って、昼前からビール。朝の残りのうどんを昼食に食べた。

 

 昼過ぎには、吹雪模様になってきた。朝のうち勝負で少しでも楽しめたので、良しとしよう。

今日参加したメンバーが持参した大きなカニをごちそうになった。

夕食は豚しゃぶとバッテラさば寿司ほか。

 

 昨日からたくさん帰って、今日来るはずの4名が来なかったので、14名と寂しくなった。

 送ってもらった自分が写った写真


BCスキー「三段山オフミ」1日目~爆風のため三段山2段目下まで

2020年02月22日 | 登山・旅行

 

(2段目下に出たら、爆風に見舞われ、この先から滑り降りた)

 「湧別原野オホーツククロカン」が中止になったので、この3連休を利用したHYML(北海道の山メーリングリスト)の「三段山オフミ」に1月に引き続き参加した。

 下から見ると十勝連峰も見えていたので、もしかしたら頂上まで行けるかも知れないと思ったが、上は爆風で2段目下までが限界だった。

 10時前に根城となる上富良野町吹上温泉の白銀荘に到着。たまたま同じ頃に着いた7人で行けるところまで行こうと出発。

 1段目斜面の上に前十勝も姿を見せている。 

 1段目の斜面が荒れない内に滑りたいので、その上まで登って1本滑ることにした。一番先に滑り降りて、みんなの滑りをカメラに収めた。

 シールを張り直して、再び登り始めた

 .段目の斜面を登りきって下を見下ろす。

 

 エソアカマツ林へ入っていく。この辺りは風も遮られていた。

 

 2段目の斜面下は爆風に見舞われた。この上でシールを剥がして滑り始ためた。

 1段目の下まで滑り降りて、そこから登り返して、さらに3回滑りを楽しんだ。白銀荘へ戻ってもまだ13過ぎだった。

 温泉でのんびりお喋りを楽しんで、さらに部屋でビールを飲んでのんびり過ごす。

 楽しみな夕食も16時過ぎには用意された。宿泊代3250円に食糧費は夕食と朝食で800円。

 メインディッシュの白菜肉挟み鍋。

 

 一人分の盛り付け。

 

乾杯

 

全員の自動シャッター写真。これから自己紹介もやり、消灯時間の22時まで延々と続く。

今日は26名の参加だが、福岡県を初め本州から5名も参加されていた。

21時現在。


ライフスポーツ・スノーハイキング

2020年02月21日 | 登山・旅行

最高地点での集合写真

 毎年この時期にライフスポーツの自分が担当のスノーハイキングが行われる。

 今回は、グリンピア大沼スキー場の西側エリアの除雪されていない管理道路や遊歩道を周回した。

 前もって下見をして今回のコースを決めて実行。これ以上ないと思われる素晴らしい天候に恵まれ、25名の参加のもと、4.2km、標高差140mを2時間20分で踏破した。足回りはスノーシュー、わかんじき、アルミかんじき、シールを張ったスキーとさまざまだった。

9:00、グリンピア大沼スキー場下に集合し開会式。会長挨拶。

 

先を進むスキーで参加の仲間

 

ラッセルしてくれるスキーとスノーシューの仲間

 

最高地点で休憩。

 

下り開始。

 

スキー場へ下りて来て、まもなくゴール。

このあと解散して、半数ほどはグリンピア大沼の温泉で疲れを癒す。

自分は明後日の「湧別原野オホーツククロカン」が中止になったので、明日から3連休の「HYML三段山オフミ」参加のため、このあと、千歳道の駅まで走った。


江差「いにしえ街道」の街並み

2020年02月20日 | 街並み・歴史探訪・ドライブ

 江差は17世紀以降、日本海航路の北前船の基地として繁栄した。明治初期まで盛んに行われた檜材とニシン取引に関連した問屋、蔵、商家、町屋、それに社寺などの歴史的建造物や史跡、旧跡が数多く残されている中歌、姥神町一帯の1.1kmを歴まち地区『いにしえ街道』として整備、平成16年11月に街路事業が完成し、街なみが大きく変化した。

 『景観に配慮した街なみづくり』を推進し、建物修景・案内板・電線地中化・下水道・公園整備などがほぼ終了し、今後は地区に新たな息吹を吹き込むさまざまな事業を地域と一体となって進めていくことになっている。

いにしえ街道マップ

中歌地区(東)の入口

 

電線が地中に埋められ、すっきりとした街並み

 

「いにしえ街道」の拠点となる無料休憩所「江差町会所会館」(旧江差町役場本庁舎)~北前船で繁栄する江差の町民が拠出した財源で、1845(弘化2)年に町会所(町役所)として創始したもの。平成13年に江戸末期に建設された当時の外観に復元。

 

旧中村家住宅~「主屋」「文庫倉」「下ノ倉」「ハネダシ」という4棟が一列に連なっている。国の重要文化財
「主屋」と「文庫倉」は明治20年ごろ、「下ノ倉」は江戸時代末の建物、「ハネダシ」は昭和56年に完成した修復建物。

 

 旧中村家住宅の隣にある「茶房せき川」~大正時代から営業してきた酒屋をリノベーションした店で、抹茶やコーヒーなどが楽しめる。

 

 鎌倉時代に創建されたと伝えられる姥神大神宮。神社の由来は、江差にニシンを招いた折居様という老女、つまり姥を祀ったのが始まりだとか。毎年8月には豊作・豊漁・無病息災を祈るための盛大なお祭りが行われ、たくさんの人でにぎわう。その歴史は370年余り。見どころは13台もの豪華絢爛な山車が練り歩く巡行。

 

臨時休業中の「横山家」~160年前の建物。横山家は現在まで200年以上続いている旧家で、ニシン漁全盛期の網元、公家御用商家で、北海道指定文化財として、江差の姿を今に伝える貴重な建物。

 

 

 

 

 

 ガラス越しにひな飾りが見える。

 

 蔵を改造した「ぱんやベッキー」

 

「いにしえ街道」の西の入口

 

 いにしえ街道の下の国道に面した「北のひな語り」の拠点となっているCafe&Sweets「壱番蔵」~明治期以降移入された木造トラス構造の屋根をもった蔵と、それ以前の和風の屋根組構造をもった蔵の二つが合併してできている。

 

 いにしえ街道中央部から高台へ上がる地点にある「江差町郷土資料館」(旧檜山爾志郡役所)。道有形文化財。1996年から1年をかけて当時の姿に修復・復元。注目なのは壁や天井の布クロス。ペイズリーや菊華文の美しい柄や桃太郎といった珍しい柄。また、当時は役所以外にも警察として利用されており、取調室や留置場が再現されている。
 建物正面にはコブのある歪んだ松は「土方歳三嘆きの松」。これは沈んだ開陽丸をここから眺めた土方歳三が涙を流しながら叩いたからコブができたのだそう。


江差「第9回北前のひな語り」

2020年02月19日 | 道南の風物詩

 拠点会場となるCafe&Sweets「壱番蔵」の中に飾られた壮観な16組の7段飾りのひな壇

 「江差の五月は江戸にもない」といわれるほどのニシン漁と北前船の交易で栄えた江差町の「いにしえ街道」沿いの「歴まち地区」一帯で、民家の玄関先などにひな人形を飾って祭る「第9回北前ひな語り」が開催されている。期間は、2/8~3/15で、その間、いろいろなイベントが開催される。

 今年度は、江差町内や道内、岐阜県から寄贈されたひな人形計約150組が、いにしえ街道沿いの約50ヶ所に飾られているという。4年前にも観に行っているが、そのときは180組が64ヶ所で飾られていたので、その頃より少なくなっているようだ。

 なお、なぜ「ひな祭り」でなく「ひな語り」なのか・・・それは、次のような活動が基盤になっているらしい。

 「百人の語り部事業」~商店街が主体となり、いにしえ街道沿道約110戸の住民や地域に詳しい住民を巻き込んで、一人ひとりがおもてなしの心を持って「得意なテーマ」を切り口に、「独自の語り部」で地域の歴史文化を紹介する語り部となり、来訪者との対話の中で江差町の魅力 を伝え交流を深めるという手法でおもてなしの協力体制を構築する活動。

 以下の画像は、直接中へ入って見られるところと、ガラス窓越しに眺められるところのものである。

町会所

遊工房・紺屋~ここの女主人の話では、江戸時代ものもあるが経年劣化してとても飾れないとのこと。

遊工房・紺屋の吊るし雛~江差にはもともと吊るし雛はなかったらしい。ここの女主人が本州のものの作り方を学び、ここのサークルで広めたものであるとのこと。その作品が主だった。

時計屋さんの店の中

「壱番蔵」のひな段(正面から)

 飾り付けより片付けの方がひとつひとつ紙で包んでしまうので、作業的にはずっと大変とのこと。

「壱番蔵」のコーヒーとケーキ

 

以下は、店や民家のガラス窓越しの画像

これらを観て歩きながら、「いにしえ街道」の町並みも撮影してきたので、明日アップ予定。

<翌日追記>(↓クリック!)

日本最大級といわれる、遠州三山の一つで曹洞宗の名刹・萬松山可睡斎(袋井市)のお雛様。32段・1200体のお雛様


濡れ雪とガス中の「ライフスポーツ第7回スキー講習会」

2020年02月18日 | スキー・クロカン

 今日の我が班の6名(男性3名・女性3名)・1級所持者2名。

 今日は、雪は十分あったが、午前中は濡れ雪で、午後からはガス中の講習会となってしまった。気温も高く霧氷もすべて落ちていた。

 講習生はいろいろなコーチから学べるように班編成するので、顔ぶれは毎回違う。今日の班は1級から3級レベルまでと多少足前の幅があった。しかし、いつも通りに、午前中は外スキー主体のターンを、後半は内スキーの使い方等、午後からは大回りターン、中回りターン、小回りターンのそれぞれの運動の違いと、それらを生かしたリズム変化などのトレーニングを主体に講習をした。

 下記の画像は、最後の1本のトレーンの様子だが、ガスが濃くてきれいに写らなかった。


一気にツケが回ってきた雪かき

2020年02月17日 | 日常生活・つぶやき

 昨日は無理すれば22時には帰宅できそうだったが、函館の方は暴風雪とのことなので、豊浦の道の駅まで走って車中泊。

 昨夜の妻からのLINEでは「雪かきが待っているよ」とのことだった。3:30にトイレに起きたら、湿り雪が20cm以上も積もっていたのでそのまま帰路に就いた。国道は除雪されていないところもあったが、それほど苦にならずに走行できた。

 6:30に帰宅すると、雪は止んでいたが、風が強かったようで、吹き溜まりが凄い。多いところでは40cm以上もあった。しかも、下は解けたままでずっしりと重たい湿り雪である。スノーダンプでないと運ぶことができないほど。家の前は狭いので20分ほどで終わったが、町会館の駐車場が大変だった。2時間も掛かり、汗だくヘトヘト。これほど辛い雪かきは余り経験がない。

 今冬は雪かきが少なくで喜んでいたが、一気にツケが回ってきた感じ。昨日のクロカンよりずっと疲れた。

 しかし、この雪も水分が多いし、今日以降プラス気温が続くので、まもなく解けてしまうだろう。


快走を楽しんだ「第43回丘のまちびえい宮様スキーマラソン」

2020年02月16日 | スキー・クロカン

 大会要項だが、追加申し込みだったので名前は掲載されていなかった。

 美瑛道の駅で朝を迎える。予報までは冷えなかったが-8℃。スポーツセンターで受付をする。

 この大会も雪不足でコースが短くなっていた。自分がエントリーした宮様コースは本来は38.3kmだが、24kmの美瑛川の堤防の上が中心のコースになっていた。ちょうど丘をアップダウンする部分がカットされた感じで、ほとんど緩やかな下りが続くコースで助かった。

 初めの2kmほどは山へ向かう。その部分は滑りが非常に悪く辛かったが、堤防に乗ったらザラメ雪で予想していたより良く滑った。最初の2kmですっかり後ろの方になったが、堤防に上がってからの前半は追い抜きモードを楽しむことができた。

 タイムは24kmなのに、1時間32分08秒という高速レースだった。先週の「おおたき」では20kmで2時間11分も苦しんだのが嘘みたい。それだけ下り勾配な上に良く滑ったということである。順位は60歳以上の部で48位/68名だった。年齢や今の体力からするとまあ妥当なところだろう。

 

 ワンウェイコースなのでスポーツセンターからスタート地点の昨年から道の駅になったピルケの森までバスで移動。

 スタート地点でアップしてみたが冷えた新雪で滑りが良くない。スタート地点まで届けてくれる荷物袋に靴とベンチコートを預かって再びスタート地点へ。

 スタート前。10年ぶり3回目の参加だが、初めて十勝岳と美瑛岳が見えた。

 

 最初の2kmほどは山の方へ向かって緩やかな登りである。後ろの方に並んだのに、滑りが悪く辛くて、どんどん追い越される。2分ほどで休憩がてらの撮影タイム。

 

 まもなく美瑛川の堤防へ出る。待っていた下りである。こちらはザラメ雪なのでとても良く滑る。前半は追い抜きモードを楽しむ。1km表示が面白いくらい速く過ぎる。

 河川敷へ下りて、17km地点の2つめのエード。バナナもあったが水だけ飲む。

 

 河川敷のコースと折り返してくる堤防上の選手。

  

 スポーツセンターのグランドがゴール地点。温かい飲み物や豚汁などが振る舞われていた。

 

 ゴールで頂いた参加賞と記録証

 今シーズンのクロカンレースはこれで最後である。下り勾配と良く滑るザラメ雪のお陰で、それなりに心地よい滑走を楽しむことができて大満足である。

 帰路途中のバーデン富良野の温泉に寄って疲れを癒し、ブログを打った。

 そのあと札幌のニッセンスポーツに寄って、「HBCラジオハウス」で傷だらけになった方のスキーをチューンナップに出して、走れるとこまで走ってどこかで車中泊の予定。


ライトアップされた「青い池と白ひげの滝」

2020年02月15日 | 登山・旅行

 

 明日の「丘のまちびえい宮様スキーマラソン」に参加のため、美瑛まで走った。

 8:30に出て、洞爺湖~美笛峠~千歳~岩見沢~三笠~富良野~美瑛白金温泉手前の青い池駐車場に16:30に到着。

 美瑛の観光名所の青い池と白ひげの滝は、冬季限定でライトアップされている。それを見るために、まっすぐこちらへやって来たが、ライトアップは17:30から。

 ちなみに青い池は凍っていて雪が積もっているが、白ひげの滝は温泉の滝なので凍ってはいない。

 青い池ライトアップでは様々な照明パターンが用意されており、約10分間で一つのストーリーを表現するとのこと。

 白ひげの滝のライトアップ

 これから、美瑛市街地へ下り、道の駅で車中泊。