癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

1日も早い回復を祈って・・・・

2010年01月31日 | 日常生活・つぶやき
                     (昨年6月の桂岳頂上にて)

 本日、これまで何度もご一緒し、拙サイトの山行記録にたびたび登場する岳友Fuさんのお見舞いに行ってきた。

 正月明けの3日に、翌日の山のお誘いを携帯電話に入れたら、本人ではなく、妹さんが出てビックリ・・・実は、暮れに実家のお手伝いをしていて、倉庫?の梁から落ちて、頭を打ち、脳幹と小脳を損傷する重傷で入院したとのこと。

 すぐにでもお見舞いに駆けつけたかったが、「今は声のする方に目を向ける程度なので、もう少し回復したら連絡をします」とのことだった・・・スキーがもっと上手くなりたいと「ライフスポーツ」に加入し、七飯スノーパークのシーズン券も購入済みで張り切っていたのに、そんなに重傷だったとは・・・ひたすら回復を願いながら、日々電話を待った。

 3日前、ようやく妹さんから電話が入った・・・「今日はとても調子が良く、うれしくなって電話をしました。言葉は発せないが、ジャンケンが楽しかったようで、何度も繰り返していました。昨日まで一人部屋だったのですが、今日から4人部屋に移りました・・・」とのこと。

 今日、午前中のXC-KID'Sの練習会を終えて、午後にお見舞いに出掛けた。幸い、電話で話していた妹さんといつも拙サイトを見ているという東京の息子さんにも会うことができた。

 それまで、朝からずっと眠ったままだったらしい。私が行ったので起こされたが、もの凄くうれしそうな目をして迎えてくれた。妹さんや息子さんの話では「こんな良い表情を見せたことは、これまでなかったです」とのこと・・・手を握って「早く良くなって、また山に行くよ!」と言ったら、大きく頷いた。目も見え、こちらの言うことは通じるようで、口を動かすが言葉にならないのがもどかしそうだった。手や足も少し動かすことができるが、喉に痰を出す器具を付けていて苦しそうだった。

 そうこうしているうちに子供連れの姪御さんの家族が来た。体を自分で起こして座ろうとするので、ベッドを起こして座らせてもらう。3人の子供たちの一人一人にうれしそうに反応している姿がうれしかった。

 帰り際に、「今度また、カミさんも連れて来るから・・・」と言ったら、両手を合わせて大きく頷いていた。

 今後はリハビリしかないので、もう少ししたらその設備の整った別の病院へ転院するらしい。なんとか1日も早く言葉を発することができるようになり、体を動かし、歩けるようになって欲しいと願って病室を後にした・・・。 

鉄砲岳

2010年01月30日 | 登山・旅行
 昨日に引き続き、SHOさんと二人で、八雲町にある名前の由来が気になる「鉄砲岳」(540.1m)に登ってきた。

 八雲町落部から厚沢部町へ抜ける道道67号線沿いを走り、銀婚湯温泉の先に分岐のある下二股林道を除雪終点から6kmほど山スキーで歩き、カンジキに履き替えて南尾根に取り付いた。

 地図で予想していたより、ずっと細くて急な尾根が続いていた(画像)。頂上には、古い白布と新しいピンクテープが木に結ばれていた。このようなマイナーな山でも、名前のある山は我々以外の物好きな登山者がいることが判明。

 下二股林道を5kmも入った林の中に、「八雲町立二股分校跡地(昭和42年廃校)」の石碑を見つけてビックリ。どうやら、この林道沿いは戦後入植の開拓地だったらしい。

 登り 3時間10分、下り 2時間10分

 帰宅後、鉄砲岳の由来を知りたくて、八雲のスキー指導員仲間に、さらには、廃校1年前の昭和41年に新卒で上ノ湯小学校に勤めた友人に電話を入れた。山名の由来は、調べてくれるとのこと。上ノ湯小学校二股分校は、当時3年生まで在学し、4年生以上は本校へ通ったらしい。昭和41年で6~7名ほどの子供がいたような気がするとのこと。 

 詳しい山行記録は、明日アップ予定の下記からどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/teppou.htm

798.1峰(点名・尖岳)

2010年01月29日 | 登山・旅行
           

 本日、休日だったSHOさんの誘いで、森町の駒ヶ岳ダムの新鳥崎大橋から西側に見える798.1峰(三等三角点名・尖岳)<右のピーク>にカンジキで登ってきた。最近は、無名峰のマイナーピークが多くなってきた・・・。
 画像の中央右の尾根を辿ったが、尖っていたのは、手前左の733ピークで、肝腎の頂上は尖ってはいなかった。

           

 733ピークへの尾根は非常に急で厳しかったが、最大の難所は、その尾根を遮るように屹立する尖った岩頭を巻いて登り返す急斜面であった。雪崩れないことを願って、腰辺りまでの深さの急斜面を恐る恐る四つん這いになって登った。帰りは谷底までの滑落を防ぐために、この部分はを回避して途中から登り返した。

 登り 3時間20分、下り 1時間45分

 詳しい山行記録は、下記からどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/798.htm 

my深雪滑降の動画

2010年01月28日 | スキー・クロカン
1/23の羊蹄山で、仲間が撮ってくれた深雪滑降の動画がyoutubeにアップされた。
その中から、私の滑りが映っているものを下記に紹介したい。
自分の滑りの写真や動画はなかなか見られないし、ましてや機会の少ない深雪滑降だけに自分には貴重な映像である。

http://www.youtube.com/watch?v=O-YIcW-0tuw
      一番最初に映ってるのが私です。
http://www.youtube.com/watch?v=xxji0yRrWOY
      後半映っているのが私です。 

ワクワク・ドキドキ

2010年01月26日 | 登山・旅行
     (北アルプス燕岳で迎えた雲海上のご来光・・・こんな1日の始まりは、ワクワク感最高潮!)

 今日の朝刊に掲載されていた香山リカさん(精神科医)の「小さなワクワクをみつけよう」というエッセイを読み、「そうなんです・・・これなんです!」と大いに共感した。
 これは、15歳のバンクーバーオリンピック選手・高木美帆さんがインタビューのたびに「ワクワクしています」と五輪への期待を口にしていることに端を発した内容ではあったが・・・・。


 自分が50代を目の前にして、健康維持と老化防止のために始めた山にこれほどハマッてしまったのは、この「大きなワクワク感と小さなドキドキ感」がすべてと言っても過言ではない。しかも、「一人歩き」にこだわるのも、それをより高揚してくれるからだ。
 
 『日本百名山』の深田久弥氏が、「百の頂に百の喜びあり」と語っているが、どんな山であっても、また、繰り返し登っても、そこには必ず新しい発見と感動がある。それがドキドキ感の大きな難き山であればあるほど、その達成感や充実感は大きい・・・それが、エクスタシーとなり、次へのワクワク感へと繋がっていく・・・これが、プラスのスパイラルであろう。18年間のそれは、自分の山のキャッチフレーズでもあるワクワク感に満ちあふれた「子どもの心で山へ」の繰り返しでもあった。

 ワクワク感とドキドキ感は、表裏一体のようなものでる。徐々にステップアップしてきたプロセスには、このドキドキ感の克服が付きものであった。山に向かう以上は、どんな山でもリスクが伴う。難しい山や登山道のない山や情報のない山などは、心配で眠られないこともある・・・しかし、登山口から歩き出せば「何とかなるだろう」という思いに変わるから不思議だ。

 考えてみれば、自分の人生そのものも同じだった・・・心配なことや失敗はあっても、それを乗り越えたところにある楽しみにワクワクしながら、プラスのスパイラルで頑張って来れたような気がする。人生も下り道になってしまった現在は、頑張ることは少なくなったが、心配や不安は大いにある。

 そんな心配や不安を気にするよりも、小さなワクワクをみつけながら生き抜きたいものである・・・しかし、山へ向かえなくなったときが来たらどうしよう・・・?。 

池ノ岱山

2010年01月24日 | 登山・旅行
         
                  (福島漁港から望む池ノ岱山)

 松前方面から福島町市街地に近づくと、市街地の背後に端正な形で聳える山がある。これが、ずっと前から気になっていた池ノ岱山(526.4m)である。目立つ山なので、登山道はないが、函館や近郊の山屋には結構登られている山のようである・・・本日、前から約束していたSHOさんと二人でついに登ることができた。

 当初は、情報の多い市街地手前の館ノ沢林道から入ろうとしたが、除雪されていないので、函館側に少し戻って、茂山川沿いの林道へ入ってみた・・・ところが、国道から1.5kmほどもきれいに除雪されていてビックリ!・・・その終点は、なんと、青函トンネルの三岳斜坑入口だった。思ってもみなかった発見に感激・・・。

           

 そこに車をデポして、その先に続く茂山川沿いの林道を辿る。その林道は、やがて館ノ沢林道へと続く林道となっていた。その先の最短距離の北尾根から頂上を目指した。結果的に、おそらく他の人が登っていないルートからのアプローチになったようだ。しかし、残念ながら、木立が煩かくて、展望には恵まれなかった。

 登り 1時間45分、下り 50分。
 
 詳しい山行記録は下記からどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/ikenotai.htm  

滑るために登った羊蹄山

2010年01月23日 | スキー・クロカン
       

 札幌方面のHYML仲間から誘いを受けて、羊蹄山の真狩コースをc1050付近まで登り、深雪滑降を楽しんだ。

 50cmほどのラッセルであったが、標高1000mを越えると、風で雪が飛ばされてアイスバーン状でクラストしていたのと吹雪模様になったので、c1050から滑り降りた。

       
                     (私の滑りの後ろ姿~ぐちくん提供)

 ガス中のやや重の膝上ほどの深雪であったが、みんな子供のようにはしゃいで自然斜面の深雪滑降を楽しんだ。
もう少し天候が良ければ、もっと楽しかったのだが、残念だった。それでも、厳冬期の羊蹄山は初めてだったし、深雪を滑るために登ったのは久しぶりだったので、大満足だった。天候の良いときに再チャレンジしたいものだ・・・・。

 登り 2時間10分、下り 40分

 詳しい山行記録は下記からどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/youtei10-1.htm

「小僧の神様」

2010年01月21日 | 食べ物
 ずっとスキーネタばかり続いたので、少し趣向を変えて・・・・。

 昨夜の夕食は、近くの回転鮨に出掛けた・・・・二人とも鮨が好きで、月に一回は食べている。要は、安い回転鮨を腹一杯食べるのが好きなのである。昨日も二人で25皿も食べちゃった・・・食い過ぎ?

 今でこそ、回転鮨の登場で身近な食べものになったが、「函館の鮨は安くて美味しい」が定評であったにもかかわらず、なかなか口に入るものではなかった。

 自分にとっての「鮨は高いもの」という概念の原点は、まだ鮨を食べたことのなかった子供の頃に読んだ志賀直哉の『小僧の神様』である。

 ・・・・番頭達の話で聞いて、鮨屋に行ってみたいと一生懸命貯めた小銭を持った丁稚の小僧が、使いの帰りに鮨屋に入る。目の前に出された鮨に手を伸ばすが、その値段を聞いて金が足りないことを知って店を飛び出す・・・この場面の惨めさが、もの凄い強烈なトラウマにも似た印象となってしまったのである。

 その後まもなく、自分が生まれて初めて食べた鮨は、昔の函館駅前通りにあったビル食という食堂の、一口では食べることができないことで有名な大きな鮨であった。味は覚えていないが、このときも「小僧の神様」の小僧のことを思い出し、申し訳ないような気持ちになったのを今でも鮮明に覚えている。

 そんなことで、他人からご馳走になるとき以外は、カウンターに座って食べたことがなかった。そんなときも値段が気になって落ち着かないし、もっと食べたくても遠慮ばかりしていた。家族で鮨屋へ行っても、いつも小上がりで、値段のはっきりした桶に入った鮨ばかりを食べていた。

 いつか「一度でいいから、カウンターに座って、値段を気にしないでお好みを腹一杯食べてみたい」という想いは夢であったが、とうとう実現することはなかった。

 ・・・・ということで、好きなネタを値段を気にしないで腹一杯食べられる幸せを叶えてくれた回転鮨に万歳! 

シニアのスキー指導&留の湯

2010年01月19日 | スキー・クロカン
本日、七飯スノーパークで、「ライフスポーツ」の2回目の講習会の講師を務めた。
このクラブの講習会は9回もあるが、なんやかんやでお手伝いのできるのはわずか3回しかないのが申し訳ない。

担当をお願いされたのは、男性女性のミックス班で、男性は78歳と77歳、女性は71歳と69歳と人生の大先輩ばかり・・・。

普通は年齢を聞いただけで、どんな指導をしたらよいか悩んでしまいそうだ。
しかし、3人は以前にも担当したことがあるベテランばかりなので、心配はない!

今日は、高い姿勢で楽に滑ること、内スキー~山スキーに積極的に乗り込んで操作することを中心に指導した。
みなさん、こちらの指導を一生懸命体現しようと努力されるところに、若さと向上心を感じて大感激だった。
最後の1本は、4kmをノンストップで滑り降りた・・・みなさん、お若い!

では、年齢を感じさせない滑りをご覧ください。
本人たちの名誉のために書いておきますが、これは、たまたまカメラに収まっていた場面なので、これより素晴らしい滑りの場面がまだまだ多くありました。

          
             78歳の男性                      77歳の男性
                 
          
             69歳の女性                      71歳の女性 


講習終了後、特に疲れたわけではないが、久しぶりに東大沼温泉の「留の湯」に入りたくなった。

          

 この温泉は、1856年(安政3年)の駒ヶ岳大噴火の際にここの湯治客が被災したという記録があるところから、大沼周辺で最も古い歴史をもっている温泉と言われている。
「留の湯」として開設したのは1876(明治9年)で、現在は「旅館留の湯」としてこの銘泉を守り続けており、今もなお優れた温泉として多くの入湯客が訪れている。

 泉質は単純泉(中性低張性高温泉)で、もちろん源泉100%掛け流し。日帰り390円という入浴料もうれしいが、自分が好きなのは、ゆったりと浸かっていれるやや温めの湯温とさっぱりとした肌触りである。現職の頃、ここでのんびりと心身を癒したくて、わざわざ車で来たものだ。
 あと、安政年代から続く「安政の湯」という古い温泉も500円で入ることができる。私が若い頃はこれがメインの温泉だった。

2010函館大沼クロカンフェス

2010年01月17日 | スキー・クロカン
 本日、毎年参加している「2010函館大沼クロカンスキーフェスティバル」が、大沼プリンスホテルのゴルフ場を会場に開催された。「全日本スキー指導者研修会」と日程が重なったが、会場が近かったので、午前中だけ中座して、こちらへ参加した。

 年々参加者が少なくなり、今年限りの開催となるらしい。そのせいか、これまでの2時間トライアルがなくなり、10km、5km、3kmの3種目だけになった。仕方ないので、5kmコースを2周する10kmに参加した。参加者は合計で200名弱で、そのうち、10kmは92名だった。

 現地の朝の最低気温が-16.5℃という道南にしては珍しい冷え込みだったらしい。スタート時には-10℃ほどにはなったが、無風快晴で陽光が暖かく、寒さは感じなかった。しかし、日陰の所は非常に滑りが悪かった。

 詳しい参戦記は、ホームページの方へアップするが、結構アップダウンのきついコースだった。タイムは48分45秒で、順位的には10位ぐらいだと思う。

 地元開催の唯一の大会だけになんとか継続して欲しいと願っている・・・。

 詳しい参戦記は、下記からどうぞ!
 http://sakag.web.fc2.com/10onuma-xc.htm  

全日本スキー指導者研修会

2010年01月17日 | スキー・クロカン
今冬一番の厳しい冷え込みが続いた16~17日の2日間、大沼グリンピアスキー場を会場に「2010年度函館地区全日本スキー指導者研修会」が開催された。

          

2年に1度の参加が義務づけられているが、今年は約200名の参加だった。
自分は功労指導員なので、研修会の参加は免除されているが、「日本スキー教程」改訂の年でもあり、時代の流れに遅れたくないことや、開閉会式の挨拶を依頼されていることもあり泊まりがけで参加した。

          

1日目午前中は、グリンピア大沼のホテルでの理論研修・・・主任講師のSAJ教育本部専門委員浜辺講師

          

午後と2日目は、年齢順に15班に分かれての実技研修。(2日目の午前中は「大沼国際クロカンスキーフェスティバル」へ参加のために中座)

我が班は、65歳以上の超ベテランばかりの「花の1班」・・・新しい教程や研修のメインは「自然で楽な合理的な滑り」である。筋力やパワーは必要ないのでみんななんとかこなすことができた・・・・。

          

駒ヶ岳を目の前に眺めながらの快適なゲレンデで楽しく滑る。

          

1日目の夜は、講師陣と函館スキー連盟や函館スキー指導員会役員の懇親会・・・酔いの残った体に朝日に輝く駒ヶ岳剣ヶ峰が眩しい・・・・。

スキーinニセコ

2010年01月15日 | スキー・クロカン
 12~13日の大滝でのクロカン合宿を終えて、ニセコグランドホテルへ移動し、14日にはニセコアルペンスキー場でスキーを楽しんだ・・・。

 この2泊3日が、年に1回の妻孝行を兼ねたホテル泊まりの贅沢である・・・あとの山旅やクロカン大会へ出場はすべて車中泊なので・・・。
 
         
 
        見慣れてはいるが、ニセコ町市街地の除雪の雪壁の高さにはいつも驚く。

         

        一晩で40cmほども積もり、翌朝の車の雪払いもひと苦労・・・。         

         

        昨夜の大雪のお陰で、非常に快適な深雪を楽しむことができた。
        非常に軽い雪で、ゲレンデ感覚でターンを刻むことができるのうれしい。

         
     
大雪の予報だったが、午前中、30分ほど晴れ間が広がり、頭を雲で覆われた羊蹄山も見えた。
しかし、このとき以外は激しく降りしきる雪の中での滑りだった・・・。

それにしても、ニセコのスキー場は外国人が多い。ヒラフスキー場の方がもっと多く、外国のスキー場にいる錯覚を覚えたが、このアンヌプリスキー場でも半数以上は外国人であった。
スキー場もこの時期にしては非常に空いていた・・・リフトやゴンドラ待ちの列はなし。昼のレストランは、2/3が外国人で、非常に空いていたのにもビックリ・・・日本人のスキーヤーはどこへ行ったのだろう・・・?         

クロカン合宿in大滝

2010年01月15日 | スキー・クロカン
 ここ数年、恒例となっている正月明けのクロカン合宿in大滝・・・妻は、かに三昧バイキングin名水亭がメインだが・・・今年も名水亭の料金が安くなった12~13日に出掛けた。

 毎年2月第1週日曜日に開催されている「おおたき国際スキーマラソン大会」の会場となる伊達市大滝区にある常設のクロスカントリスキーコースは、実に素晴らしい施設である。

          

 大滝総合運動公園を発着点に、豊かな森林の中や長流川沿いなどを回れるようコース設定がされている。
 8km、5km、3.5km、おまけの2kmのコースがあり、毎日数回圧雪車できちんと整備されている。
 何と言っても、これだけ立派な施設なのに、無料開放というのが最高・・・!
 朝早くから暖房が入り、ワックス処理台が4台も設置された休憩所キートスマヤもあり、愛好者のサロンとなっている。
 また、グランドと3.5kmコースには、ナイター施設まであり、夜の9時まで利用できる。

          

 12日は、正午前から、グランドで足馴らしをして、まずは、8kmとおまけの2kmを合わせた10kmをカメラ持参でのんびりと・・・。
 少し休んだ後、今度は20kmをノンストップで回っった・・・当然、温泉とビールとバイキングの楽しみが、頑張りのエネルギーとなるのは言うまでもない。
 温泉とビールはいいが、貧乏性なので、バイキングはついつい食べ過ぎてしまう・・・腹の苦しさと足腰の疲れの二重苦でなかなか寝付けなかった・・・。 

          
 
 翌13日は、9:30から再びコースへ。グランドで、妻の練習に少し付き合った後、10kmを3本こなして、13:30には打ち上げた。2日間で延べ65kmくらいは滑走したことになる。
 終了後、翌日の目的地、ニセコアルペンスキー場近くのニセコグランドホテルへ移動・・・。

 
          
 
           グランドから徳舜瞥岳をズーム・・・夏に3回、冬には右の尾根を山スキーで1回登っている。

          

           コース途中の白い雪と赤い河床のコントラストが美しい川
          
          

           長流川(おさるがわ)の幅広の滝  

スキー・スノーボード技術選手権大会

2010年01月11日 | スキー・クロカン
本日、今金ピリカスキー場を会場に、「第31回スキー・第6回スノーボード函館地区技術選手権大会」が開催された。

主催は函館スキー連盟だが、後援が函館スキー指導員会の関係上、副大会長として参加。
往復230kmを運転し、来賓祝辞も述べ、最後まで大会を観戦してきた。

         
 
スキーとボードと合わせて47名の出場者が集まった。
これは、北海道大会の地区予選を兼ね、全日本にも繋がる大会で、自分が若い頃は、「デモンストレーター選考会」という名称であった。
自分も20代後半~30代前半に出場し、予選を通過して北海道大会に7年ほど参加しただけに、懐かしい思い出の残る大会である・・・あの頃は若かった~! 

         
          総合2位になった、子供のときからよく知っている八雲町のShi選手の大回りターン

         
          ジャッジマン(SAJブロック技術員)と滑り終えて次の滑りを見上げる選手たち
          

クロカン練習会

2010年01月10日 | スキー・クロカン
           
               (ノンストックでの練習風景)

 今日からオープンしたグリンピア大沼のクロカンコースでXC-KID'S(クロカンキッズ)の1回目の練習会を行った。
 
 参加者は8名とちょっと寂しかったが、私以外はみなさん初滑走なので、足慣らしといった感じ・・・。

 一人での練習は、どうしても自分のペースで滑走してしまうので、楽な方に流れてしまう。今日は、一番速いトライアスリートのMAEさんの後に付いて1kmちょっとの周回コースをノンストップで10周にトライした。ピッタリと付いて行けたのは7周までだったが、とてもいい汗を流すことができた。

 今年は、今まで解ってはいたが、面倒なのでやったことのないシーズン前の滑走面のベース作りを試みた。
 
 ガリュウムのワックスを使っているが、ワクシングをピンク5セット~バイオレット5セット~ブルー5セットを数日掛けて行った。その成果を今日試してみたが、非常に滑りが良かった・・・やはり成果があることが解ったので、来シーズンから続けてみようと思う。

<自分の今年エントリー済みのスキーマラソン大会は下記の通り>

○1/17 函館大沼国際クロカンフェスティバル(10km) 
    ※今年が最後の大会となり、これまでの2時間トライアルはなくなった。
     地元の唯一の大会だったが、参加者が年々少なくなり、今年限りの開催となった。非常に残念。
○2/7  おおたき国際スキーマラソン(15km) ※XC-KID'Sから16名の参加予定
○2/14 札幌国際スキーマラソン(50km)
○2/21 宮様スキーマラソン<美瑛>(38km)
○3/7  十勝大平原クロカンスキー<帯広>(65km)※国内最長

 来年は1月の大会がなくなるので、札幌の白旗山や滝野で開催されている大会にエントリーしてみようと思っている。

           

 帰路、大沼公園に寄り、今年も飛来してきた白鳥やマガンの群れを見て帰った。