癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

夏山納め?雨の岩部岳

2014年11月30日 | 登山・旅行

雨の中の岩部岳山頂にて、三等三角点を前に

 知内山塊の根元にポッコリと突き出た目立つ山容の岩部岳(794.2m)は登山道がない山である。05年4月の残雪期に林道を辿ってスキーで登っているし、やはり残雪期に多く登られている山である。ところが、SHOさんがひと月ほど前に同じ大川沿いの「大きな沢林道」の先から頂上までの続く刈払い道を見つけて登頂してきたという。

 そのときに、知内町と福島町の境界稜線上の東側に古くからあると思れる立派な刈払い道が続いていることを確認してきた。ひょっとしたら、やはりスキーで登っている知内山系の最高峰・通称知内岳(850m)やその先の三等三角点奥丸山(826.3m)まで続いているかもしれないとのこと。

 晴れ予報の今日は、夏山納めになるだろうと、Taoさんと3人で、岩部岳に登り、稜線上の刈払い道がどこまで続いているか確かめることを目的に出掛けた。

 朝向かう途中からは知内山塊や岩部岳が微かに姿を見せていた。天気予報からも徐々に晴れるはずとの読みで、林道を終点(320m)まで走り、何も見えないガスの中をスタートした。


 荒れた林道跡を進み、左側に続く急な刈払い道に取り付く


 稜線上分岐(660m)から岩部岳へ向かう刈払い道。晴れてくるどころか、雨が降って来てカッパを着る。


 下山時、稜線上分岐から、稜線上のはっきりとした刈払い道を683ポコまで進む。当初の予定では、この刈払い道がどこまで続いているか確認するはずだった。しかし、雨で何も見えないので、そこで撤退。


稜線上の刈払い道に設置されている「宮」の文字が刻まれた標石。旧営林署OBのTaoさんによれば、昔の宮内庁所轄の土地(現在の国有林)の境界に設置されたもので、この刈払い道も国有林の境界を示すものなので、すっと続いている可能性が高いとのこと。

 それにしても悔しいのは、全道的に晴れだったはずの天気予報である。外れて曇りになるくらいなら許せるが、まさかずっと雨になるなんて考えてもみなかった。お陰で当初の計画の稜線上の刈払い道の偵察もは来年へ持ち越しとなった。まったく展望のないガスと雨の中の登山だった・・・。


GPSトラックログ(緑線は車で走行した林道、赤線が歩いたところ)

 7:45スタート、登り1時間20分、下り1時間、9:20ゴール。

 その後、時間が余ったので、国道へ出て、稜線近くまで延びている出石林道を走ってみる。標高500mまで進むことができた。林道終点の先に稜線方向に刈払い道が続いていた。ここから登り、稜線場に刈払い道があると、知内岳や奥丸山までは3kmほどの行程である。来年の楽しみにして、戻る途中から東莱出石林道を走って国道に出た。こもれび温泉に入って帰路に就いた。 


講演会&忘年会

2014年11月29日 | イベント鑑賞・参加

 午後から、桜井健治氏による函館市文学館連続講座「函館・文学の散歩道」第3回「新島襄と函館」に参加した。

 箱館から上海経由でアメリカへ密出国した新島襄の箱館に滞在した約50日間の日記「箱館紀行」と、帰国後に書いた「私の青春時代」からの引用を中心とした、当時の新島の行動や箱館の様子が中心の内容だった。



新島襄の日本出国のブロンズ像

○夜は函館トライアスロンクラブ&XCキッズ合同忘年会








部屋を変えての二次会


例年Toさんが持参する高級ワイン


ほぼ1年ぶりの蔦屋書店

2014年11月27日 | 日常生活・つぶやき





画像は他サイトから借用

 雨上がりの午前中は本を読んで過ごし、晴れ上がった昼食後に妻とウォーキングに出た。暑いくらいの気温にウインドブレーカーを脱いで歩いても汗が出た。

 妻は3.3km歩いたところにある蔦屋書店が目的だったが、自分は物足りないので、さらに函館新道を北上し、あと5kmほど歩いて蔦屋書店に戻った。この蔦屋書店は昨年の12/5にオープンしてほぼ1年を経過している。その3日後に、やはりウォーキングついでに訪問したきりのご無沙汰だったが、平日にも関わらず結構混んでいた。

 立ち読みも自由だが、何よりすごいのは、図書館と同じように椅子に座って「座り読み」ができることだ。ついつい読みたい本を手にとって、何冊かじっくり読んでしまった。

 本やCD/DVDコーナーだけでなく、生活雑貨や子どもコーナー、コーヒーショップ(スターバックス)などもある。函館観光や出張ついでにここにやってくる旅行者も多いらしい。さらに、売りもののCDやDVDを無料で視聴もできるという。これから冬になったら時間つぶしの人で、さらに混むではないだろうか? 

 気が付いたら2時間も過ごしてしまった。妻は3時間近くいたことになる。すっかり暗くなった道を遠回りして、はま寿司で夕食を済ませて帰宅した。歩きだから、生ビールのおまけ付き…。

心もホカホカの石焼きいも

2014年11月26日 | 食べ物

 昨日と一転しての曇り空に強風・・・この晩秋から初冬への移行期は、天候が悪いとなぜか寒々しく侘しい気持ちになる。とくに、アウトドア派の人間にとっては、「生殺しの季節」といっても過言ではない。
 

 家の中にいても、日差しが部屋に入らないので部屋が暖まらない。そんな中、我が家の近所の青果店で、晩秋から冬限定で、1本200円といううれしい値段で、焼きながら売っている石焼きいもが恋しくなる。1時間ほど掛けて焼くらしいが、口の中がやけどしそうなくらいアツアツの焼いもを頬張ると、体だけでなく心までもホカホカになる。昼食に1本食べたら、それだけでお腹がいっぱいになって、なぜか幸せいっぱい・・・。





 そんな天気の今日は、外出することもなく、朝からのんびりと昨日の「函館山13座全山踏破&昔の薬師山参拝道跡探索」の記録を40枚の写真とともに、ホームページにアップすることができた。

函館山13座全山踏破&薬師山参拝道跡探索

2014年11月25日 | 登山・旅行

 函館山とは、最高峰で展望台のある御殿山(334m)をはじめとして、薬師山(252m)、つつじ山(306m)、汐見山(206m)、八幡山(295m)、水元山(280m)、鞍掛山(113m)、地蔵山(286m)、入江山(291m)、エゾダテ山(129m)、観音山(265m)、牛の背山(288m)、千畳敷(250m)といった13の山々の総称である。しかし、その山名は地形図には記載されてなく、函館山ハイキングコースマップに載っている。

 そのうち、登山道があり、何度もそのピークを踏んでいるのは、御殿山、薬師山、汐見山、地蔵山、入江山、エゾダテ山、千畳敷の7座である。鞍掛山もはっきりとした踏み跡があって、一度ピークを踏んでいる。しかし、つつじ山、八幡山、水元山、牛の背山、観音山の5座は、そのピークを踏んだことがなかった。

 そこで、藪こぎ覚悟で、木の葉も落ち、草も枯れているこの時期に、この13座を一気に踏破する計画を立てた。

 しかし、薬師山は、薬師コースからではなく、も~さんが150年前の古地図「箱館之図」を基に探したという薬師堂への参拝道跡を辿り、その途中で発見したという石造りの鳥居の遺構を目にしたかった。そこで、弥生坂の上を発着地点にした。

○まずは、薬師山にあった薬師堂への参拝道と鳥居の遺構を探す

 弥生坂の一番上にある「老人ホーム泰安の郷 舟海」の横から、1週間前に見つけた旧道然とした道へ入る。その上で、も~さんのGPSトラックログを頼りに鳥居の遺構を探したが、見つけらなかった。そこへ、散歩の人が通りかかったので、聞いてみようと声を掛けたら、なんとスキー指導員仲間のKuさんだった。

 二人で探したが、やはり見つけられなかった。再びも~さんに電話を掛けたら、すぐ下まで来てくれていた。も~さんも資格返上はしているが、昔のスキー指導員仲間で、Kuさんとは顔なじみである。


数10年ぶりに再会したKuさんとも~さん

 思いがけない3名の出会いに感激しながら、鳥居の遺構を探す。すぐには見つからなかったが、見つけたのはやはりも~さんだった。


 円柱が建てられていたと思う丸い穴が開いた台座2個と鳥居の屋根の形をした長い石が2本見つかった。支柱は持ち去られたのか見当たらなかった。も~さんによると、古地図にも2ヶ所の鳥居が描かれているという。これで、要塞になる前に参拝道があったことがはっきりした。


 そのあと、ほかの2名も薬師山まで付き合ってくれるとのことで、観光道路を横切って、その上に斜面に残る参拝道跡を探しながら登った。

○薬師山を初めとする13座踏破へ


薬師山の要塞跡と頂上

薬師山で薬師コースを下るKuさんと別れて、②観音山へ向かう。も~さんが観音山まで付き合ってくれるという。観光道路から尾根伝いにうっすらと踏み跡があり、頂上には「北開局」(北海道開発局)の標石が置かれてた。この観音山は、も~さんの調査研究によると、要塞になる前の西国三十三観音の1番観音が設置された山とのこと。頂上の陰に、その跡と思われる場所が残っていた。も~さんはそこから下に続く旧観音コース跡へ下って行った。

 一人で、観光道路まで戻り、登山道の観音コースから函館山展望台のある③御殿山へ向かった。


函館山の頂上御殿山にある三等三角点(点名・函館)

山頂標識と函館湾越しの駒ヶ岳~横津岳

 次に、つつじ山駐車場からつつじ山砲台跡を通り、東屋の建つつつじ山へ。ところが、次の④入江山から眺めたら、この東屋のあるピークはつつじ山のピークではなく、その西隣のピークだったことに気づく。

入江山から戻って、改めて藪こぎで、⑤つつじ山のピークへ登る。つつじ山のピークにも要塞跡があった。

以下の詳しい記録と多くの写真は、明日ホームページにアップ予定。

○その後の行程は下記の通り
千畳敷コース~<⑥水元山(藪漕ぎ)>~汐見コース~<⑦汐見山往復>~<⑧八幡山藪漕ぎぎ>~<⑨牛の背山(藪漕ぎ>~<⑩千畳敷見晴台>~<⑪地蔵山>~七曲コース~<⑫鞍掛山(踏み跡)>~宮の森コース~エゾダテ山コース~<⑬エゾダテ山>~観光道路~ゴール地点へ


初めて目にした千畳敷の最高地点に設置されていた3級基準点


地蔵山見晴台から見下ろす鞍掛山


鞍掛山砲台下にある要塞跡


最後のエゾダテ山から汐見山を見上げる


 9:00弥生坂上スタート、14:45ゴール、所要時間(含む;1時間ほどの鳥居遺構探し)5時間45分、歩数計約28,000歩。

 40枚の写真とともに詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)

山仲間の飲み会

2014年11月24日 | 日常生活・つぶやき

 昨日、札幌からの帰り、妻には八雲の落部からバスで函館まで帰ってもらい、自分は落部にあるBaさんの温泉付き別荘での山仲間の泊りがけの飲み会に参加。
 
 札幌から3名、美瑛から1名、室蘭から1名、八雲1名に自分の計7名の参加である。
 
 17:30分には全員揃い、24:30まで、豪勢な料理にエビスの樽生ビールに日本酒など延々飲み続けた。いつものことながら、楽しい時間はあっという間に過ぎる。


室蘭のマグロ専門店の本マグロの大トロと中トロの刺身


タチのしゃぶしゃぶ


タチ鍋

北大構内朝ジョグ

2014年11月23日 | 登山・旅行
〈ポプラ並木を走る〉

 朝起きて、妻と一緒に北大の構内をあちこち見ながら走ってみた。予想以上の広さに驚き、いろいろな建物があり楽しかった。知らない場所を走るのは、距離感を感じなくて、いくらでも走れそうなきがする。

 約1時間で走行距離は約8kmだった。久しぶりの早朝連れジョグで、とても気持ちが良かった。






妻のスマホで採れたトラックログ


「オペラ座の怪人」ほかin札幌

2014年11月22日 | 登山・旅行
今年の「いい夫婦の日」は、札幌の劇団四季の「オペラ座の怪人」の鑑賞がメインだった。ミュージカルや舞台は妻は好きで、東京にいた時は良く観ていたようだし、出演経験もあるらしい。

しかし、自分はミュージカルは初めてだった。歌や踊りは素晴らしいとは思うが、予想していた通りイマイチ乗りきれない感じだ。

特に「オペラ座の怪人」は映画で観て感動していたこともあるのかも知れないし、後ろ側の席で、顔が良く見えないこともあった。しかし、一番の原因はセリフが感情移入の強い歌にあるのかも?また、最後のしつこいほどのカーテンコールは、妻は大喜びだったが、自分はシラケ気味だった。情けない。




その後、買い物をして、大通り公園で昨日から始まった札幌ホワイトイルミネーションを観た。これは妻は初めてだったので喜んでいた。



そして、ホテルへチェックイン後、二人とも大好きな「串鳥」で、飲み食いの大満足な「いい夫婦の日」in札幌なり。


続々届くクロカンスキー大会要項

2014年11月21日 | スキー・クロカン

 ここへ来て、続々クロカンスキーやスキーマラソン大会の要項が届いている。
 
 今のところ、エントリー予定は、まだ要項が届いていない1/18の「HBCラジオハウス歩くスキー大会・15km」(札幌)のほかに、、2/1「札幌国際スキーマラソン・50km」、2/8「おおたき国際スキーマラソン・15km」、2/15「恵庭クロカン・30km」、2/22「湧別原野オホーツククロカン・85km」、3/1「十勝大平原クロカン・42km」である。例年通り2月~3月にかけては5週連続である。いずれも、車で移動して、ほとんどは車中泊でのレースである。

 昨年は、「札幌国際」では肉離れを起こしそうな感じで、途中リタイアしたのが心残りだった。途中リタイアは、数年前に「おおたき」でスタート間もなくにポールを折って以来だった。

 70代になっても、こうして若い人たちと一緒に挑戦できるものがあるのがうれしい。タイムや順位などは気にしないで、無理せずに楽しく滑走することを目標としたい。

中尾仁彦氏ダブル受賞祝賀会

2014年11月20日 | イベント鑑賞・参加

 「箱館歴史散歩の会」主宰・中尾仁彦氏の「北海道地域文化選奨特別賞」と「神山茂奨励賞」のダブル受賞祝賀会が、昼食会を兼ねて11:30からウィニングホテルで開催された。ご招待をいただいた上に、畏れ多くもテーブルスピーチまで依頼された。

 ちなみに、「北海道地域文化選奨」とは、道による顕彰で、地域に誇りと愛着をもって文化活動や文化支援活動に取り組まれている個人や団体・民間企業の方々の活動に与えられるもので、その活動が地域の牽引力としてますます大きく広がっていくことを期待している。賞には、「北海道地域文化選奨」(1件)、「北海道地域文化選奨特別賞」(2件)がある。今後においても地域に活力を与えながら一層の発展を期待できるユニークで魅力あふれる活動をされている方々を対象にしている。中尾さんのように個人でいただくのは極めて珍しいらしい。

 次に、「神山茂奨励賞」とは、函館出身の郷土史研究家、神山茂氏(1893~1965年)の業績をたたえ、函館文化会が1988年に創設。函館や近郊の郷土史について優れた研究、出版など事跡を残した個人、団体を表彰している。


ユーモアたっぷりのご紹介に照れながらお辞儀をする中尾ご夫妻


式次第・・・後ろの方の「お祝いの言葉」に私の名前が・・・。


80名ほどの参加者


箱館歴史散歩の会を支えるボランティアスタッフ12名の席


アトラクション・・・函館ジジーバンバンの演奏

い私のテーブルスピーチの原稿(興味のある方はどうぞ!)



編集作業のち函館山

2014年11月18日 | 日常生活・つぶやき

 午前中に、先月の総会で6期12年にわたる会長職を降りた函館スキー指導員会の機関誌『シー・ハイル』の最終号の編集作業を終えて、原稿を印刷屋さんに渡した。27年間携わってきた仕事だが、ここ数年原稿の集まりも悪くなったことのほかに諸々の事情から、自分の退任とともに最終号とせざるを得なかった。

 天気も良かったので、昼食後、MTBで十字街の通称「まちセン」(函館市地域交流まちづくりセンター)まで行って、そこから車の冬季通行止めに入った函館山の観光道路のトレイルランもどきに挑戦した。


登りは歩くこともあったが、下りは快調に走れる。


 下りで、2合目と3合目の真ん中付近のガードレールの切れ目から下に踏み跡が続いているのを発見し、そこを下ってみた。


昔からかなり歩きこまれている旧道の感じだ。


  

下り口の「区域界」標石(左)  途中の分岐付近に多くみられた「陸軍省所轄地」標石(中)  下の方に多かった「国有保安林標」標石(右)


下って行くと、人工的に平坦にされた感じの地形に出た。赤いペンキの記しは国有林境界のものらしい。ここからあちこちに旧道然とした道が続いていた。
ここのすぐ横に、弥生坂の一番上にある老人ホームがあり、そこへ続く道が一番広く、はっきりした道だった。


分岐から上に向かう旧道・・・ここには「陸軍省所轄地」の標石が多かったが、その先はどこへ続いているのかよくわからなかった。次の機会にして、下へ下った。
 

下には、人工的に造られた平坦地が段々になって続いていた。昔の宅地の跡だろうか?それとも陸軍の施設でもあったのか?

 国有林境界と思われる広く刈払われた踏み跡を下って行ったら、船見町1番地の家の上に出た。そこからの道を下ったら公会堂の横に出た。

 帰宅後に調べていて解ったことだが、この辺りには、も~さんが、古地図を頼りに見つけた薬師山の薬師堂への参拝道があったようだ。もちろん要塞になる前の話である。そのうちにも~さんから詳しい情報をもらって、GPS持参でもう一度歩いてみたいと思っている。


西部方面往復ウォーキング

2014年11月17日 | 日常生活・つぶやき

函館公園の名残り紅葉

 久しぶりの好天でほとんど風もないので、朝食後、家からスタートして、函館山麓の西部方面のウォーキングをしてきた。気温は7℃くらいしかないので、日陰に入るとひやっとするが、太陽の当たっているところの体感温度はかなり高く、ポカポカして気持ちよく歩けた。

 時間にして約3時間、歩数計は20,000歩を超えていた。歩かなければ気づかないものも発見できた。


函館駅の壁に設置されていた北海道新幹線の絵

 
歩かなければ気づかない「函館朝市発祥の地」碑    カラーのマンホールの蓋  

 

初めて目にした「開港通り」と「海峡通り」の標識

「開港通り」は、駅前~朝市前~明治館~二十間坂の登り口までの通りで、今年の7月に募集して決まった愛称らしい。
「海峡通り」は、函館駅前からドック前辺りまでの電車通りの愛称らしい。いつ決まったのか調べて見たが分からなかった。


「函館リトファスゾイレ」・・・ペリー広場の12基

「函館リトファスゾイレ」・・・元町公園の12基

 「函館リトファスゾイレ」とは、円筒形掲示塔のことで、五稜郭築造150周年の一環として、函館の幕末から開港・明治までの歴史上の人物にスポットを当て、函館市内17カ所(五稜郭・西部地区等)に合計30本設置し、函館の激動の歴史を紹介する歴史群像展示である。詳しい説明が記されていて、じっくり読むと函館の歴史がよく解る。

 11月3日まで開催の30基のうち五稜郭内の6基を除く16カ所に設置された24基が、ペリー広場と元町公園の2か所に全て集合。函館リトファスゾイレ「HISTORIA HAKODADI」COLLECTIVE EXHIBITION(集合展示)として2014年11月15日から2015年2月28日まで展示することとなったようだ。


 元町公園から雪化粧した駒ヶ岳~横津連峰を望む




亀田八幡宮の名残り紅葉

ついにやって来た

2014年11月15日 | 日常生活・つぶやき

 すでに初雪は舞ってはいたが、地面が白くなる積雪は今日が初めてだと思う。
 昨日から降り続いている札幌や旭川や道北方面などでは、季節外れの大雪だったようだ。一気にドカンと来たようで、タイヤ交換もしていない人が多く、大騒ぎのようだ。

 4日前の札幌の藻岩山で会った登山者たちが、口々に「このような天気は、今日で最後だろうね」と話していたが、本当にそうなったようだ。

 そのときの周りの山々は、まだ雪化粧してなく、「今年は山の雪は遅いね」とも話していた。函館近郊の横津連峰も白くなったのは何度かあるが、一昨日までは黒いままだった。これで。一気に冬へ突入しそうな感じだ。


夕刊には、中山峠スキー場のオープンのニュースが載っていた。
4日前の帰りに通った時には、ゲレンデに全く雪がなかったのに、一気に降って積もったようだ。

楽しみな蕾

2014年11月13日 | 登山・旅行


 明日から数日間、雪の予報なので、ベランダに出しっぱなしだった鉢物を家の中に取り込んだ。

 その中に、小さな枝を差して10数年になる葉の小ぶりな種類の通称「金のなる木」(和名はフチベニベンケイソウで花月や黄金花月とも呼ぶ))の枝先に小さな蕾がたくさん付いているのを発見。今年が初めてである。

 15年前ほどまで我が家に、葉の大ぶりな種類の背丈と枝の広がりが1mほどの大木があった。その枝先に毎年雪を被せたようにみごとな花を咲かせていたのを思い出した。咲き始めると毎年咲くようになるので、来年以降も楽しみである。


 なお、やはり毎年花を咲かせるシャコバサボテンは今年は蕾の数が非常に少ないのが残念である。来年はもっとたくさんの蕾を付ける方法を調べて、手入れをしなくてはと思った。

 なお、昨日と今日は、今回の山旅の記録のホームページへのアップ作業に従事した。お陰でようやく終えることができた。

藻岩山全コースひと筆書き踏破

2014年11月11日 | 登山・旅行

 素晴らしい秋晴れの天候に恵まれた。これまでスキー場コースと慈啓会コースから2度登っている藻岩山だが、いずれも物足りない感じだった。

 そこで、全部で5コースある登山道を1日で効率良く回る方法はないかと考えて実行した結果が、上掲のGPSトラックログである。

 藻岩スキー場コースから頂上へ登り、旭山記念公園コースを下る。車道を歩いて、慈啓会コースを登り、小林峠コースを下る。車道を歩いて北の沢コースを登り、頂上経由でスキー場のゲレンデの中のコースを下るという計画だった。7:00に出発して、13:30に下山することができた。6時間30分だった。総距離は約21kmだった。

 無駄なく全コースを歩いたという満足感は強いが、同じコースを歩いてこの山の良さを味わうには、やはり新緑か紅葉の頃が良さそうだ・・・7時間もあれば回れることが分かったので、来年にでもぜひ再訪してみたいものだ。

 天気も良く暖かかったこともあり、平日だということを忘れさせられるほど多くの登山者でにぎわっていた。5コースすべてで登山者に出会ったし、思いがけないうれしい出会いもあった。雨上がりのため、人気の高い慈啓会コースは特に泥んこで、良く登っている人はほとんど長靴だった。


スタートとゴール地点のスキー場コース登山口に設置されているコース案内図


スキー場コースの上の方から兎平ゲレンデと頂上を望む


頂上の観光道路から恵庭岳~空沼岳~札幌岳の連なりを眺める


頂上から札幌市中心街方向を望む

 
思わぬうれしい出合い

大学の大先輩で現職時代からずっとお世話になってきたNaご夫妻(左)
 
       
毎年のように一緒に登っている「地図がガイドの山登り」メンバーのチロロ2さん(右)


馬の背分岐の少し先から頂上を見上げる


小林峠コースの途中から眺める頂上


頂上の愛の鐘


下山後、そのまま帰路に就き、途中、200円の留寿都温泉に入って、19:00には帰宅できた。

詳しい山行記録は、下記でどうぞ!
http://sakag.web.fc2.com (アップ完了)