癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

快心の走り・連れラン「函館ハーフ」

2012年09月30日 | 日常生活・つぶやき

 本日の「2012函館ハーフマラソン大会」・・・夜半から凄い雨で心配したが、スタート時点から止み始め、その後、ときおり小雨がぱらつく程度で、それがとても気持ちよかった。最高気温も20℃で、気持ちよく走ることができた。

 初参加の妻のペースに合わせたが、予想に反してずっと6分/kmイーブンペースで、二人とも苦しむことなく、楽しく走り切ることができた。お陰で、6年ぶりにカムバックして以来、ここ3年間でもっとも速いタイムだった。これも、練習段階から初参加の妻に刺激されたお陰であろう。


開会式でのゲスト増田明美さんのエール


昨年の倍の3600名・・・さすが多いという感じだった。
後ろの方は、先頭グループの邪魔にならないように芝生の上に並んでいた。
スタートラインを通過したのが、ちょうど2分後だった。


往路、競輪道路交差点の近く。後ろの赤いウェアが妻。(SHOさん提供)


昭和橋付近(あと2km地点付近)で黒ウサギさんが撮って送ってくれた写真。
自分では快走していたつもりだったが、下を向いてフォームが悪い・・・。


ゴール寸前、この後、ずるい顔して妻がダッシュ!(MAEさん提供)
こちらは妻と並んでゴールしたくて、最後はペースを落として合わせたのに、
突如ゴール前で出し抜いてダッシュして1秒速くゴールしやがった。


ゴール後、それほどダメージもなく、余裕の笑顔。(MAEさん提供)



記録証・・・昨年より5分、一昨年より1分速かった。
総合順位も年代別順位も予想より良かったし、体のダメージもほとんどなく大満足。
ネットタイム(スタート地点からのタイム)を見ると、6分/kmより少し速かったようだ。
自分では6分/kmを保てば、走り通せる自信はあったが、妻がこのペースで走りきるとは思わなかった。


こちらに向かって手を振る40代女性の部で2連勝の美帆さんとチームメイト。
現在苫小牧在住だが、妻と同じクラスだった私の教え子。久しぶりの懐かしい再会。


帰路に祝杯を挙げ、味噌ラーメンを食べた
帰宅後、妻は風呂にも入らず、ソファーの上でバタンキュー・・・。
こちらは、入浴後ブログをアップし、をもう一杯。


夕食は、近くの廣河で妻の初参加快走祝い。ここでもまた。当然こちらのおごりです。

函館ハーフ前日

2012年09月29日 | 日常生活・つぶやき
 いよいよ明日に迫った函館ハーフマラソン・・・妻の初エントリーもあるが、参加人数が昨年の倍の3600人になる記念すべき大会でもある。

 15:00からのゼッケンナンバー等の受付に出掛けた。受付時間帯は陸上競技場へ繋がる道路はあちこちですべて渋滞になっていた。去年まではなかったことだ。自分はだいぶ手前で車で待っていて、妻に受付をしに行ってもらったが、凄い人数が並んでいたそうだ。人数が倍になったことがこのような変化となって現れていた。

 さらに、昨年と変わったことは、スタートで並ぶ場所が5段階に分かれて指定されたこと。昨年はA~Cの3段階だったが、今年はA~Eまでに細分化されていた。自分も妻もDである。だいぶ後ろなので、スタート地点を通過するまでに時間が掛かりそう。

 この大会の参加賞はこれまでも結構使える物が多く重宝している。今年はネックウォーマーとアームウォーマーだった(写真参照)。今回はそれほどでもないかな?

 例年、大会参加のための調整で2週間ほどは山から遠ざかる傾向にある。今回もそうだった。先週の土曜日にコース試走をして、今週の水曜日に10km、そして、今日の午前中に5kmの調整ランで当日を迎えることになったが、果たして・・・?

 今夜、陸上競技場近くのホテルで、スキー指導員会の役員会があった。明日の参加者の宿泊で車を停めることが出来ないのが分かっていたので、自転車で出掛けた。役員のみんなから「頑張ってください」と言われたが「いいえ、決して頑張りはしません」と答え、「気を付けて走ってください」には、素直に「はい、そうします」と答えた。



武四郎は羊蹄山に登っていなかった

2012年09月26日 | 登山・旅行
 去る9/22(土)北海道新聞札幌圏版に掲載された拙筆による「ほっかいどう山楽紀行」は「羊蹄山」だった。
 http://sakag.web.fc2.com/9-youtei.htm (アップ済み)

 ところが、一昨日、担当者から「「松浦武四郎が・・・自らも登っている」との記述ですが、実際には登っていなかったようです。他から指摘されて判りましたが、『倶知安町百年史』にもそう書かれているようです。」との連絡を受けた。昨日は、読者からも指摘があったそうだ。

 武四郎の『後方羊蹄(しりべし)日誌』では安政五(一八五八)年二月四日(新暦三月十八日)に羊蹄山に登っていて、その登頂記も記されている。深田久弥も『日本百名山』の中で、それを信じて、武四郎の厳冬期登攀の快挙を絶賛している。自分もそれを信じていた。

 早速、ネットで調べてみた。この記述から武四郎は積雪期の羊蹄山に登頂したと考えられていた。しかし、後に存在が明らかになった調査日誌の行程から、昭和60年代?に研究者の間で論争になり、「登っていない」ことで決着し、登頂記も創作であったことが判明しているという。また、自分も持っている2002年発刊の『北の山の夜明け』(高澤光雄編)にもそのことが記されている。
 
 その登頂記と創作とされている根拠を要約したものを、ネット上で見つけた桐生山野研究会増田宏氏の「松浦武四郎が登った北海道の山」から抜粋してコピペすれば、下記の通りである。
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<登頂記>
 二月二日に雄岳(尻別岳)の下に達してそこに祠を置き、木幣を捧げてから雌岳(羊蹄山)の登攀にかかった。三日は二合目に泊まったが、寒さで巨樹が凍裂して地震のようで終夜眠れなかった。翌四日の未明に出発して四合目で日の出となった。風は刀のように顔面を打った。六合目で樹林帯を抜け、八合目からいよいよ険しくなり、午後ようやく頂上に達した。頂上は富士山のように窪んでいて周囲が一里半ばかりある。冬はその凹地に熊が冬眠しており、現地人は春を待って熊を獲るという。自分が登った時は帰りを急がされたので一頭も獲ることができなかった。

<創作とされている根拠>
 この記述から武四郎は積雪期の羊蹄山に登頂したと考えられていたが、後に存在が明らかになった調査日誌の行程からこの登頂記は真実でないことが判明した。安政五年の調査記録戊午東西蝦夷山川地理取調日誌第一巻「東部作発呂留宇知之誌」によると、武四郎は二月三日にウス会所に泊まり、四日にアブタへ向かっている。このことから羊蹄山登山は創作であることが判る。また、登山紀行の部分のみ漢文で書体が異なっており、頂上の凹地に冬眠している熊を時間がなくて獲れなかったなど荒唐無稽な記述からも事実でないことは明白である。武四郎は登山家として羊蹄山に興味を持ったが、おそらく冬期の登頂が困難で果たせなかったので伝聞から登頂記を創作したのだと思う。登路の描写や頂上の地形、熊の話などはアイヌの人からの聞き書きであろう。
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 なお、『石狩日誌』でも、安政四(一八五七)年閏五月二日(新暦六月二三日)に石狩岳(現在の大雪山)にも登っていて、その登頂記も残っているが、これも同じように創作とされている。

 実は、「自らも登っている」と断定的な書き方をして大丈夫かな?と思ったりもした。そのときに詳しく確かめれば良かっただが・・・。これまでも、歴史的なことを書くときには、いろいろ調べて書いてはきたし、はっきりしないときには断定せずに、「・・・らしい」「・・・とのこと」「・・・だが定かではない」などと書くようにしては来たが、今後、より一層詳しく調べて記述することの大切さを痛感した。お陰で、良い勉強になった。

 もう掲載されてしまったものは直しようがない。とりあえず、HPへの掲載記事の下に、[訂正]を入れておいた。また、次の掲載分(ニペソツ山)に、簡単な訂正文を掲載できないか担当者とも相談中である。

ようやく秋の気配

2012年09月26日 | 花・紅葉だより
  
ここ数日、一気に涼しくなり、ようやく秋の様相を呈してきた。
    今朝は、タオルケット一枚で寝ていたら寒くて目が覚めた。

  久しぶりに清々しい天候に誘われて、カメラ片手に横津岳頂上付近をぶらついてきた。
    明らかに例年より遅れてはいるが、ナナカマドやタカネザクラが色付き始めていた。
   

 横津岳頂上南斜面 


 生憎駒ヶ岳の頂上部分は雲の中


 袴腰岳分岐のすぐ下に西側へ続く笹刈りがされたばかりの踏み跡があった。
 それを辿って100m位下っていくと、岩の上に心不動院の仏像が祀られていた。
 このお寺は、横津岳道路入口の上の方にあるが、ここにこのような物があったなんて、初めて知った。

 今日より3日早い03,9,23には、こんな素晴らしい紅葉に彩られていた。
 http://sakag.web.fc2.com/03tomoe.htm


 大中山のりんご園 



 今朝の日の出

大人の隠れ家 自然料理「すず音」

2012年09月23日 | レトロ建築・古民家カフェ

 以前から行ってみたいと思っていた弁天町にある大人の隠れ家 自然料理「すず音」(昨年の12月オープン)・・・ハコダテトリエンナーレを見に行ったついでに念願を叶えてきた。

 お洒落な料理も美味しかったが、景観形成指定建築物件に認定された和洋折衷の古民家を利用したレトロな雰囲気を醸し出した店内が魅力である。

○1500円のランチセット


 
 


○昭和の雰囲気溢れるレトロな店内











 お客の切れ目を狙っての撮影に苦労したが、これらの骨董品はすべてオーナーの趣味で集めた物とのこと。
 2階の部屋も観たかったが、片付けていないとのことで断られた。「今度いらしたときには観てもらえるようにしておきます。」とのことだった。

ハコダテトレンナーレ2012

2012年09月23日 | イベント鑑賞・参加

 2009年函館開港150周年を記念して行った「アートフェス・ハコトリ」に続く「第2回ハコダテトリエンナーレ」が弁天地区を会場に開催されている。

 函館ならではの古い趣のある建物を会場とした函館にでしかできない美術展。作家には その雰囲気に触発された作品を創っていただき、鑑賞者の方には建物と美術の二つの作品を同時に観ていただこうという趣旨らしい。

 三会場に、10人の若手芸術家の空間芸術作品が公開されている。その中からいくつかを・・・、


明治時代に造られた防火のための煉瓦塀の上に建つ昭和初期の木造建築長屋の「弥生町長屋」






元は大正時代に建てられた質屋の蔵だった「ギャラリー三日月」






1907年開業、2010年閉鎖の道内で2番目に古い銭湯だった「旧大黒湯」


はこだてグルメサーカス

2012年09月22日 | イベント鑑賞・参加

 函館市制施行90周年、北海道新聞社創刊70周年記念事業である「はこだてグルメサーカス」が、9/22・23の両日、大門グリーンプラザと函館朝市第一駐車場を会場として開催されている。函館とゆかりのある外国・国内の都市や日本各地の「美食」が集合する函館最大級のグルメイベント。

 グルメは大好きだが、人混みは嫌いだし、並ぶのはもっと嫌い。しかし、その辺りは厭わない妻に付き合って、午後から昼食がてら出掛けた。

 グリーンプラザ会場は、「開港都市と姉妹都市のひろば」「翼でつながる東京・大阪・名古屋のひろば」「函館市のひろば」「東北6県のひろば」の4つのひろば。朝市会場は、「みなみほっかいどうのひろば」(函館・渡島・檜山の各市町村)からなっていた。合計100ほどのブースがあった。

 凄い人出だった・・・函館駅前から松風町、グリーンプラザにこれほどの人が歩いている様子はここしばらく見たことがなかった。あまりにも並んでいるブースはパスし、とりあえず、妻に並んでもらって、下記の物を食べることができた。新潟の地ビールも飲んだ。

 
 新潟の辛みそ焼きそば           長崎蒲鉾のハトシロールほか

 
 函館の寿司                函館・くいだおれ太閤のたこ焼き

 
 北斗市の室蘭焼き鳥            龍鳳の塩ラーメン(これは店で食べた)


 朝市第一駐車場「みなみほっかいどうひろば」の様子


 駅前とグリーンプラザを結ぶ2台のシャトルバス

コース試走

2012年09月22日 | 日常生活・つぶやき


 函館ハーフマラソンまであと1週間となった。そこで、涼しい内の早朝、妻と一緒にコースの試走にトライ。日の出とほぼ同時にスタートしたので、近くの道路の真っ正面から朝日が昇った。昨日から急に涼しくなり、スタート時は14℃位だったようだ。

 家から出て千代ヶ岱陸上競技場そばの高砂通りの交差点からコースに合流。距離的には22km以上走った。信号待ちやトイレ休憩等で休み休みながらではあるが、走った時間は正味2時間20分ほど。


 涼しくて、それほど汗も掻かなかったことや、妻のペースに合わせての走りだったこともあり、最後までそれほど辛さを感じないで走り切ることができた。途中、多くのランナーに出会った。みんな最後の調整ランなのだろう。

 当日も、タイムより苦しまないで最後までイーブンペースで走ることを目標としたいので、妻のペースに合わせて走るつもりだ。6分30秒/kmくらいで走れそうな感じなので、そうなると、目標タイムは2時間17分となるが、果たして・・・・?

うしろだ渚沙のデビュー作

2012年09月21日 | 日常生活・つぶやき



 このブログで何度か取り上げてきた“うしろだ渚沙”のマンガデビュー作「ゆメユめ」が、今月半ば発売の『別冊少年チャンピオン』に44ページ読み切りで掲載された。

 この作品は、週刊少年チャンピオン月例フレッシュまんが賞大賞作である。

 「期待の新星が描く不思議な夢の物語」「緻密な絵柄で描く新星襲来!!」「1ページ目から読ませる構図や絵柄、キャラの表情など細かな1つ1つにこだわりに見て取れる力作。先が気になるストーリー展開、構成も素晴らしい。今後に期待!!」などのコメントが紹介されている。

 この年代でこの手のマンガ本を買うのは恥ずかしい気もしたが、近くのコンビニで売っていたので買ってきた。じっくり読まないと、うん?と思わされる発想というかストーリー設定に新感覚を感じる。






 なお、挿絵画家としての2作目となった児童図書『名探偵犬パディ』シリーズ第2巻『すりかわったチャンピオン犬』も今月上旬に発売となった。これは、ネット通販で購入。
 
 こちらのペンネームは“うしろだなぎさ”としているようだ。





北洋漁業出航風景特別写真展

2012年09月20日 | イベント鑑賞・参加
 函館市北洋資料館で、開館30周年を記念した「北洋漁業出航風景特別写真展」が開催されている。

 戦後の函館経済を支えた北洋漁業・・・太平洋戦争で中断していた北洋漁業は1952(昭和27)年に再開、1988年まで続いた。多数の独航船をともなった母船団の出航風景は、昭和の函館を象徴するひとつの風物詩として港を彩った風景だった。しかし、これが終わって灯が消えたように函館の経済は冷え切ってしまったと言っても過言ではない。


 そんな記憶を思い起こさせる数々の漁船の雄姿のほか、見送る人々で沸き返る港などの光景が、A3判にパネル化した写真計70点が並んでいた。サケ、マス、カニ漁の漁船をはしけから盛大に見送る市民や、岸壁から無数に伸びるテープの華やかさ、家族の見送りを前に涙する母子の様子など・・・。


 また、昭和29年のサケ・マス船団の出航の様子を2分20秒で紹介するニチロ会(旧日魯漁業OB会)提供の映像もある。



 自分は出航風景は見たことはないが、当時の街の中の賑わいや職場の窓から眺めた津軽海峡を一列に並んで北洋へ向かう船団の光景が懐かしい。

アジィ!おとなしくPC作業

2012年09月18日 | 日常生活・つぶやき
 9月も半ばを過ぎたというのに、今日の函館は、今年の最高気温32.6℃を記録したらしい。数年前まではひと夏に30℃越えは数回あれば多い方だった。昨夏までは夜に窓を開けっ放しで寝ることはほとんどなかったのに、今夏は、このひと月ずっと開け放しだ・・・この酷暑続きは一体どうなっているのか・・・?これで、真夏日は18日目とのこと。

 朝の内は涼しかったが、10時頃には暑さを感じるようになった。昨日までの疲れもあり、午前中は、おとなしく朝から下北半島のうぐい滝川と大尽山のHPへのアップ作業に勤しんだ。

 午後からは、「ほっかいどう山楽紀行」の10/6掲載分の「ニペソツ山」の執筆を終えて、明日送信できるようにした。


 原稿執筆で思い出したが、『山と渓谷』の9月号には、拙筆による「全国隠れ名山」シリーズ「カルルス山~来馬岳」、9/15発売の10月号には「雄鉾岳」が掲載されている。これで、今年のこのシリーズも3回目・・・HPへの更新作業の他に、原稿執筆に忙しい年になっている・・・まあ、ボケ防止に役立っているだろう。





 今夜は、このクソ暑い中、公的な飲み会の会合だ。ホテルの中はエアコンが効いて涼しいが、スーツを着て出掛けるのが億劫だ。

下北半島・大尽山

2012年09月17日 | 登山・旅行

 前日のうぐい滝川遡行に引き続いて、恐山の宇曽利湖の南側に聳える端正な大尽山に登った。この山は、岩崎元郎氏の選んだ新日本百名山だ。実は、4年前に妻と一緒に登ったが、2/3ほど登ったところで妻の頭痛のために撤退していた山である。

 今回は、SHOさんとたにさんと3人で登った。天気予報は良かったが、ガスに巻かれて、遠望は見えなかった。条件が良ければ函館も見えるだけだけに、残念だった。山容は実に端正な山だが、登山道は整備されてなくて、上の方は笹が覆い被さって、ずぶ濡れになって登った。

 登り2時間40分、下り2時間5分。


 45分もの湖畔遊歩道と林道歩きの後、鬱蒼とした青森ヒバ林の中を進む。


 峠から頂上までの笹藪中に続く急登


 ガスの切れ間の頂上から、宇曽利湖と恐山霊場を見下ろす


 頂上の岩の上で記念撮影


 前日に中を見て歩いた恐山霊場


 下山後、大間まで走り、大間温泉(海峡保養センター)に入って、14:25分発のフェリーで帰路に就いた。

 詳しい山行記録は下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/ (アップ完了)

下北半島・うぐい滝川遡行

2012年09月16日 | 登山・旅行


 この連休、道内の天気予報が良くなっかったので、SHOさんの誘いに乗って、たにさんと3にんで、前日の17:00発のフェリーで大間へ渡った。下北半島の薬研温泉のすぐそばで高畑川に合流する「うぐい滝川」を遡行してきた。

 滝川というだけあって、数え切れないほどの滝が次々と現れる川だった。これまでずいぶん多くの沢を遡行したが、これまででもっとも変化に富んだ、ありとあらゆる沢登りのエキスが詰まった非常に楽しい沢だった。

 深い釜を持った何段も続く滝があちこちにあり、美しいナメあり、朝日に輝く大滝あり、標高差100mの急連瀑あり、巨岩帯の間の滝・・・などなど。

 高巻きのできない深いゴルジュの中の川のために、ほとんど直登せざるを得ない。へつったり、わずかな出っ張りを手がかり足がかりにして突破したり、ロープで引っ張り上げてもらったりと、緊張と興奮の7時間(含む・戻りと途中の林道歩き1時間15分)だった。













 
折り返し地点となった上流の左滝・右滝



 泊まったむつ市大畑町の「大畑祭り」の山車




 写真の選定に苦労した詳しい遡行記録は下記でどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/ (アップ完了)

ライフスポーツ秋の登山会

2012年09月15日 | 登山・旅行

 毎年恒例の函館ライフスポーツの秋の登山会は、今回は駒ヶ岳だった。

 2日前までは雨予報だったので、半ば諦めていたが、素晴らしい天候に恵まれた。28名の参加だったが、ずっと続いている猛暑で秋の登山会ならぬ真夏の登山会だった。
 

 7合目登山口から望む青空の下の剣が峰


 数日前の豪雨で、すっかり抉れてしまって歩きづらかった登山道


 大沼をバックに歩きづらい登山道を登る
 

 現在の頂上とされている馬の背から砂原岳を望む


 馬の背から横津岳を眺める。左は隅田盛。


 今夕は、これから17:00のフェリーで大間に渡り、明日と明後日は、下北半島の沢(うぐい滝川)と山(大尽山)の予定。

最後にようやく会えた!

2012年09月13日 | 日常生活・つぶやき
  実は、北海道の旅に来ていた群馬の岳友satouさんから、小樽の宿で一緒だったという和服姿で歩き旅をしている栃木のKo青年のブログ「ぼうけんのたびにでた」を教えていただいたのが9/9だった。

 そのコメントを読んだ湧別町のうどんおばさんから、稚内で見掛け、ご主人が湧別で見掛けたというコメントをいただいた。そのことを、satouさんがそのKo青年に教えたらしい。彼のブログに「目撃されてる・・・。」というタイトルで、こちらのブログが紹介されていた。

 彼のブログを知った時点で、Ko青年はすでに函館に入っていた。偶然出会った方のお宅にお世話になり、市内のあちこちを歩き回っていた。そのことをブログで読んではいたが、会いたくてもその術がないまま今日を迎えた。

 たまたま、今日の夕方、彼のブログを開いたら、「今、青森へ渡るために青函フェリーターミナルに着いた」と書かれていた。これは最後のチャンスとばかり、そこへ駆け付けた。

 わずか30分ほどだったが、いろいろ話しをすることができた。ここ数日、ずっと彼のブログを読んでいて感じてはいたが、なかなかの好青年だ。彼の口から歩き旅の素晴らしさや一期一会の出会いへの感動や感謝などを聞くことができ、こちらも感動した。自分も四国遍路の歩き旅を思い出し、また知らない土地の歩き旅がしたくなった。

 函館は以前から好きな町で、見たいところがたくさんあり、1週間も長居をしてしまったとのこと。明日から青森から歩き旅で南下するらしい。10月に一度家へ帰り、その後は沖縄まで歩くらしい。今後のブログが楽しみだ。


 テント等一式が詰まったリュック代わりの木箱・・・20kgもあるそうだ。
 足は地下足袋、すべてが様になっている。


 夕陽に照らされながら写真を撮って、フェリーへ乗り込んだ。


 彼を見送った後の夕陽。